スーパーフードの一つである、「ヘンプシード」。
ヘンプシードには他の食品にはすくない、γリノレン酸が含まれていることで、PMSやアレルギーに効果があると言わています。
また、ヘンプシードオイルは、オメガ3脂肪酸が含まれている注目のオイルなんです!
簡単に摂れる粉末タイプもありますので、今日から食事にプラスしてみては!
ヘンプシードの効果・効能、食べ方についてご紹介します!
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ヘンプシードってなに?
ヘンプはアジア原産のアサ科の植物で、ヘンプシードとは麻の実のことです。
実は食用で油をしぼったものがヘンプシードオイルと呼ばれています。
麻と言うと、「大麻?」と一瞬思ってしまいますが、大麻がもっている、フワ~となる「陶酔成分」を含まないように改良されたものですので、安心して摂取することができます。
身近なところでは、七味唐辛子の材料として使われています。
ヘンプシードの効果・効能は?
ヘンプシードはタンパク質が多く含まれ、必須アミノ酸も全ての9種類含まれています。
またタンパク質は「エデスチン」というとても吸収率が高いものであることがわかっています。
脂質もオメガ3脂肪酸の「αリノレン酸」とオメガ6脂肪酸の「リノール酸」と「γリノレン酸」がバランスよく含まれているのが特徴です。
鉄、銅、亜鉛、マグネシウムなどのミネラルに加え、ビタミンEと食物繊維が豊富です。
アレルギー症状の緩和
ヘンプシードにはアレルギーの症状緩和に効果が期待できる脂肪酸が含まれています。
オメガ3脂肪酸の「αリノレン酸」は抗アレルギー作用や抗炎症作用が期待でき、オメガ6脂肪酸の「γリノレン酸」はアトピー性皮膚炎の症状を緩和するのにも効果が期待されています。
オメガ3脂肪酸は、最近CMでもよくみかける「体によい油」と言われている成分ですね!
アレルギー体質の人は、摂る油に含まれる脂肪酸の種類が重要と言われています。
各種類をバランスよく摂ることがアレルギーを緩和させるためには重要で、オメガ3脂肪酸が豊富なヘンプシードオイルはアトピー症状の緩和に大切な成分が含まれています。
アトピーなどのアレルギーの方で、「オメガ3脂肪酸が多く含まれているオイルに変えたい!」と検討している人が多くなってきています。
油の種類はアレルギーの原因となる場合もありますので、ヘンプシードオイルも選択肢の一つに是非入れてほしいオイルです。
油の詳細についてはこちらから♪
⇒ オメガ3脂肪酸がアレルギー、アトピーによい!ω3の効果と多く含む食品とは?
大豆、牛乳アレルギーの代替として
ヘンプシードが豊富なタンパク質を含んでいることから、大豆や牛乳の代替プロテインとして役に立ちます。
大豆や牛乳にアレルギーがある人には、タンパク質の補充に重宝する食品です。
美肌、アンチエイジング
オメガ3脂肪酸の「αリノレン酸」と、オメガ6脂肪酸の「γリノレン酸」は抗炎症作用がありますので、肌の健康を保つのに役立ちます。
また、ビタミンEが多く含まれているため、抗酸化作用が強くアンチエイジングの効果が期待できます。
食物繊維も豊富で、便秘による肌荒れも防いでくれます。
PMS(月経前症候群)
オメガ6脂肪酸の「γリノレン酸」はホルモンバランスを整える働きがあり、月経前症候群特有の、イライラやむくみなどの体調不良を緩和する作用があります。
ヘンプシードの食べ方
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ヘンプシードを使ったものには、いろいろなタイプがあります。
- ヘンプシードオイル
- ヘンプシードパウダー
ヘンプの種をしぼった「ヘンプシードオイル」と、ヘンプシードを粉状にした「ヘンプシードパウダー」、殻をむいた「ヘンプシードナッツ」があります。
さらに、オイル分を抜いた「ヘンププロテインパウダー」というのもあります。
調理の種類によって、使いやすいものを選ぶのがいいでしょう。
いずれも、あまり店頭では見かけないため、通販を活用してくださいね!
ヘンプシードオイル
ヘンプシードオイルは、熱に弱いので、加熱料理には向いていません。
ですから、そのままオイルとして使えるものにプラスします。
- サラダにかける
- ドレッシングのオイルとして使用する
などです。
ヘンプシードパウダー、ヘンプシードナッツ
加熱に使えないオイルだと使用範囲が限られてしまいますので、気軽に摂りたいという方は、パウダータイプやナッツがおすすめです。
そのままいろいろなものにプラスしたり、お料理に混ぜ込んだりできます。
- ヨーグルト、スムージー、シリアルに混ぜる
- クッキーやパン、パンケーキ、カレーに練りこむ
- サラダにかける
などです。
まとめ
ヘンプシードについてご紹介しました。
主な効果・効能は
- 大豆、牛乳アレルギーの代替
- 美肌、アンチエイジング
- PMS(月経前症候群)
- アレルギー症状の緩和
です。
熱に弱い食品ですので、できる限り加熱しないで食べるようにしましょう。
また、自分が摂りやすいタイプのものを選ぶのがいいですよ!
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