ココナッツオイルは飽和脂肪酸でありながら、ダイエット効果があるという不思議な食品です。
その他、美肌や免疫向上効果が期待できるココナッツオイルの効果をご紹介します。
また、ココナッツオイルは一日の摂取量を守らないと、思わぬ副作用がおきます!
特徴をきちんと理解してから、始めることが大切です!!
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ココナッツオイルとは
熱帯地域で育つココヤシの木から採れるココヤシの実。
このヤシの実の胚乳からとれるココナッツミルクの油分を分離させたものを「ココナッツオイル」といいます。
ココナッツオイルはココナッツ独特の甘い香りが特徴の油です。
ココナッツオイルの産地は主に、フィリピンやスリランカで、古くから食用はもちろん、肌や髪に塗って保湿剤として使用されてきました。
ココナッツミルクには、ココナッツオイルが約17%含まれています。
ココナッツオイルは25℃以上でオイル状の液体となり、25℃未満では固体となり白くかたまります。
ココナッツオイルの効果
ココナッツオイルは主に中鎖脂肪酸でできている脂質であることから、体に蓄積されにくいオイルです。
中鎖脂肪酸は肝臓で代謝されることで「ケトン体」に分解されて、効率よく脳や筋肉のエネルギになることができるのです。
ダイエット効果
主に中鎖脂肪酸からできていることで、他の油に比べると吸収率も代謝も早く、体内の脂肪が燃焼しやすくなります。
また、中鎖脂肪酸から作られる「ケトン体」は脳に作用し空腹感を抑える働きがあることから、ダイエット効果が期待できます。
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⇒MCTオイルダイエットの効果と方法、危険性は?完全無欠コーヒーで簡単にできる!
認知機能改善
認知症は脳でブドウ糖を使うことができない状態になります。
そんなときでも、ケトン体は脳の栄養として働いてくれるため、認証症、アルツハイマー予防対策となります。
免疫力向上
中鎖脂肪酸に含まれるラウリン酸は、人体に害のない物質として注目されていて、オイルプリング(オイルうがい)にも使用することができるものです
また、ラウリン酸は免疫力をあげる成分が含まれているので、風邪予防やアレルギー対策にも効果が期待できます。
コレステロールを下げるはたらき
一般的に固形の脂である飽和脂肪酸はコレステロールを増加させると言われていますが、飽和脂肪酸の中でも中鎖脂肪酸のみは、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす働きがあると言われています。
中鎖脂肪酸の作用でコレステロール値を調整するのに役立ちます。
美肌
ケトン体は抗酸化誘導物質であり、アンチエイジングの効果が期待できます。
また、微量ではありますが、ビタミンEの一種であるトコトリエノールの働きにより、美肌効果があります。
アトピー対策
ココナッツオイルは肌や髪に塗ることもできます。
保湿効果が高く、抗菌作用がありますので、肌に塗ることで皮膚のバリア機能をアップさせることができます。
ココナッツミルクやココナッツオイル入りのクリームなども販売されています。
ココナッツオイルの摂取量
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一日の摂取目安は大さじ2杯です。
ココナッツオイルのカロリーは大さじ1杯あたり”111kcal“です。
※大さじ1あたり12gで計算
中鎖脂肪酸はココナッツミルクには20%、ココナッツオイルには60%含まれています。
もちろん代謝が早く体にたまりにくいあぶらではありますが、カロリーがないわけではありませんので、摂りすぎには注意が必要です。
ココナッツオイルの副作用
体臭
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸が、肝臓で分解されてケトン体になるときに生成される物質の臭いが体臭となってあらわれます。
糖質制限ダイエット(低炭水化物ダイエット)をした際にも、ケトン体が生成されるので同じ体臭が起こります。
糖質制限ダイエットはケトン体ダイエットとも呼ばれますが、糖質を控えることでブドウ糖が足りなくなり、それを補うために体が脂肪を燃焼するといったしくみを利用したものです。
肝臓で脂肪が分解されて、ケトン体が生成されますので、同じような体臭があらわれます。
糖質制限ダイエットをしていなくても、ココナッツオイルを摂りすぎると同じような症状が起こりますので、摂りすぎには注意が必要です。
ココナッツアレルギー
アレルギー体質や食物アレルギーがある人は、ココナッツアレルギーにも注意が必要です。
ココナッツは前述にある通り、肌に塗ることもできます。
アレルギーになるメカニズムからゆうと、あまり肌に食品成分を塗るのはどうなのかと個人的には思ってしまいますが、成分や分子の大きさなども関係するので、経皮感作がどの程度なのかはさだかではありません。
まとめ
ココナッツオイルの効果は
- ダイエット
- 認知機能改善
- 免疫力向上
- コレステロールを下げる
- 美肌
- アトピー対策
くれぐれも摂りすぎには注意しましょう。
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