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肌の水分は洗顔や入浴後20経過すると、水分蒸発によりカサついた状態になります。
保湿は毎日かかさず続ける必要があります。
アトピー性皮膚炎の発症を防ぐために保湿はとても有効な手段です。

 

。。。保湿が大切なのはわかっているけど、キチンとできない人もいませんか?
やはり面倒なのが、入浴後の体の保湿ですよね。
化粧水タイプのものを塗るのは簡単ですが、ワセリンが入っているものなどは、のびも悪いものもありベタベタするし、肌着にもベタベタが残るし。。。

 

面倒で続かないくらいなら、そのベタベタクリームは今すぐやめるべきです。
もっとのびがよいものも、たくさんありますので、塗りやすく使い心地がよい保湿剤を選んでください。
保湿は最大のアレルギー対策です。
せっかく保湿するなら自分に合ったものを選択し、しっかり肌を守りましょう。

 

 


アレルゲンは皮膚から入ってくる

 

昔は保湿は乾燥や炎症を抑えるために必要なこととされていましたが、今は、皮膚からアレルゲンが入ってくることがわかってきました。
皮膚のバリアー機能が低下することが、下記のさまざまなアレルギー症状の発症に関係すると考えられているのです。
・アトピー性皮膚炎
・食物アレルギー
・花粉症
・気管支喘息

 

食物として摂取していなくても、常にその食物がある環境にいるだけで、アレルギーになるリスクが上がるというデータも発表されています。
ということから、皮膚のバリア機能の低下を防ぐため、壊れたバリア機能を補うために、スキンケアが必要なのです。

 

 


どこで保湿剤を購入するか

 

保湿剤を購入するには、次の3つの方法があります。
・化粧品を購入する(顔アトピー用の保湿)
・病院で処方してもらう(顔アトピー、体アトピー用の保湿)
・市販のものを購入する(顔アトピー、体アトピー用の保湿)

 

 


保湿剤の種類

 

保湿剤には軟膏、クリーム、ローションタイプがあります。
しっかり保湿ができるものを選ぶことが大切ですが、あまり塗りづらいものを選ぶと、塗ること自体が面倒になりがちですので、塗りやすく肌がしっとりする自分に合ったものを選ぶのがいいでしょう。

 

 


顔アトピー用の保湿化粧品を選ぶ

 

女性であれば、普段使いの化粧品として保湿効果が高いものを使用するのが、使用感もよく使いやすいでしょう。
男性の方は、普段から洗顔後に顔にクリームなど塗っていない人は、これを機にクリームデビューしましょう。
何も塗らないよりは、塗ったほうがいいのはわかりきっています。
どうせ始めるなら肌に合ったものを選びましょう。

 

 

クリームタイプの保湿剤を選ぶ

 

基礎化粧品の中で、保湿剤として使いやすいのはやはりクリームタイプのものです。

クリームタイプの保湿剤には2種類あります。
①肌に浸透しやすく、のびがよい
②肌への浸透が弱く、のびが悪い。多少のテカリやベタつきがある

 

アトピーで肌の乾燥が強い人は、①よりも②の効果が強いものを選ばなくてはなりません。
肌をコーティングし水分が逃げないようにする必要があるからです。

 

また、ローションタイプのものよりは、クリームタイプのものを選ぶのがよいでしょう。
ローションタイプのものはのびもよく、使用感がサラっとしていますが、時間の経過とともに乾燥状態へ戻るのが早くなります。
また、浸透率が高く、保水力を売りにしている商品(上記①に該当)は、肌がしっとりしてとても使い心地はいいのですが、炎症があるときはとても沁みます。痛くてびっくりするくらい、しみるものもありますので、避けた方がいいでしょう。
ジェルタイプのものなどは、浸透性が高いタイプが多いので注意してくださいね。

 

 

2種類のクリームを使い分ける

 

季節や肌の状態によって、2種類のクリームを使用するのがポイントです。
乾燥部分にはこってりクリームを、オイリー部分にはコーティング機能が少し弱めのクリームを塗りましょう。

肌がオイリーだからと言って、何も保湿をしないのは逆効果です。バリア機能が低下する原因になります。

 

