低GIで有名な「アガベシロップ」。
便秘の解消やダイエット、糖尿病などの生活習慣病予防の効果が期待される糖質で、「スーパーフード」の一つとされています。
ただし、副作用が危険という報告もありますので、デメリットもしっかり知ってから、摂るようにしましょう。
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アガベシロップとは
アガベシロップとは、メキシコ原産のアロエに似た「リュウゼツラン」という植物の根茎から作られるシロップです。
アガベシロップの糖はテキーラの原料にもなっています。
甘味がとてもつよく、お砂糖の約1.3倍もあることから、量を少なくして糖質の摂取量を抑えることができます。
またGI値が17と、とても低いのが特徴です。
アガベシロップの効果・効能
アガベシロップの注目の栄養成分は「イヌリン」です。
便秘解消・ダイエット
水溶性食物繊維の「イヌリン」を含んでいるので、善玉菌を増やし腸内の環境を整えることから、便秘の解消や予防に効果があります。
低GIであること、イヌリンのデトックス効果で老廃物を体外へ排出させ、ダイエット補助に役立ちます。
糖尿病予防
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アガベシロップは低GIであることで、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。インスリンの過剰分泌も抑制されますので、糖尿病予防に役立ちます。
アガベシロップの注意点
食べすぎ注意
低GIではありますが、あくまでも糖質です。
100gあたりのカロリーは310kcalと低くはありませんので、多く摂らないように注意が必要です。
肝臓への負担
「低GIの糖質」ということで人気になった「アガベシロップ」ですが、実はアメリカでの研究の結果から、副作用の危険があると言われています。
「アガベシロップ」を糖尿病患者へ投与したところ、肝臓に負担がかかることがわかりました。
肝臓への負担の原因はアガベシロップに含まれる果糖「フルクトース」だと言われています。
フルクトースは血液中ではほぼ分解されないことから、血糖値をあまり上げない作用がありますが、そのまま肝臓で分解をしなければならなくなるというデメリットがあります。
これによって、肝臓に多くの負担がかかってしまうということです。
ただし、砂糖にもフルクトースは50%ほど含まれています。
アガベシロップには50~90%の割合で含まれており、ものによって数値は異なってくるものの、お砂糖よりは多いとされています。
と考えると、どの程度の量を糖尿病患者に投与したのかは定かではありませんが、お砂糖でもあまり変わらないのでは?
と思うところもありますし、糖尿病患者にわざわざ糖質を投与する実験は微妙なのでは?とも思ってしまいます。
※わたし個人の意見です。
いずれにせよ、糖質ですので摂りすぎはよくないこと。
アガベシロップは糖質ですので、糖尿病などそもそも糖質制限をしなければならない人は、摂取しないことが大切です。
アガベシロップの食べ方
普段のお砂糖の代わりに使用しましょう。
- コーヒーやココアなどの飲み物の甘味として使う
- ヨーグルトに入れる
- お料理の味付けとして
まとめ
アガベシロップの効果・効能は
- 便秘解消・ダイエット
- 糖尿病予防
です。
肝臓への副作用の例もありますので、摂りすぎは注意が必要です。
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