目によい食品の代表とも言える「ブルーベリー」は、生はもちろん冷凍食品でも美味しく食べやすい果物の一つです。
注目の成分はやはり「アントシアニン」です。眼精疲労に効くと有名ですね!
あまり知られていませんが、ブルーベリーは「食物繊維」も含まれていますので、お腹にもよい果物なんです。
ブルーベリーの栄養素、効果・効能、効果的な食べ方、カロリー・糖質、食べ過ぎや適量、冷凍保存方法についてご紹介します。
スポンサーリンク
ブルーベリーに含まれる栄養素は?
カナダやアメリカが原産のブルーベリーは眼精疲労に効くと言われている「アントシアニン」を豊富に含むことで、サプリメントにも活用されている果物の一つです。
旬は7~9月の夏の時期で、スーパーなどでも生のブルーベリーが出まわります。
旬のブルーベリーは甘くとても美味しいのですが、青果はあまり日持ちしないことから、冷凍食品やドライフルーツなども多く販売されています。
それでは、ブルーベリーに含まれている栄養素、機能性成分をみていきましょう!
ブルーベリーのビタミン
ブルーベリーに含まれているビタミンは、
- ビタミンA
- ビタミンE
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンC
- ナイアシン
- 葉酸
- パントテン酸
- ビオチン
などです。
ビタミンEが多く含まれています。
※含有量の”多い”、”少ない”は一日に必要なビタミンの摂取量を目安にご紹介しています。
ブルーベリーのミネラル
ブルーベリーに含まれているミネラルは、
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- リン
- 鉄
- 亜鉛
などです。
ブルーベリーの機能性成分
に含まれている機能性成分は、
- アントシアニン(ポリフェノール)
- 食物繊維
などです。
注目の成分「アントシアニン」は青紫色の色素成分です。
抗酸化作用があります。
ブルーベリーの効果・効能
眼精疲労に効く
ブルーベリーの「アントシアニン」は目の網膜にある光を感じる色素「ロドプシン」の合成を促進する作用があることから、目の疲れをやわらげたり、視力を回復する働きがあります。
ブルーベリーと似ている「ビルベリー」も同じ効果があります。
抗酸化作用でアンチエイジング
「アントシアニン」や「ビタミンE」、「βーカロテン」は抗酸化作用がありますので、老化防止やガン予防などにも役立ちます。
ビタミンEは血液をサラサラにする働きもありますので、生活習慣病予防効果も期待できます。
お腹の調子を整える
スポンサーリンク
「食物繊維」が豊富ですので、腸の働きを整える効果が期待できます。
ブルーベリーのカロリーと糖質
ブルーベリーのカロリー
ブルーベリーのカロリーは
- 100gあたり:49kcal
- 20g(10粒):10cal
です。
▶100gで比較すると
- ブルーベリー 50粒:49kcal
- りんご M半分弱:54kcal
- バナナ 1本強:86kcal
- ご飯 2/3膳:168kcal
結構カロリー高い?と思いませんでしたか?
ただし、上記は100gで比較しています。
ブルーベリーは一度にそんなに大量には食べませんので、一食あたり10粒弱とするとさほど高カロリーではありません。
ブルーベリーの糖質
ブルーベリーの糖質は、
- 100gあたり:9.6g
- 20g(10粒):1.92g
です。
▶100gで比較すると
- ブルーベリー 50粒:9.6g
- りんご M半分弱:13.1g
- バナナ 1本強:21.4g
- ご飯 2/3膳:36.8g
糖質も高めに感じますが、一度に食べる量を考えるとそれほど高くはありません。
ブルーベリーの効果的な食べ方
少量をこまめに摂ること
ブルーベリーの注目成分である「アントシアニン」は水溶性の成分ですので、一度に多く食べても体内にためておくことはできません。
少量をわけて摂るのが効果的です。
ヨーグルトと食べると腸をきれいに
ヨーグルトに含まれている乳酸菌とブルーベリーの食物繊維の作用で、腸の働きを整える効果がアップします。
冷凍ブルーベリーを活用すると、一年中簡単に食べることができます。
ブルーベリーを食べ過ぎるとどうなる?
お腹をこわす
ブルーベリーには「食物繊維」が含まれていますので、適量であればお腹の調子を整えてくれますが、食べ過ぎると腹痛や下痢の原因となります。
便が黒く?!
ブルーベリーに含まれる「アントシアニン」は色素成分ですので、食べ過ぎると便の色が黒っぽくなります。
ただし、黒っぽくなったからと言って体に悪いわけではなく、流れ出た水溶性の成分による着色ですので特に問題はありません。
適量はどのくらい?
ブルーベリーの適量は1日あたり20粒程度と言われていますが、体調や体質によって食べ物の適量は人それぞれです。
お腹の調子が悪いかな?と思ったら量を調節するなど注意しましょう。
また、一度に食べずに朝と昼などにわけて食べましょう!
ブルーベリーの冷凍保存
ブルーベリーは冷凍保存が可能です。
冷凍してもあまり栄養価に変化はありません。
生のブルーベリーが使いきれないような場合は、早めに冷凍しましょう。
- 金属バッドに重ならないように広げラップし冷凍する
- 実が凍ったら冷凍保存用ポリ袋に入れて保存
▶使い方
使用する際は、冷蔵庫解凍または電子レンジ解凍します。
ジャムなどに使う際は凍ったままでもOKです。
ヨーグルトなどは食べる10分ほど前に入れておけば、半解凍状態でそのまま食べることができます!
▶保存期間
冷凍保存期間は2~3週間が目安です。
まとめ
ブルーベリーの栄養や効果についてご紹介しました。
生のブルーベリーは旬の時期しか手に入りませんので、旬以外の時期は冷凍食品やドライフルーツ、サプリメントなどを活用しましょう。
わたしは、眼精疲労がすごいので常にブルーベリーのサプリメントを飲んでいます。
1週間以上の飲まないと頭痛が酷くなりますので「アントシアニン」がちゃんと効いているようです。
アントシアニンを含むものは、ブルーベリーの他にも「マキベリー」や「アサイー」、「ビルベリー」などいろいろありますので、目の不調が気になる人はいずれもおすすめです。
ただし、ブルーベリーが一番手に入りやすいかな!とは思います!
サプリメントやドリンクタイプのものは、添加物もきちんとチェックして購入しましょう。
アントシアニンを含む果物はこちらから♪
⇒目の疲れにはマキベリーを!効果・効能は?食べ方とおすすめパウダーも!
⇒アサイーの栄養と効果・効能は?美肌やダイエット補助に!使い方と注意点も!
スポンサーリンク