・肌のタイプ

乾燥肌といっても、実際には混合肌の人も多いのではないでしょうか。
額や鼻のいわゆるTゾーンは脂浮きが気になるが、他は乾燥しているなど、顔の部分によって皮脂の状態には違いがあります。

乾燥肌用のコッテリクリームをオイリーになりやすい部分に塗ると、化粧が浮くだけではなくニキビができたり他の肌トラブルになる可能性もあります。

 

・季節で

夏と冬の肌の状態は、異なりますよね。
夏はベタつきが強くなり、冬は乾燥し、季節によって肌質は変わります。
それなのに、一年中同じクリームを使用していていいのでしょうか。
やはり、季節で変えた方がいいですね。

冬の肌保湿に丁度いいコッテリクリームを夏に使うと、かなりベタベタしますので。

 

 

新しいクリームを始めるときの注意

 

・無香料を選ぶ

香料はアトピーの原因になる可能性があるので、無香料のものを選ぶ

 

・新しいものは1つずつ始めること

2つ以上併用してしまうと、アトピーが悪化したときに何が原因かわからなくなります。

 

・始めてから1か月は様子をみること

アトピーの人が抱えている悩みの一つに、化粧品が肌に合わずにアトピーが悪化することが頻繁にあります。
パッチテストや1週間くらいの使用では肌に問題がない場合でも、継続して使用することでアトピーの症状がでる場合があります。
例えば1か月経過後にアトピーが悪化した場合、その化粧品が合わなかったとはわかりにくいのです。

実際に私も1か月ほどしてから症状がでたことがありますので、使用開始日を必ずメモしておくこと。またアトピーが悪化した場合は、思い切って一度やめてみることが大事です。

 

・お試サイズがあるものは、それからトライすること

肌に合わない可能性がありますので、お試しサイズがあるものは、そちらを選択しましょう。

 

・初めから定期コースは頼まないこと

定期コースは価格も安く魅力的な場合が多いのですが、きちんと条件を確認することが大切です。

下の方に小さく、「3か月以上の注文が必要」など条件が書かれている場合がありますので、すぐに定期コースのキャンセルができない場合は、肌への負担がわからない以上はおすすめできません。

 

・肌の異常があらわれた場合は、すみやかに使用を中止する

肌の異常があらわれた場合は、すみやかに使用を中止し、その後肌が改善するのであればその化粧品が原因の可能性があります。

ただし、体調が悪いときやストレス過多の時は、そもそもアトピーの症状が悪くなりますので化粧品が原因か否かを見極めるのは難しいといころです。

 

私の場合はいったん使用を中止し症状が改善したら、再度その化粧品を使用して確認するようにしています。
それでも、肌に合わない場合はもったいないですが、使用を諦めます。
残量が多ければ「フリマアプリ」などで”使用済み”を承諾してくれる方に売ってしまいます。

 

化粧品が高価であるかは関係なく、コーティング感を第一に選んでくださいね。

 

 


市販のものを購入する(顔アトピー、体アトピー用の保湿)

 

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市販のものはドラッグストアーやネットショップなどで購入できます。
体用の保湿剤は容量の多いタイプのクリームまたはローションが最適です。
化粧水タイプの保湿剤はやはり保湿効果がいまいちなものが多く、冬に使用するとすぐにカサカサ状態に戻ってしまいます。
夏はアトピーの症状が軽く、全然カサつかないという人は、夏用に化粧水タイプ使用するのがよいかもしれませんね。

 

体アトピー用は、塗ること自体がストレスとなりやすいので、なるべく塗りやすいものを選びましょう

 

 

皮膚の水分を保つもの

・尿素配合の保湿剤

皮膚の乾燥やかるい炎症症状を改善させる効果があります。
尿素は滲みるという難点もあるので注意が必要ですが、市販で販売しているものは、尿素以外の成分も含まれているものが多いため、尿素のみに比べると滲みる度合いも変わってきます。

 

・セラミド配合の保湿剤

セラミド配合の保湿剤は、尿素配合と同様、あるいはそれ以上の保湿効果をもち乾燥を改善させる効果があります。
セラミドは、医療機関からは処方できないので、市販品を購入する必要があります。

 

 

