オイルの中で一番抗酸化作用が高い「グレープシードオイル」。

 

ポリフェノールがたっぷり含まれ、アンチエイジングや動脈硬化予防、高血圧予防などのうれしい効果が期待できるオイルです。

ただし、オメガ6脂肪酸が多いことから、摂りすぎると「アレルギーが悪化する」など、注意しなければならない点もあります。

スポンサーリンク

グレープシードオイルとは

107.grape-seed3

グレープシードオイルとは、ブドウの種から絞ったオイルです。

ブドウがよく採れるフランスやイタリアが原産のオイルで、クセがなくにおいや味も気にならず、加熱してもよいのでお料理にも使いやすいのが特徴です。

 

透明で薄い緑色をしています。

グレープシードオイルの栄養成分

グレープシードオイルはオメガ6系の「リノール酸」が約70%を占めており、オメガ9系の「オレイン酸」が約18%と、ほとんどがオメガ6系脂肪酸です。

 

「リノール酸」は人の体内で合成できない必須脂肪酸ではありますが、私たちが普段食べている食品には多く使われているため、摂りすぎには注意が必要な脂肪酸です。

 

また、「リノール酸」を摂りすぎると、アレルギー症状が悪化する報告もあるため、注意が必要です

グレープシードオイルで注目される栄養成分はやはり「ポリフェノール」です。

ブドウの種を使っていることから、「ポリフェノール」が豊富に含まれています。

 

その他、抗酸化作用が強いビタミンEが、オリーブオイルの2倍以上と多く含まれています。

グレープシードオイルの効果・効能

107.grape-seed2

アンチエイジング、動脈硬化予防

ポリフェノールとビタミンEは共に抗酸化作用が強く、体の中の脂質が酸化することを防ぐ働きがあります。

この働きによって、動脈が硬くなってしまう動脈硬化老化防止の効果が期待できます。

 

また、グレープシードオイルに含まれる「DMB」という悪玉菌を抑制する物質の働きで、動脈硬化の原因となる物質「TMAO」が作られるのを抑えることができます。

高血圧予防

「リノール酸」は、血中のコレステロール値を低下させる働きが、「オレイン酸」には、悪玉コレステロール値を低下させるは働きがあります。

また、グレープシードオイルに含まれている「植物ステロール」総コレステロール値を下げる効果があります。

 

これらの成分の働きで、高血圧予防の効果が期待されます。

グレープシードオイルの使い方

スポンサーリンク

摂りすぎには注意が必要なのですが、抗酸化力がオイルの中で一番高いため、うまく組み合わせて摂ることをおすすめします。

オメガ3系のオイルは熱に弱いので、サラダなどに使い、炒め物はグレープシードオイルやオリーブオイルなどの使い分けがよいでしょう。

脂肪酸別の代表的なオイル

  • オメガ9系:オリーブオイル
  • オメガ6系:グレープシードオイル
  • オメガ3系:亜麻仁油、クルミ油、ヘンプシードオイル

お料理に使う

加熱もできるのでさまざまなお料理で使うことができます。

  • ドレッシング
  • 炒め物
  • 揚げ物

 

各脂肪酸の効果などの詳細についてはこちらをどうぞ♪

化粧品として使う

肌や髪へ塗ることができます。

保湿剤やマッサージオイルとしても使用することができ、アンチエイジング効果抜群です。

まとめ

グレープシードオイルの効果・効能は

  • アンチエイジング
  • 動脈硬化予防
  • 高血圧予防

です。

他のオイルとうまく組み合わせて取り入れましょう!

スポンサーリンク