きちんとしたダニ対策はできていますか?

ダニアレルギーの原因になるダニは、6月~9月が最も繁殖する季節です。

 

そして、秋になるとダニの糞や死骸が室内で舞い上がり、私たちの呼吸とともに体内へ入ってきます。

アレルギーがある人は、ダニの糞や死骸がアレルゲンとなり、アレルギー症状があらわれす。

 

暑くて湿度が高く繁殖が多い9月までは気を抜かずに、ダニ対策をしっかりしましょう。

また、秋は一年で一番ダニを吸ってしまう季節となりますので、更なる対策が必要です!

ダニの死骸が一気に舞う10~11月も気が抜けないというとです!!

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ダニの種類はいろいろ!

 

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ハウスダスト・ダニアレルギーの治療に関しては、
ハウスダストアレルギーの症状は?対策と治療方法を解説!

 

家の中にいるダニは「屋内塵性ダニ類」と言われており、人を刺すもの、刺さないものいろいろな種類がいます。

ヒョウダニ(チリダニ)

一年中繁殖を繰り返すダニで、人がよくいる場所(ベッドや枕、ソファー、カーペット)に生息しています。

 

人がだすフケ、アカを栄養として繁殖します。

ダニアレルギーの原因となりやすダニです

 

人を刺すことはありません。

コナダニ

高温多湿の季節に繁殖が活発になります。

6~7月の梅雨の時期は特に注意が必要です。

畳に多く生息するほか、食品にも付着します。

 

人を刺すことはありません。

ツメダニ

コナダニやヒョウダニを餌として繁殖するダニです。

ですから、ヒョウダニやコナダニが多くなると、ツメダニも増えます。

ヒョウダニ、コナダニがいるところにツメダニは生息しています。

 

人を刺し、刺されると腫れやかゆみの症状がでます。

イエダニ

ネズミに寄生するダニですので、ネズミがいるお家にはイエダニがいる可能性があります。

イエダニは他のダニと異なり、人の血を吸いますので、人的被害が大きいダニです。

 

刺されると、強いかゆみがあらわれます。

ダニの退治・効果的な対策

 

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ダニには水洗いが一番!と思っていましたが、実はそうではなく高温にしない限りは、すごい生命力で生き延びてしまいます。

ただし、湿度が60%を下回ると、ダニの繁殖はストップします

 

家の中で、一番ダニが多く生息しているのは、布団です。

  1. 布団
  2. ソファー
  3. カーペット

の順となります。

置いている場所やお部屋の環境でも変わってきますが、やはり寝具に一番多くいます。

上記でも書いたように、ダニは高温以外はあまり効果がありません。

 

それでは、いろいろなダニ対策を見ていきましょう。

ダニに効果がない対策

残念ながら、ダニに効果がない対策もあります。

わたしも水洗いは万能だと思っていましたが、すべてのダニを除去できない場合もあるようです。

布団を干す

布団を干しても、ダニが表面から少し移動するだけですので、まったくダニに対しては効果がありません

また、干したあとに、パンパン叩くことでダニのフンや死骸が舞い上がりさらに体にはよくない状態となります。

水洗い

水洗いは、ダニの死骸やフンを洗い流すことはできますので必要ではありますが、生きたダニは約20%ほどしか死滅しないので、少ししか効果がないということがわかります。

殺虫剤

煙や蒸気がでるタイプの殺虫剤は多少効き目はありますが、薬剤がダニがいる場所すべてには行きわたらないため、結局は一部のダニしか死滅させることができません

ダニに効果抜群な対策

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ダニは50℃では2~3分で、60℃ではすぐに退治することができます

※ダニの種類によっては、50℃で30分以上必要な場合があります。

 

ということで、有効な退治法は、熱することです。

布団乾燥機もしくは、洗濯乾燥機が有効です。

 

※高熱に向いていないものがありますので、乾燥させるものの素材を確認してください。

乾燥機でダニは死滅!

自宅に乾燥機がない場合は、コインランドリーの乾燥機を使用しましょう。

今はコインランドリーに大容量対応のものが揃っていますので、布団と一緒に枕や座布団、クッションも乾燥させるのがおすすめです。


乾燥の目安は30分以上
です。

 

高温乾燥させた布団や枕は、その後掃除機で念入りに吸い取りましょう。

布団乾燥機もダニに有効!

布団乾燥機を使う場合は、布団の中でダニが逃げますので、裏面、表面の両方に対し乾燥させてください。

このときに枕や座布団、クッションなども一緒に入れるのがおすすめです。

ベッドの場合は、マットレスの上に掛布団をのせて布団乾燥機を使用してください。

 

乾燥の目安は1時間以上です。

 

高温乾燥させた布団や枕は、その後掃除機で念入りに吸い取りましょう。

掃除機でダニの死骸を吸い取ろう!

