青汁で有名なケールですが、生の野菜でも販売されています。効能はガン予防をはじめ、アンチエイジングや安眠、便秘予防などの効果も期待されている野菜です。

ケールを摂る上での注意点、ケールの食べ方もご紹介しています。

 

青汁を飲んで胃痛が起こる人の原因もわかります!!

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ケールとは

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「ケール」は、アブラナ科の野菜で、キャベツの仲間です。

欧米では普段からサラダなどによく使われている葉野菜の一つです。

 

原産は地中海沿岸や中近東ですが、現在は日本でも栽培されています。

生野菜はアメリカ産のものが、スーパーでも手に入りやすくなっています。

 

栄養成分が多く含まれ、苦みも少ないので「青汁」によく使われる野菜の一つです。

ケールの栄養

ケールにはさまざまな栄養成分が含まれており、それらの働きで体に嬉しい効果がたくさんあります。

βカロテンはトマトの5倍、カルシウムは牛乳の2倍、ルテインはブロッコリーの10倍とそれ以外にも多くの成分が含まれています。

 

ケール注目の栄養成分は

ビタミン

  • ビタミンA(βカロテン)
  • ビタミンK
  • ビタミンC
  • 葉酸

ミネラル

  • カルシウム
  • カリウム
  • マグネシウム

その他の栄養成分

  • カロテノイド
  • スルフォラファン
  • ルテイン
  • ケンベロール
  • メラトニン
  • 食物繊維

ケールの効能

それではケールのうれしい効能を見ていきましょう!

ガン予防

スルフォラファンは、肝臓の解毒代謝を促し、発がんを抑える働きがあります。

またケールには抗ガン作用がある、ケンベロールも含まれています。

アンチエイジング

抗酸化力が強く、肌を作るビβカロテン、シミやくすみに効果があるビタミンCが多く含まれていることから、老化防止の効果が期待できます。

安眠

「メラトニン」は睡眠を促すホルモンです。

メラトニンを摂ることで、寝つきや質のよい睡眠をとることができるようになり、不眠症改善に効果があります。

便秘

豊富な食物繊維により、胃腸の調子を整えたり、便秘防止の効果が期待できます。

目の老化予防

視力回復の働きがある「ルテイン」が豊富に含まれていることで、眼精疲労予防にも役立ちます。

目を酷使することが多い現代人にはうれしい効果です。

ケールの注意

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薬との飲み合わせ

ビタミンKが多く含まれているので、ワーファリンなどの血液サラサラの薬を飲んでいる人は摂取を控えてください。

アレルギー

青汁などの場合、ケール以外の野菜が含まれている可能性がありますので、含まれている他の成分も含め、アレルギーの可能性がある人は避けてください。

胃痛

青汁を飲むことで胃痛が起きることがあります。

これらの原因が考えられますので、注意してください。

  • 青汁に含まれている成分にアレルゲンがある
    →飲むのをやめる。
  • 一日の摂取量よりもたくさん飲みすぎによって、消化できない
    →摂取量を守る。
  • 胃がいきなり動きだしたことによる、好転反応
    →少量から始める。しばらくすると治る。
  • 農薬が含まれていて、それに反応して胃痛がおこる
    →無農薬、オーガニックのものを選ぶ。

実際にわたしは青汁を飲むと胃痛が起きます。

一日の摂取量の半分の量で1か月ほど試しましたが胃痛は治まらず、購入していた青汁は無農薬のものでした。

 

アレルギー体質なので、なにかにアレルギーがあったのかもしれません。

胃痛が起きた場合は、ムリをせずに様子を見てくださいね!

ケールを摂るタイミング

ケールは食前に摂るのがおすすめです。

食事の前にケールを摂ることで、満腹感による食べすぎの予防と、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。

 

また、安眠効果を発揮したいのであれば、夕食前がおすすめです。

ケールの食べ方

ケールは生野菜、ドライパウダータイプ、青汁などのドリンクタイプ、サプリメントが販売されています。

パウダータイプ、ドリンクタイプ、サプリメントの場合は、生の野菜とは異なり、添加物や他の成分も含まれている可能性がありますので、注意して選んでください。

生野菜の食べ方

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やはり一番美味しくいただくには、生野菜を使うことです。

葉野菜なので、レタスの代わりに使うことができます。

 

また、炒めて食べても美味しくいただけます。

  • サラダに野菜として使う
  • スムージーやジュースに入れる
  • 炒めもの
  • 餃子の具

パウダータイプ

  • パンケーキやクッキーに練りこむ
  • ヨーグルトにかける

まとめ

ケールの効能は

  • ガン予防
  • アンチエイジング
  • 安眠
  • 便秘
  • 目の老化予防

 

注意点もしっかり守って、健康を目指しましょう!!

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