アトピーや花粉症などのアレルギーにはヨーグルトの乳酸菌やビフィズス菌がよい!

いまや常識的に言われていることですが、

 

ヨーグルトを食べても特にアトピーや花粉症に効いているかわからないかな。

と思っている人は、もしからしたら、納豆の方がず~っと効果的かもしれません。

 

人にはそれぞれ体に合った菌があります。

日本人にはヨーグルトよりも納豆などの発酵食品の方が腸を整えてくれる効果を発揮する可能性があるんです。

 

納豆とヨーグルトの組み合わせもとても体にいいと言われていますが、ヨーグルトの効果を感じない人は今一度自分に合う菌なのか?納豆を食べてみたらどうなのか?もお試ししてみることをおすすめします。

 

納豆がアトピーや花粉症などのアレルギーによい理由、ヨーグルトよりも体に合っているかもしれないワケについてご紹介します。

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納豆を食べるとこんな効果が!

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納豆は大豆から作られている発酵食品です。

発酵の段階で、あの独特なにおいやネバネバ感が強くなります。

そして、発酵することにより、大豆よりもいろいろな成分が増えているんです。

 

納豆を食べて期待できる主な効果は、

  • 美肌
  • 女性ホルモンのバランスを整える
  • コレステロールを下げる・血液サラサラ
  • お腹の調子を整える

などです。

 

納豆には、「納豆レシチン」や「ポリアミン」、「ナットウキナーゼ(納豆菌)」、「大豆サポニン」、「大豆イソフラボン」、「大豆オリゴ糖」、「食物繊維」など多くの体によいとされている成分が含まれています。

 

そこで、アトピー・花粉症などのアレルギーに効果が期待できるものは、「お腹の調子を整える」効果です。

 

腸の環境改善は免疫アップにつながります!

免疫力をあげることは、アトピーや花粉症などのアレルギーの症状緩和の効果が期待できるんです。

 

納豆は、「大豆オリゴ糖」や「ナットウキナーゼ(納豆菌)」の働きにより、腸内にいる善玉菌の数を増やす作用が期待できます。

それにより、腸内環境をよい状態にしてくれるんです。

また、「大豆オリゴ糖」、「食物繊維」は便秘を改善してくれる作用もあります。

 

ん!ヨーグルトの効果と似ていますね!

そうなんです。腸の調子を整えてくれる効果は一緒です。

 

そして、納豆に含まれている菌の方が、日本人に合っている可能性が高いんです。

それはなぜか?

というと、お腹にいる菌は幼少期に身近にいた菌が住み着くと言われているからです。

自分が持っている菌を増やすことが、腸内の環境を整える近道なんですね。

 

ですから、ヨーグルトがあまりお腹に効いてないかな?と思っている人は、納豆に変えてみてはいかがでしょうか

アトピーにヨーグルトより納豆がおすすなワケは

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納豆の効果をご紹介しましたが、ヨーグルトでも納豆でもお腹にとって同様の効果が感じられるようであれば、どちらを選んでもいいということです。

ヨーグルトには機能性ヨーグルトというインフルエンザや花粉症などに効きやすいものも販売されていますので、自分が欲しい機能を選ぶこともとても重要なことです。

 

では、アトピーの人にとってヨーグルトを摂るデメリットとは、いったい何なのでしょうか?

それは、

  • 砂糖が多い
  • アレルギーを悪化させる甘味料が入っている
  • 人工甘味料がよくない

という点です。

 

ヨーグルトや乳酸菌飲料などの多くは、上記のものが含まれていることで、アトピーの人には逆効果の場合があるんです。

そう考えると、納豆の方がいいのでは?と思ってしまいがちです。

 

もちろん、きちんと選択することでアトピーの人でも安心して食べられるヨーグルトもあります。

砂糖が多く含まれている

ヨーグルトの原材料を見てみると、加糖タイプのものには結構な量のお砂糖が入っています。

お砂糖はアトピーの人にとっては、あまり摂らない方がいいものの1つです。

砂糖は分解・吸収までに多くのビタミン・ミネラルが必要となるため、せっかく摂ったビタミンやミネラルを使ってしまい、皮膚を作るなどの体の必要な部分にまわせる量が少なくなってしまうんです。

 

また、糖質は消化の際に活性酸素を産出することから、腸内環境を荒らすことがわかっています。

アトピーの人がヨーグルトを選ぶのであれば、無糖を食べるか、無糖に甜菜糖や黒糖などを加えて食べることをおすすめします。

アトピーを悪化させる甘味料が入っている

人工甘味料が体に悪い。。と聞いたことがある人は多いと思いますが、アトピーの人にとっては天然甘味料であっても、炎症反応を促進する可能性があるものは避けた方がいいと言えます。