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高温乾燥させた、布団などはその後、掃除機で吸い取ります。

吸い取らないと、ダニの糞や死骸がそのまま残ってしまい、結局はアレルギーの原因となります。

 

使用するのは、布団専用ノズルがついている掃除機がおすすめです。

持っていない方は普通の掃除機でも、使用済みのストッキングをノズルにかぶせることで、強すぎる吸い込みを抑えて布団用で使うことができます。

 

掃除機をかけるときのポイントは、

ゆっくりかける

お布団だと片面1分が目安です。
また、枕や座布団はゆっくり2往復を目安にしましょう。

 

両面かける

表面、裏面の両方に対し掃除機をかけてましょう。
片面だけでは吸い取りきれません。

ダニ取りシートは効果ある?

ダニ取りシートは、ベッドやお布団の下、畳などに置いておくタイプのものです。

ダニは集まりますが、全てが除去できるわけではありません。

 

また、ネズミに寄生するイエダニには効果がほとんどありませんので、注意してください。


アレルギー用シーツや布団

ダニやハウスダストを通過させない、布団やシーツや枕カバーがあります。

アレルギーの人のために開発されたものですが、掛布団からでるホコリも少なくなるため、お部屋の掃除も楽になるすぐれものです。



加熱ができないものの対策

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加熱がダニに効果的なことはわかりました。

では、加熱できないカーペットやソファーなどの対策を見ていきましょう。

カーペット・畳

カーペットや畳は1㎡あたり3分を目安に、ゆっくりと掃除機をかけましょう。

乾燥機を使えないので、完全に死滅させるのは難しいのですが、掃除機を頻繁にかけるだけでも、ダニの量は減ります。

 

また、カーペットはクリーニングできるタイプもありますので、可能であればクリーニングにだしましょう。

畳の上にカーペットを敷くのは、ダニが最も増える条件が揃ってしまいますので、NGです。

ソファー

ソファーにもダニはたくさんいますので、掃除機でゆっくり吸い取りましょう。

食品

食品につくダニもいますので、ダニの好物である粉ものを常温保存しないようにしましょう。

小麦粉、パン粉、お好み焼き粉などは、口を開けたら必ず冷蔵保存が必要です。

入口からどんどんダニが入ってきますので、最終的にダニだらけの粉を食べることになってしまいます。

普段のダニ対策

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湿度をさげる

普段からダニを繁殖させにくくするためには室内の湿度を下げることです。

洗濯物の室内干しは、部屋の湿度をあげてしまうため、なるべく外干しするか、除湿器を使用して工夫しましょう。

布団はすぐにあげない

起床直後のお布団は、汗を吸っていますので、湿気が残っています。

1時間以上は放置してから、しまうようにしましょう。

使わない布団

普段使っていない寝具や、季節によって保管する場合は、洗う→乾燥→掃除機をしてから、圧縮袋に入れて保管しましょう

そのまま押し入れやクローゼットに入れてしまうと、結局他のところからやってきたダニが繁殖してしまいます。

布製品

布製のものをできるかぎり、使用しないことも大切です。

座布団やクッション、ぬいぐるみなど、必要以上に置かないことが、ダニを減らす第一歩です。

お掃除の頻度

加熱

加熱が可能なものは、1か月に1回は熱処理しましょう。

※6~9月にかけては、頻度をあげることをおすすめします。

掃除機

掃除機はもちろん毎日かけるのが理想です。

最低でも週一回はしましょう。

 

ダニに刺されたら

ダニに刺された場合は、赤く腫れたり、湿疹やかゆみがでるなどの症状があらわれます。

ダニの種類で症状の強さは異なりますが、掻かないようにすることが大切です。

かゆみを抑える薬を使います。

痒み止めは市販のものでも効果があります。

 

イエダニなどで、痒みや症状が強い場合は、ステロイド入りの塗り薬や抗ヒスタミン剤が処方される場合もあります。

腫れやかゆみがひどいときは、皮膚科で診てもらいましょう。

 

ダニアレルギーの治療!舌下免疫療法

ダニアレルギーに対しては、舌下免疫療法という免疫療法を行うことができます。

体にダニのエキスを少しずつ投与することで、ダニに対する過剰反応を抑えることができる治療です。

ただし、全ての人が治るわけではなく、速効性はありませんが、ダニアレルギーで苦しんでいる方は、検討してみてください。

 

ダニが治る治療についてはこちらから♪
舌下免疫療法でのダニアレルギー治療の費用と効果は?副作用はある?子供は受けられるのか?

 

ハウスダスト・ダニアレルギーの治療に関しては、
ハウスダストアレルギーの症状は?対策と治療方法を解説!

 

まとめ

布団などの布製品だけではなく、食品にも気を付けてください。

ダニ入りの食品を食べていると思うだけで、ゾッとしますね

ダニアレルギーの人は特に対策をしなければなりません。

夏の間、秋の期間も気を抜かずに、しっかりとした対策を頑張りましょう。

 

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