れんこんには、抗アレルギー作用があり、気管支喘息や花粉症、アトピー性皮膚炎に効果があります。

その他にも、美肌や胃腸を整えたり、疲労回復や高血圧予防の効果もあります。

 

切り口が変色しやすいれんこんの処理方法もご紹介します。

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れんこんの成分

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れんこんはアレルギー性の”ぜんそくの発作”や”せき”に効果があることがわかっている食品です。

 

さまざまな効能があるれんこんの成分を見ていきましょう。

栄養成分

  • ビタミンC
  • カリウム
  • マンガン

機能性成分

  • ネバネバ成分
  • タンニン
  • アルカノイド

です。

れんこんのネバネバ成分には、疲労回復や免疫力アップ、消化を促す作用があります。

「アルカノイド」には、鎮痛作用があります。

また、れんこんを煮た汁には、抗アレルギー作用があります。

 

れんこんの効果・効能

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アレルギーを抑える

れんこんの「タンニン」には、小児喘息の発作を抑え、咳を鎮める作用があります。

 

タンニンはかゆみや気管支の発作を引き起こす物質、「ヒスタミン」を抑制する働きがあることから、抗アレルギー作用があることがわかっています。

また、れんこんのネバネバ成分には、鼻や目、喉の粘膜を保護する働きがあることから、アレルゲンによる症状を緩和することができます。

 

また、ナイアシンの働きで、皮膚や粘膜を健康に保つことができます。

皮膚のバリア機能を高めることで、アレルギーに強い体作りができます。

 

これらのさまざまな作用で、花粉症、アレルギー性喘息や、鼻炎、アトピーへの効果が期待できます。

美肌

ネバネバ成分が皮膚を保護し、ヒアルロン酸を増加させる働きがあることから、肌の水分量を保つ効果があります。

 

特に乾燥肌には効果的で、肌の代謝を促してくれます

胃腸を整える

「タンニン」には炎症を鎮め、潰瘍などを防ぐ効果が期待できます。

下痢防止にも役立ちます。

その他の作用

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他のも、レンコンには下記の様な作用があります。

  • 高血圧予防
  • 疲労回復

 

レンコンのレシピ

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レンコンは煮汁やしぼり汁に抗アレルギーの効果がありますので、アレルギー性の喘息や咳、花粉症の症状には、すりおろしたものや、ジュースにしたものが最適です。

また、れんこんの調理がきびしい方には、「れんこんパウダー」が販売されています。

 

パウダーであれば、なんのお料理にでも入れて摂ることができますので、とても簡単に取り入れることができます。

れんこんおろし汁

  1. れんこんをすりおろします。
  2. ガーゼなどに包みしぼります。
  3. しぼった汁を飲みます。

 

咳止めや痰きりに効果があります。

一度に小さじ1~2杯を空腹時に飲むと効果的です。

れんこん汁

  1. レンコンを薄切りにする
  2. レンコンを水に入れて、沸騰後20分ほど煮詰める

 

咳止めや痰きりに効果があります。

飲みづらいときは、ハチミツなどを入れて味を整えましょう。

れんこんの下準備

れんこんは切り口の色がすぐに黒く変色してしまうため、切ったらすぐに酢水につけましょう。

  1. 表面の土を洗う。
  2. 皮をむいてスライスする。
  3. 酢水につける。

 

※長時間つけると、水溶性のビタミンが流れでてしまうため、3分ほどつけたらザル上げしましょう。

 

れんこんの保存法

冷蔵保存

新聞紙、ポリ袋の順につつんで、冷蔵庫で保存します。

調理時に切ったものは、変色を防ぐため、切り口を塩水にさらっとつけてから水気を拭いて、保存しましょう

冷凍保存

冷凍する場合は、事前にカットして茹でてから保存します。

 

茹でたあと冷めてから、保存用ポリ袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。

1か月程度もちます。

 

使う際は凍った状態で、茹でるなど、加熱して使用してください。

 

まとめ

アレルギーの炎症を防ぐ”れんこん”を是非おためししてくださいね。

 

調理が難しい人は、れんこんパウダーもあります!!

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