先日、頭皮アトピーが悪化し、痒みとフケが酷くなりました。
病院で処方されたのは、ニゾラールローション!!これを使い始めてから、かなり症状が落ち着いてきました。
シャンプーに入れて使う方法もありますので、ご紹介します。
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ニゾラールとは
ニゾラールは真菌(カビ)の治療に使われる薬です。
脂漏性皮膚炎の場合に処方され、具体的には水虫やカンジタ、癜風(でんぷう)などカビが原因で起きる病気のときに処方されます。
また、脂漏性皮膚の一つに頭皮湿疹があります。いわゆる頭皮の痒みや湿疹、フケを伴う症状です。
これはアラセチア菌というカビが原因で、皮脂や汗の過剰分泌により菌が増殖し、頭皮の炎症を起こしてしまうのです。
マラセチア菌は誰もが持っている常在菌なのですが、季節や皮膚のコンディション、皮脂がでやすい体質などにより、増殖する場合があります。
ですから、フケの原因がマラセチア菌の場合には、ニゾラールで効果がでるということになります。
ニゾラールには、「ニゾラールクリーム」と「ニゾラールローション」があります。
錠剤もありますが、日本で処方されていません。
頭皮は顔などと違い、髪の毛があり塗りずらいので、クリームタイプよりも、ローションタイプの方が向いています。
ニゾラールの通販
ニゾラールは通販では購入できません。
病院で処方してもらう薬ですので、頭皮の湿疹、痒みやフケがいつまでも治らないような場合は、皮膚科で相談してみましょう。
ニゾラールシャンプー
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ニゾラールは病院での処方となりますが、抗真菌剤を配合したシャンプーが販売されていますので、シャンプーをすることで、カビを除去し、症状を軽くすることができます。
薬局や通販で購入することが可能です。
頭皮のアトピーにニゾラール(体験談)
リドメックスローション
今年も1月半ばから、頭皮が痒くフケがでるようになりました。
実は昨年も同じ時期に頭皮がボロボロのやばい状態になり、皮膚科の先生に相談しました。
わたしは月1回アトピー性皮膚炎とその他のアレルギー治療のため、アレルギー科もやっている皮膚科に通っています。
わたしは中学の頃からフケが気になりだし、お風呂のときにシャンプーをしても朝にはフケが気になる状態で、20歳ころまでは毎朝シャンプーをしていました。
上京後にかかった皮膚科の先生に勧められて、”コンテス”というシャンプーを使用し始めてから、朝シャンプーから解放され、アトピーが酷いとき以外はフケも気にならなくなっていました。
ところがです。一昨年の12月頃から少し頭皮が痒くなり、昨年1月にはシャンプー直後にもかかわらずフケがボロボロ(涙)
その時、皮膚科で処方されたのが「リドメックスローション」です。
この薬は、ステロイドが含まれているローションタイプのものです。
シャンプー後にとにかくベタベタと頭全体に塗りまくりました。ベタベタと言ってものびがよい薬なので塗りやすいのですが、わたしの場合、髪の毛が細くてボリュームがでない髪質なのであまり同じ個所に塗ると、髪の分け目が目立つ感じがするので、後頭部は薄く、他はベタベタ塗っていました。
1か月もすると痒みをかなり治まり、フケも減りました。
痒い時期には、頭皮を指で触ると湿疹のような炎症もあったのですが、それも完全に治まりました。
3か月程度で、あまり気にならなくはなったので安心していたのですが、その後、やはり時々おきる痒みとフケは気になっていました。
そして今年の1月、また恐怖のフケがボロボロが再発したのです。
ニゾラールローション
わたしは昨年家族の都合でお引越しをしたので、長年通っていた皮膚科から新しい皮膚科へ変えたのもあり、もう一度先生に相談してみることにしました。
リドメックスローションを症状がでるたびに塗っているが、症状がまた悪化した旨伝えました。
新しい皮膚科の先生が処方してくれたのは、「ニゾラールローション」です。
この薬は脂漏性皮膚炎の薬で、水虫やカンジタ症などのカビによる皮膚の感染を治療する薬という説明が書いてありました。
