セラミドは保湿効果高い!」なんて書かれた化粧品やサプリメントの紹介をよく見かけます。

 

セラミドは保湿剤の成分として化粧水やクリームなどに使われていますが、皮膚科などの病院では処方されないので、実際の効果はどうなのかなぁ~と思っていました。

 

また、セラミドはアトピー性皮膚炎の人にもよく効く!効果が高い!と言われているのですが、本当に効くのでしょうか。

 

セラミドの効果や種類、アトピーの人に対するセラミドの効果、アトピー肌に不足しているセラミドが含まれる保湿化粧品、セラミドが多く含まれている食べ物についてご紹介します。

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セラミドって何?

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セラミドの働きとは?

セラミドは、肌のバリア機能を守る成分で、わたしたちの皮膚の外側にある角質層に含まれている主成分となります。

セラミドの主な働きは、

  • 肌の保湿
  • 肌の保護

です。

肌から水分が蒸発するのを防ぎ、それによってバリア機能を高めることで、皮膚からのアレルゲンなどの侵入を防ぐことができます。

 

セラミドは肌にとってとても大切な成分なのです。

わたしたちの肌はセラミドに守られていると言っても過言ではありません。

 

もともとセラミドの量が豊富な状態では、乾燥などにより肌がカサつくことは無いのですが、残念なことにセラミドは年齢が増すとともに減少していきます

セラミドは赤ちゃんの頃が一番量が多く、30代をすぎると一気に減っていきます。

 

30代を超えたあたりから、肌のカサつきが強くなる原因の一つには、肌が持っているセラミドの減少があると言えます。

ですから、いろいろな保湿剤がある中、セラミド入りがいいと言われているのは、もともと肌にあって足りなくなった成分を補ってくれるからなんです。

セラミドの効果とは!

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不足したセラミドを補うことで、肌の本来の保湿機能が復活します。

セラミドに期待できる効果は、

  • 皮膚のバリア機能のアップ
  • 乾燥による肌荒れを修復
  • アトピーのガサガサ症状の改善

などです。

セラミドの種類は?

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セラミドは、成分によりたくさんの種類があります。

セラミドは現在も研究中で、成分の特徴がわかっていないものもあります。

 

現在特徴が解明されているセラミドは、種類によって役割が異なりますので、自分に必要な成分が入っているものを選ぶのがポイントです。

  1. セラミド1 水分保持、バリア機能
  2. セラミド2 水分保持力が高い
  3. セラミド3 水分保持、シワ
  4. セラミド4 角質のバリア層を作る
  5. セラミド5 角質のバリア層を作る
  6. セラミド6、6II 水分保持、ターンオーバーを促す、シワ
  7. セラミド7 表皮常在菌のバランスを整える

それぞれいろいろな作用があることがわかりますね!

化粧品やサプリメントなどに含まれているセラミドは、これらに近い成分のものもありますが、セラミドに似せて作られたもの(疑似セラミド)もあります。

 

現在市販されている化粧品などは、高い保湿力が期待できる「セラミド2」が入った商品が多いのが特徴です。

ですから、選ぶ際には何のセラミドが含まれているかを確認した方がいいということです。

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アトピー肌はセラミドが不足している!

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セラミドはわたしたちの肌に含まれていて、肌の潤いを保ち保護していることはわかりましたが、アトピーにセラミドが効くというのは、本当なのでしょうか。

アトピー性皮膚炎の人は、普段から乾燥肌の人が多く、バリア機能が低下しやすいことで皮膚の炎症を起こしやすくなっています。

 

実は、アトピー性皮膚炎の人って、もともとセラミドが少ない人が多いんです

なんと、アトピーの人の約3割もが生まれつきセラミドが少ない体質なのです。

この3割の人については、セラミドが少ないことでアトピーになりやすかった。ということになると思います。

 

残りの7割はどうなのかというと、生まれつきではなくてもアトピーを発症した後では健康な肌の人よりやはりセラミドが少ない状態になります。

ですから、足りないセラミドを補うことは、肌の荒れを治し、アトピーを予防することにつながるんです。

アトピーの人は、特にセラミド1、セラミド3、セラミド6が少ないと言われていますが、他のセラミドも全体的に少ないことがわかっています。

 

セラミドは肌に塗って補うほか、セラミドが含まれているものを食べても効果があります。

ヒアルロン酸やコラーゲンなどは、食べてしまうと体内で他の物質に分解されると言われていますが、セラミドにいたってはセラミドとして再構成されて肌まで届くというデータがでています。

塗って補う!セラミド1、3、6入り化粧品

塗ってセラミドを補うためには、やはり化粧品や保湿剤での肌ケアが必要となります。

アトピー肌では特に少ない傾向があると言われているセラミド1、セラミド3、セラミド6が含まれている化粧品をご紹介します。

♦ティモティアの「バリアバランス保湿ジェル」

バリアバランス保湿ジェル1
肌への刺激が少ない化粧品などを販売しているTIMOTHEA(ティモティア)からでている「保湿ジェル」です。

 

フェイス用」の化粧品ですが「ボディケア」にも使えるので、カサカサが気になる部分すべてに塗ることができます。

含有セラミドの種類は、セラミド1、セラミド3、セラミド6Ⅱですので、まさにアトピー肌に足りないと言われているものばかりなんです。

 

ジェルなのでのびがよく、とても塗りやすいので、普段ワセリンシリーズなどを使っている方には、特におすすめです。

アトピー肌の人にとっては、肌に塗りやすいことも毎日使うためには大切なことです!

 

しみにくく、ベタベタ感なしなのにしっとりします。

興味がある方は見てみてくださいね!

食べて補う!セラミドが多く含まれている食べ物

244.ceramide-05アトピー肌の人は、食べてセラミドを補うことも大切です。

前述のように、コラーゲンなどとは異なり、セラミドは口から摂取した場合でも「セラミドとして再構成」されます。

 

セラミドが含まれている食べ物は結構多くあります。

代表的なものは、

  • こんにゃく
  • しらたき
  • 小麦麦芽
  • 牛乳
  • 黒豆
  • 小豆
  • ひじき
  • わかめ
  • ごぼう
  • そば
  • コーヒー
  • 紅茶

などです。

その中でもこんにゃくが一番多く含まれているのですが、サプリメントで獲った方が体内の分解のあとでのセラミドとして効果が高いとも言われています。

まとめ

セラミドの効果についてご紹介しました。

乾燥肌のためのスキンケアには、セラミドはとても役に立ちそうですね。

アトピーの人は普段から保湿剤を使っていると思いますが、いろいろな選択肢があると思います。

 

他の保湿剤はいまいちかな。。と思っている方は是非セラミドをおすすめします。

 

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