 

ヨーグルトや乳飲料などには、これらの甘味料が入っているものが多く販売されています。

 

炎症反応を促進する可能性がある甘味料をご紹介します。

 

ガラクトオリゴ糖とエリストリール以外は食品添加物となります。

これらの表示を見たことがある人も多いと思いますが、アトピーの人は摂らないようにするのがいいものです。

炎症反応を促進する天然甘味料

  • ガラクトオリゴ糖
  • エリスリトール
  • キシリトール
  • ステビア
  • ソルビトール

炎症反応を促進する合成甘味料

  • スクラロース
  • アセスルファムK
  • サッカリン

人工甘味料は腸内環境を乱す

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人工甘味料は、体内で消化されず、そして代謝もされません

ですから、「カロリー0ゼロ」のものには、人工甘味料が多く使われています。

 

代謝されないということは、イコール体内に蓄積されるということです。

実際に善玉菌の数も減ると言われていますので、人工甘味料はアトピーの人のみならず、全ての人によいとは思えない甘味料です。

牛乳が飲めない人にはよくない

牛乳を飲むと胃痛やおなかをこわすような人には二つの原因が考えられます。

  • 乳アレルギー
  • 乳糖不耐性

です。

 

乳アレルギーの場合は、もちろんヨーグルトは除去対象となりますが、乳糖不耐性の場合は、乳糖が分解されているヨーグルトではおなかの症状は気にならない場合も多くあります。

 

でも、乳糖はヨーグルトにも少し残っているんです。

ですから、ヨーグルトを食べて下痢をする人は、量を気を付けることが必要とされています。

一日100g程度を毎日摂ることが効果的と言われているヨーグルトですので、そもそも量を制限するのであれば、あまり効果が期待できない可能性がでてくるということです。

 

これはアトピーじゃなくても当てはまる可能性があることです。

ヨーグルトはきちんと選んで

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ヨーグルトでもきちんと選べば効果を感じるようになる人もいると思います。

選ぶポイントは、

  • お砂糖なしを選ぶ
  • 添加物に注意する
  • 乳糖不耐性の人は注意

です。

お砂糖がないと食べにくいという人は、アトピーでも食べられる砂糖を入れましょう。

選ぶのが結構大変。。。と思うのであれば、やはり納豆がおすすめですね!

 

アトピーでも食べていいお砂糖はこちらでご紹介しています。
砂糖はアレルギーを悪化させる?アレルギーでも食べていい砂糖は!

納豆を効果的に摂る方法

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せっかくお腹によい納豆を食べるのであれば、納豆に含まれている栄養素や成分を効率よく摂取できる方法でとるようにしましょう。

熱に弱いから!

「ナットウキナーゼ(納豆菌)」は熱に弱いと言われています。

ですから、加熱はしない方がいいと言えます。

また、あつあつのご飯よりも少し冷めたごはんの方がいいと言われてもいますが、これはちょっと難しいのでは。。と思いました。

 

「ナットウキナーゼ」は、腸内環境を整えるほか、血液をサラサラにし血流をスムーズにする効果がありますので、効果的にとりましょう。

いつ食べるべき?

「ナットウキナーゼ」の効果は食後1時間してから、半日弱効果が持続すると言われています。

血液サラサラ効果などは、就寝中に効果を発揮するため、夕飯時に食べるのがおすすめです。

カロリーに注意!

納豆のカロリーは、100gあたり200kcalと実は高めなんです。

1パックあたりは約50gですので、1パックだと100kcalということになります。

 

ただし「大豆ペプチド」の働きで、納豆を食べると基礎代謝が上がることから、食べた分は体が消費してくれると考えると、そんなにカロリーを気にすることなく食べることができますが、食べ過ぎは注意です。

プリン体に注意!

実は納豆はプリン体が多めの食品です。

ですから、体によいからと言ってパクパク食べるのはいけません。

一日一パックを目安にしましょう。

まとめ

納豆の効果と、アトピーや花粉症の人はヨーグルトより納豆があっているかも!の理由についてご紹介しました。

もちろん、きちんとヨーグルトを選べばちゃんと機能してくれる可能性も高いですので、自分に合ったもの、また毎日続けるのであれば、自分の好みのものを選ぶようにしましょう。

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