ペパーミントは、アレルギー対策、胃腸を整える、リフレッシュ、リラックス、鎮痛作用、肌のひきしめ、口臭対策、虫除けなどたくさんの効果が期待できるハーブです。

 

ハーブティーだけではなく、スキンケア用のオイルとしても使用することができます。

 

ペパーミント効果効能副作用使い方をご紹介します。

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ペパーミントとは

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ペパーミントはアメリカやフランス原産のシソ科の植物です。

セイヨウハッカ」とも呼ばれています。

 

ミントは200種以上とたくさんの種類がありますが、ペパーミントは「スペアミント」と「ウォーターミント」の交配種です。

 

メントールのスッーっとした香りが特徴で、古くから、食用だけではなく薬としても利用されてきたハーブです。

現在は、ハーブティーの他、お酒のアクセントとして使用したり、歯磨き粉やガムなどにも使われています。

 

ペパーミントの精油もあり、肌に塗ることでもできます。

ペパーミントの成分

ペパーミントにはポリフェノールをはじめ、さまざまな成分が含まれています。

 

注目の成分は、

  • ミントポリフェノール
  • ロズマリン酸
  • ルテオリン
  • メントール
  • アズレン
  • メントン
  • タンニン

などです。

ペパーミントの効果・効能

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アレルギーの緩和

ペパーミントに含まれている成分は、アレルギー症状の原因となるヒスタミンを抑える働きがあります。

 

また、メントールの働きで、鼻水や鼻づまりを緩和してくれます。

 

花粉症やアトピーなどの症状を改善する効果が期待できます。

胃腸を整える

ペパーミントの「メントン」や「アズレン」は消化を助け、また消化器官の炎症を緩和する働きがあることで、胃腸の調子を整えてくれます。

食べ過ぎ、食欲がない、胃痛や便秘などで胃腸の調子が悪いときには、とてもおすすめです。

 

また、吐き気を抑える作用もありますので、乗り物酔いの症状を和らげる効果もあります。

リフレッシュ&リラックス

スーッとする香りは、脳を活性化して眠気を解消し気分をリフレッシュさせてくれます。

また、鎮静効果もありますので、イライラをおさえリラックス状態にしてくれます。

 

仕事の合間や気分がのらないときの気分転換に役立ちます。

鎮痛作用

ペパーミントの「メントール」には、痛みをやわらげる働きがあります。

 

頭痛や生理痛、歯痛、胃痛、腹痛、筋肉の痛みなどを抑えるのに役立ちます。

 

鎮痛用で使用する場合は、ハーブティーの他、ペパーミントオイルを患部に塗る方法があります。

※精油は成分がとても強いためそのまま塗らないでください。

肌のひきしめ

ペパーミントは炎症を抑える作用や冷却作用がありますので、肌を引きしめ、かゆみやほてりを改善してくれます。

 

日焼けなどの肌の炎症にも効果が期待できます。

口臭対策

メントールの香りは口臭の予防効果が期待できます。

歯磨き粉によく使われています。

虫除け

ペパーミントの香りは虫が嫌うため、虫除けとしても使用することができます。

 

主にゴキブリや蜘蛛、アリ、蚊などに効果があります。

ペパーミントの副作用・注意点

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胃痛

成分が強いため、摂りすぎると胃痛を起こす場合があります。

授乳中

母乳のでが悪くなる作用がありますので、授乳中は控えましょう。

ペパーミントアレルギー

ペパーミントはシソ科の植物ですので、同じシソ科のものにアレルギーがある人は、摂る際には注意が必要です。

 

主なシソ科の植物は、

  • シソ
  • ローズマリー
  • ラベンダー
  • ミント
  • セージ
  • オレガノ
  • タイム
  • レモンバーム
  • ホーリーバジル

などです。

 

食物アレルギーについてはこちらから♪

食物アレルギーの原因は?アレルゲンとなる食品の種類はなに?

 

果物アレルギーについてはこちらから♪

果物アレルギーの症状とは?花粉症との関係を知って対策をしよう!

ペパーミントの使い方

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ペパーミントは、ハーブティーやお料理に使える他に、アロマやペパーミントオイルを肌へ塗るなどの用途があります。

ペパーミントティー

ペパーミントティーは茶葉やティーパックのものが販売されています。

また、ペパーミントの葉を使っても煎れることができます。

 

葉から煎れるときは、紅茶で蒸らすのがおすすめです。

入れ方

  1. ティーポットにペパーミントの茶葉小さじ2とお湯を入れます。
  2. フタをして5分蒸らしたらできあがり。

 

※氷を入れてアイスでも美味しくいただけます。

ペパーミントオイル

ペパーミントオイルは肌の炎症を抑えたり、ニキビ対策や、痛みを抑えたりすることができます。

 

マッサージオイルとしても使うことができます。

ペパーミントスプレー

芳香剤や除菌にはスプレーにして使いましょう。

ペパーミントスプレーの作り方を紹介します。

材料

  • 無水エタノール 10ml
  • 精油 20滴
  • 精製水 90ml
  • スプレー容器

作り方

  1. 無水エタノールと精油を合わせてよく混ぜます
  2. 上記1に精製水を合わせてよく振りましょう。

虫除け

ペパーミントの香りを嫌うため、虫が寄り付かない効果があります。

ゴキブリやクモ、アリ、蚊、コバエなどに効果があります。

虫除けとして使うには、

  • 鉢植えを置く
  • 乾燥ペパーミントを置く
  • ペパーミントスプレーをシュッシュッする
  • アロマとして使う

などの方法があります。

乾燥ペパーミントを使う場合は、お茶パックなどに入れると使いやすくなります。

 

また、ペパーミントスプレーはダニにも効果があると言われています。

まとめ

ペパーミントの注目の効能は、

  • アレルギーの緩和
  • 胃腸を整える
  • リフレッシュ&リラックス
  • 鎮痛作用
  • 肌のひきしめ
  • 口臭対策
  • 虫除け

などです。

 

リラックスタイムにペパーミントティーはとてもおすすめです。

是非、おためしください!!

 

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