ココナッツオイルをダイエットや認知症予防のために摂りたいのであれば、ただ食べても効果を効率よく使うことができません。
ココナッツオイルの中鎖脂肪酸の役目を理解して、効果を最大限に発揮させましょう。
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ココナッツオイルの効果を活かす方法
ココナッツオイルの効果・効能は?ケトン体ダイエットと副作用が危険?!!
ケトン体の効果を最大限に生かすのであれば、糖質を完全にOFFにした状態で、ココナッツオイルを摂ることが必要です。
糖質を摂取すると、血糖値が急激に上昇するため、インスリンが大量に分泌されます。
インスリンはケトン体を生成する働きを抑えてしまうため、せっかく摂った中鎖脂肪酸を効率よく使うことができなくなってしまいます。
糖質はお砂糖だけではありません。
糖質とはいわゆる炭水化物のことです。
お米やパンなども糖質に分類されますし、柿やリンゴ、ジャガイモなども糖質を多く含む食品です。
いわゆる高GIの食品を多くとることで、血糖値が急激に上昇することでインスリンの分泌量が多くなります。
※GIとは、糖質を食べたときの血糖値の上がりやすさを示した値です。高いほど血糖値の上昇が早く、インスリンも多く分泌されることになります。
ダイエットの場合
ダイエット目的でココナッツオイルを食べる場合、ケトン体による脂肪燃焼効果を有効に使うこと、ケトン体の空腹感を抑える働きを活用することが大切です。
ですから、ココナッツオイルと一緒に糖質を摂らないようにしなければなりません。
また、空腹感を抑えることで、食事の摂取量を減らしたいので、食前にココナッツオイルを摂ることが効果的です。
注意
ブドウ糖は体にとってエネルギー源となる重要な栄養素です。
糖質を完全にOFFにすることは、ケトン体は効率よく生成されますが、肝臓で脂肪を分解して生成されるのがケトン体ですので、筋肉量が減ってしまい代謝が下がることから、かえって太るという結果がでているケースもあります。
空腹時に飲むコーヒーや紅茶などで、お砂糖の代わりにココナッツオイルを使ったり、夕食時のみで糖質OFFをしココナッツオイルを摂るといったように、毎食で完全な糖質OFFをしなくてもダイエット効果は期待できます。
バランスよく食事を摂ることを前提として、工夫してココナッツオイルを使いダイエットを実施しましょう。
認知症予防の場合
認知症は、脳がブドウ糖をうまく使えなくなることがわかっていますから、その場合に使用できるケトン体を増やすことが大切になります。
インスリンの分泌がケトン体生成を抑えるわけですから、高GIのものと一緒に摂取すると、せっかくココナッツオイルを食べてもケトン体ができにくくなるということです。
免疫力アップやコレステロールを下げる場合
ケトン体の生成メカニズムをそれほど気にすることはありませんので、普段のお料理に使用しましょう。
ココナッツオイルの食べ方
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一日の目安は大さじ2杯です。多く摂っても大さじ3杯を上限とし、体の調子を見ながら調整することが大切です。
摂りすぎると体臭などの副作用もありますので、注意してください。
また、ココナッツオイルには種類があり、成分の効果が発揮されるためには、精製されていないものを選ぶ必要があります。
「ヴァージンココナッツオイル」を選びましょう。
温かいものにはコナッツオイル、冷たいものにはココナッツミルクを入れるのがおすすめです。
ココナッツミルクとココナッツオイルの中鎖脂肪酸量を比較すると、ココナッツオイル大さじ1杯は、ココナッツミルク約80ml程度です。
摂取量の目安にしてくださいね!
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飲み物にプラス
コーヒー、紅茶、ホットミルクなどお砂糖の代わりにココナッツオイルを入れましょう。
ココナッツオイルは25℃以下では固まってしまいますので、飲み物はホットなものが合います。
空腹感が抑えられるので、ダイエットに効果的です。
カレーに入れる
本場のカレーでは、ココナッツオイルやココナッツミルクを使ったものがよくあります。
ご家庭でもココナッツオイルをプラスすると簡単にココナッツカレーを作ることができます。
カレーを煮込むタイミングで、ココナッツオイルまたはココナッツミルクを入れましょう。
パンやパンケーキ
パンに塗って使ったり、パンケーキの生地にミックスすることができます。
パンの場合は、ココナッツオイルを塗ってから焼きましょう。
パンケーキの生地には、ココナッツオイルよりもココナッツミルクの方が混ぜやすいので適しています。
シリアルに混ぜる
シリアルに入れる場合は、牛乳にココナッツミルクをお好みでプラスします。
まとめ
ココナッツオイルのダイエット効果を期待するのなら、糖質OFFを気にして食べることが必要です。
空腹時に摂るのもおすすめです。
ココナッツオイルだけではなく、ココナッツミルクも是非活用してくださいね!!
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