スーパーフードの一つである「ビーツ」。
一酸化窒素が含まれていることで、血流をよくし基礎代謝アップする働きがあります。
アンチエイジングやダイエット補助、疲労回復効果が期待できる野菜です。
オリゴ糖も豊富なため、お腹によく、便秘予防や腸の健康維持ができます。
免疫力アップも期待できるビーツ。
今日から使える簡単レシピもご紹介します。
スポンサーリンク
ビーツとは
「ビーツ」はアフリカ北部や地中海沿岸が原産のアカザ科の野菜で、てんさいの仲間です。
ロシアではボルシチによく使われる食材で、根を食用とした根菜です。
赤かぶに似た赤色が特徴の野菜です。
古くから便秘の治療に使われていた記録もあります。
「ビートルート」や「レッドビート」とも呼ばれています。
ビーツの栄養
ビーツで注目される栄養成分は
- 一酸化窒素(NO)
- オリゴ糖
- 葉酸
- カリウム
です。
これらの他、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、パントテン酸などのビタミン、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルも多く含まれています。
ビーツの効果・効能
スポンサーリンク
アンチエイジング
一酸化窒素の働きで、血管を柔軟にし、血流がよくなることから、肌をキレイに保ち、アンチエイジングに役立ちます。
また皮膚の健康を保つのに役立つビタミンB2、ビタミンB6や、コラーゲンを作るビタミンCや亜鉛の作用で、美肌効果が期待できます。
便秘解消・腸の健康維持
オリゴ糖が多く含まれるビーツは、善玉菌を増やし、腸内環境を整え、便秘予防や解消の効果が期待できます。
腸内環境を整えることで、免疫力がアップしますので、風邪予防やアレルギー体質の人にもおすすめです。
疲労回復
一酸化窒素の働きで血流が増えることで、体内で消費される「酵素」の働きを手助けする作用があります。
基礎代謝アップで冷え性予防や、ダイエット補助、疲労回復に役に立ちます。
貧血予防
造血作用がある葉酸が多く含まれていること、赤血球をつくる鉄も含まれていることで、貧血予防の効果が期待できます。
ビーツの食べ方・レシピ
ビーツは生のもの、乾燥したもの、水煮を缶詰にしたものがあります。
水溶性の栄養成分が多く含まれているため、茹でてしまうとせっかくの成分が流れでてしまいます。
スープにして食べることで、栄養成分を逃さず摂取することができます。
また、ビーツの赤色を残して調理をしたいのであれば、皮ごと加熱するようにしましょう。
食べ方
- 茹でたものをつぶしてサラダにする。
- 短冊切りにしてピクルスをつける。
ビーツの簡単スープレシピ
材料
- ビーツ
- セロリ
- タマネギ
- コンソメ
- 塩
- コショウ
手順
- ビーツ、セロリ、タマネギを1.5センチ角にカットします。
- お湯にコンソメと1の野菜を入れて茹でます。
- 野菜が柔らかくなったら、塩、コショウで味を調整してできあがり。
野菜はお好みで選んでくださいね。
ビーツはミキサーにかけてスープに入れても美味しくいただけます。
ビーツのホイル焼き
手順
- ビーツを軽く洗います。
- 皮は剥かずに、ホイルに包みます。
- オーブンでじっくり焼きます。
硬い野菜ですので、時間をかけて火を通しましょう。
ホクホクした食感で食べることができます。
水煮缶
水煮缶詰は、すでに加熱してあるので、何にでも使えてとても便利です。
茹でたじゃがいもを、かるくすりつぶして混ぜたり、サワークリームを添えると美味しくいただけます。
まとめ
ビーツの効果・効能は
- アンチエイジング
- 便秘解消・腸の健康維持
- 疲労回復
です。
スーパーでも最近は見かけますので、普段のお料理にプラスできます。
ちょっとハードルが高く感じる人は水煮缶詰から試してみましょう。
スポンサーリンク