先生のお話では、マラセチアという真菌(カビ)が原因で皮脂や汗に反応し炎症を起こしている場合もあるから、試してみようか!!ということでした。
たしかに、アリーは冬スノボーでニット帽をかぶります。ガンガン滑っていつも帽子を脱ぐと前髪も汗でペタっとなっていることがあります。そして悪化するのが1月となると、ニット帽の汗が原因の可能性大!!と思い、先生の提案をうけ「ニゾラールローション」を使用してみることにしました。
「ニゾラールローション」は「リドメックスローション」に比べ、のびが悪く重たい感じがあるので、なかなか頭全体に塗るのが難しいと感じました。頭全体に塗ると、数回の塗布であっと言うまに一本(10g)を使い切ってしまう勢いです。
2本(20g)しか処方されていなかったので、1か月もたずに薬はなくなりました。
そして、塗り心地ですが、かなりベタベタします。休みの前日はともかく、外出する日は髪の分け目付近には絶対濡れません。(私は髪のボリュームが少ないので。。)
といろいろ不満もありながらも、「ニゾラールローション」を1か月使ってみました。
1か月お試しした結果はというと、痒みが治まった部分もあるのですが、やはり頭皮全体に濡れていないせいか、痒みは残っている部分もあり、また新しく痒くなってきた部分もあったりして、しまいにはどこが痒いかよくわからない状態です。。。
と本日の通院で皮膚科の先生にお伝えしました。
なんと言われるのかなぁ~と思っていたところ、薬の使用法で新しい提案をいただきました。
“シャンプーに混ぜて使う方法”もあるよ!!ということです。
自分が使用しているシャンプー100mlに対し、「ニゾラールローション」1本(10g)を目安に混ぜて使用すれば、薬がまんべんなく頭皮にいきわたらせることができるという方法です。
さっそく家に帰って、「ニゾラールローション」入りシャンプーを作ってみました。
皮膚科からいただいた説明書には、「ニゾラールローション」と混ざりにくいシャンプーもあると記載がありましたが、私が使用している”コンテス”シャンプーはマイナーなシャンプーなため、説明書に記載はありませんでしたので、何も考えずに混ぜてしまいました。。。
今晩から使ってみますので、また後日フケの具合をお伝えしますね。
ちなみに、「ニゾラールローション」は10g入りの1本あたり、保険点数は37点でした。
私の場合は普通に塗ると一か月3本以上は必要なイメージです。
これで、頭皮ボロボロから抜け出せることを自分自身とても期待しています!!いい報告ができますよ~に!!
ニゾラールを混ざりやすいものと、混ざらないシャンプーの情報です。
参考にしてくださいね。
・・・その後(3週間後)
あれから、3週間ニゾラール入りシャンプーを使ってみました。
かなりフケや痒みが治まりました。が、完全に治ってはいません。。
まだまだ継続して使用してみますので、またご報告します。
ニゾラールローションが混ざりやすいシャンプー
- パンテーン
- メリット
- カウブランド
- 頭皮のシャンプー
- スーパーマイルド
- トニックシャンプー
- TSUBAKI
- Dove
- H&S
- LUX
ニゾラールローションを混ぜることをおすすめできないシャンプー
- 無添加せっけんシャンプー (混ざらない)
- PRO TEC HEAD(混ざらない)
- ベビーシャンプー(変色する)
- REVE(変色する)
- コラージュフルフル(ニゾラールローションと似た成分を含んでいる)
まとめ
- 頭皮の痒みやフケの原因がカビのときは、ニゾラールローションが効果あり
- ニゾラールは病院での処方が必要
- ニゾラールを使わなくても、抗真菌剤を配合したシャンプーが販売されている
- 頭皮の広い範囲に痒みやフケが見られる場合は、ニゾラールローションをシャンプーに混ぜて使うと、頭皮全体に薬の成分が行き渡る
フケでお悩みの方、頭皮のアトピーでお悩みの方、もしかしたらマラセチア菌が原因かもしれません。
一度お試ししてくださいね。
頭の痒みが軽減された、炭酸シャワーもご覧ください!!↓
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