皮膚の水分ととじこめて、乾燥を防ぐもの

 

・ワセリンもしくはワセリン配合の保湿剤

コーティング効果が高いのは、やはりワセリンです。
ワセリンは純度の違いにより名称が異なります。
下記はすべてワセリンで、純度が高いほど肌にはやさしく劣化しにくいという特徴があります。
ワセリンを使用したことがある人なら知っていると思いますが、かなりベタベタしてのびないイメージがありませんか。おそらくそれは純度の低いワセリンであったのだと思います。
純度が高いと、薬剤がよくのびるので、使いやすくなっています。

 

(純度が低い順に表記)
白色ワセリン:硬いものが多い。
プロペト: 刺激性を少なくし、べとつきをなくした使いやすいタイプ。赤ちゃんにも安心して使える
サンホワイト:純度高い。医師が処方できずこの中でも値段が高め
プラスチベース:流動パラフェン95%、ポリエチレン樹脂5%で作られており、ワセリンより塗りやすい
※流動パラフェンはベビーオイルそのもののこと

※目に入っても安全ープロペト、サンホワイト、プラスチベース (目の際まで塗れる)

・椿油配合の保湿剤
・オリーブ油の保湿剤
・ひまわり油の保湿剤

 

市販のものを購入する場合は、保湿成分以外に添加されているものに注意してください。
香料や防腐剤などでアレルギーが悪化する場合があります。

 

また、無添加と表示されていても、添加されているものにアレルギーがある場合だってありますので注意が必要です。
塗ってみて少しでも症状が悪化するようなことがあれば、すぐに使用を中止してくださいね。
体の場合はわかりにくいですが、顔の場合は塗った直後に肌の火照りを感じたら、肌に合わないということです。

 

 


病院で処方してもらう(顔アトピー、体アトピー用の保湿)

 

病院からの処方であれば自己負担金額も少なくなり、先生と相談することで、自分の症状や肌の状態に合ったものを調整配合してくれますので、皮膚科に通っている方は顔用、体用のスキンケアクリームがほしい旨、相談してみるのもよいでしょう。ここで紹介しているものの一部は、市販されているものもありますが、基本的には軟膏ですので、体全体に塗る感じではありません。
病院では、各軟膏とワセリン等を組み合わせて、スキンケア用クリームとして処方してくれることが多いです。

 

 

軟膏

 

・尿素含有軟膏

尿素含有軟膏はアトピー性皮膚炎の皮膚の乾燥やかるい炎症症状を改善させる効果があります。
ただし、乾燥のつよいところ、赤みがあって乾燥しているところに塗ると、滲みるという難点もあるので注意が必要です。
軟膏以外でも、尿素が含まれている保湿剤が結構販売されていますね。尿素の配合割合で滲みる度合いも変わってくるので、他の成分とミックスされているものが使いやすいです。

 

・アズノール軟膏

抗炎症作用のあるアズレンとワセリンを含んでいるので、保湿性がある

 

・亜鉛華軟膏

白色軟膏、流動パラフィンを基材として、消炎作用と皮膚保護作用あり 保湿剤としてつかえる

 

・サトウザルベ

亜鉛華軟膏が主体、基材が菜種油と蜜蝋なので、亜鉛華軟膏より塗りやすい

 

・ワセリン

市販でも購入できますが、病院でも処方してくれます。
白色ワセリン、プロペト、サンホワイト、プラスチベース
※目に入っても安全ープロペト、サンホワイト、プラスチベース (目の際まで塗れる)

 

 

クリームタイプの保湿外用剤

 

肌に浸透しやすく、のびがいいもの

・パスタロン
・ヒルドイドクリーム
・ネリゾナクリーム
・ケラチナミン軟膏
・ウレパール
・ザーネ軟膏
・ユペラ軟膏

 

肌に浸透しづらく、のびが悪いもの

・パスタロンソフト
・ヒルドイドソフト
・ネリゾナユニバーサルクリーム

 

 


まとめ

 

保湿剤を毎日続けるためには、塗りやすさを優先することがなによりも大切です。

また、高価なことと、自分の肌に合うことはまったく別のことなので、自分に合ったものを見つけましょう。

 

 

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