カカオの香りが漂うカカオニブ。

毎日食べていると少しクセになりそうな食品です。

 

砂糖なしでもカカオの効果を得ることができるのが、カカオニブやカカオパウダーです。

リラックス効果、集中力アップ効果の他、アンチエイジングや高血圧予防も期待できます。

 

仕事や勉強中には最適なカカオニブについてご紹介します。

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カカオとは

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「カカオ」はチョコレートやココアの原料である常緑樹の一つです。

カカオの原産は中央から南アメリカの熱帯地域で4000年ほど前から自生していました。

 

古くは王族などの裕福な人しか食べることのできない、貴重な食品だったようです。

 

現在は、カカオに含まれる成分が体によいということが知られ、おやつとしてだけではなく、スーパーフードの一つとして健康のため摂られているケースも多くみられます。

 

チョコレートやココアは、乾燥させたカカオ豆の外皮と胚芽を取り除き、焙炒したカカオマスが使われています。

スーパーフードとしては、「カカオニブ」「カカオパウダー」があります。

カカオニブとカカオパウダー

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カカオを加工したものには、いろいろな製品があります。

チョコレートやココア、ココアパウダー、カカオニブ、カカオパウダー、カカオマス、カカオリカーなどです。

これらは加工の過程が少しずつ異なっていて、カカオそのものに一番近い状態が「カカオニブ」です。

 

お砂糖などとブレンドされているチョコレートと異なり、「カカオニブ」は甘さがなくカカオの香りがあるのが特徴です。

また、焙炒する前の状態なので、焙炒の高熱によって栄養成分が失われることなく、そのまま保持されています。

  • カカオニブ:カカオ豆の外皮と胚芽を取り除き、大きめに砕いたもの
  • カカオパウダー:パウダー状に細かく砕き、脂肪分をカットしたもの

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カカオニブの効果・効能

カカオニブに含まれる注目の栄養成分は

  • カカオポリフェノール
  • テオブロミン(ポリフェノール)
  • マグネシウム
  • 亜鉛

 

です。

その他、ビタミンAやビタミンCも含まれています。

 

ポリフェノールなどの働きでさまざまな効果が期待できます。

リラックス効果

ポリフェノールの一種である「テオブロミン」には、血行を良くする作用や緊張を和らげる作用があります。

 

現代人の悩みの一つであるストレスやイライラなどの抑制効果が期待できます。

集中力アップ

「テオブロミン」は大脳を刺激する働きがあり、カカオを摂ることで、集中力、記憶力、思考力をアップさせる効果があります。

カカオポリフェノールは脳機能の改善の効果があります。

ストレス軽減効果もありますので、集中したいときや、勉強や仕事の合間に摂るのが効果的です。

アンチエイジング

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カカオポリフェノールはとても抗酸化作用が強く、アンチエイジングや動脈硬化予防に役立ちます。

ビタミンAやビタミンC、その他含まれるポリフェノールの作用で、くすみやシミ対策の効果も期待できます。

 

また、抗酸化作用が強いことから、アレルギー症状緩和も期待できます。

高血圧予防

テオブロミンには利尿効果があることから、マグネシウムの働きもあり血管拡張による降圧効果があります。

カカオニブの注意

眠れなくなる

カカオニブには少量ではありますがカフェインが含まれています。

コーヒーや緑茶などに比べるとカフェインの作用は穏やかですが、中枢神経を刺激する作用があります。

 

寝る前に少量を摂るには、リラックス効果が期待できますが、食べすぎると眠れなくなる場合があります。

就寝前は注意が必要です。

チョコの食べすぎに注意

同じカカオでもカカオニブやカカオパウダーと異なり、チョコレートには砂糖が多く含まれています。

本来であれば、チョコレートはやめて「カカオニブやカカオパウダーを摂りましょう!」と言いたいところですが、職場などでちょこっとつまむには、やはりチョコレートですよね。

 

ということで、チョコのお砂糖について少しお話したいと思います。

チョコレートなどの原材料の欄の表記は、原材料の重量が多い順に記載されています。

 

普段食べているチョコレートを確認してみてください!

 

原材料

砂糖、カカオマス、・・・・

 

となっていませんか?

集中力アップなどでカカオを摂ることは効果的ですが、砂糖の割合が多いチョコレートを食べ過ぎると、砂糖を大量に摂っていることになりますので、注意が必要です。

おやつにチョコレートを食べるのであれば、カカオの割合が多いものを選びましょう

 

おすすめは

カカオ 70%以上のものです。

 

写真は私がよくつまんでいるチョコレートたちです。

私自身チョコ中毒なので、チョコレートはやめられないのですが、砂糖の摂りすぎは消化を妨げアレルギーにもよくないことはわかっていますので、カカオの割合が多いものにしています。

 

チョコ好きで私と同じような思いがある方も、チョコ選びを意識してほしいと思います。

 

砂糖がアレルギーを悪化させる原因に興味がある方は是非こちらから♪

カカオアレルギー

チョコレートなどのカカオが原材料の食品を食べて、食物アレルギーの症状がでる場合は、カカオアレルギーである可能性があります。

症状としては、一般的な食物アレルギーと同様で、口内のイガイガや違和感、腹痛や下痢、湿疹、蕁麻疹、呼吸器系の症状がでる場合があります。

 

また、カカオ以外にもアレルギー症状を起こす物質がチョコレートには含まれているので、体調が悪くなった場合は食べるのを控えてください。

カカオはアレルギー検査で抗体値を確認することができます。血液検査が可能です。

 

チョコレートアレルギーについてはこちらから♪

チョコレートアレルギーの症状と原因は?実は金属アレルギーの可能性も!?

 

食物アレルギーについてはこちらから♪
食物アレルギーの原因は?アレルゲンとなる食品の種類はなに?

 

アレルギー検査についてはこちらから♪
アレルギー検査にかかる費用とアレルギー検査項目のすべて

カカオニブ、カカオパウダーの食べ方

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1日の摂取量はMax25g程度にしましょう。

また、なるべくであれば有機栽培のものを選びましょう。

  • サラダにかける
  • ヨーグルトにかける
  • アイスにトッピングする
  • スムージーにいれる
  • グラノーラやシリアルに入れる
  • クッキーやパンケーキに練りこむ
  • 紅茶やホットミルクにまぜる

 

飲み物やサラダには、カカオパウダーの方が使いやすいです。

 

写真は私は食べているカカオニブです。

朝食のヨーグルトにプラスして食べています!

まとめ

カカオニブの効果は

  • リラックス効果
  • 集中力アップ
  • アンチエイジング
  • 高血圧予防

 

です。

仕事や勉強のお供に是非おためしください♪

 

ローカカオの効果についてはこちらから♪

酵素が生きてるローカカオの効能は?低カロリーおやつにはローチョコレートを!

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