「ホホバオイルがアトピー肌によい!」
と言われていますが、使い方を間違えるとアトピーが悪化することもあります。
ホホバオイルがアトピーによいと言われている理由は、アトピーの原因の一つである「黄色ブドウ球菌」に関係しています。
ただし、ホホバオイルって種類で違いがあるんので、アトピー肌に合ったものを選ぶ必要があるんです!
ホホバオイルがアトピー肌によい理由、アトピーが悪化する理由、使い方、おすすめホホバオイルについてご紹介します。
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アトピーにホホバオイルがよい理由
ホホバオイルがアトピー性皮膚炎の人の肌に適している理由は、
ズバリ、
「皮膚にとって悪いと言われているバクテリアのうち5つに対して抗菌作用があること」
なんです。
アトピー肌の人は、健康肌に比べて「黄色ブドウ球菌」の数が圧倒的に多いことがわかっています。
黄色ブドウ球菌が多いとどうなるか。。。?
というと、肌の保湿バランスが崩れやすい状態ということです。
ホホバオイルには「黄色ブドウ球菌」を含む菌の異常繁殖を防ぐ効果があるんです!
また、ホホバオイルは油脂主成分であるワックスエステルの保湿作用により、肌のバリア機能を整えてくれます。
抗菌作用があるということで、アトピー肌などの保湿だけではなく「ニキビ」ケアにも使用されています。
アトピーが悪化するケースも?!
「ホホバオイルを実際に使ってみたら、アトピーが悪化した!」というケースもあります。
肌の状態が整えられるはずなのになぜ?と思いますが、アトピーが悪化してしまう理由として考えられるのは、
- 精製ホホバオイルの使用
- 炎症が強い部分への使用
があります。
精製と未精製の違い
ホホバオイルには下記のように種類があります。
- 精製したもの(透明)
- 非精製(未精製・無精製)のもの(金色・ゴールデンホホバ)
アトピー肌には未精製の金色のもの(ゴールデンホホバオイル)がよりよいとされています。
また、ベタベタ感が強い精製ホホバは炎症により熱をもった肌に対して、熱がこもってしまう原因ともなります。
アトピーが悪化した方の中には「精製された透明のホホバ」を使っていた方がいるようです。
ビタミン・ミネラルの含有量が異なる
精製されたホホバオイルは、熱による高圧プレス後に精製していることで、ビタミン、ミネラルが損なわれてしまっています。
非精製のホホバオイルは低温で圧搾していることで、不純物も少なくビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
非精製のホホバには、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンEなどが含まれています。
使用感が異なる
使用感にも違いがあります。
精製されたオイルはベタベタ感が強くなりますが、非精製のオイルはサラッとしています。
炎症が強い部分に塗っても効果はない
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ホホバオイルには、炎症を抑える効果はありません。
黄色ブドウ球菌などの菌へ対する抗菌作用と保湿効果となりますので、炎症がある部分には「ステロイド」などの薬とセットでホホバを使う必要があるんです。
ホホバはあくまでも保湿をすることで肌を整えてアトピーの悪化を防ぐためのものと思ってくださいね!
アトピー肌のホホバオイルの使い方
ホホバオイルは乾燥対策として、顔や体に塗るほかにもいろいろな用途があります。
- 肌の保湿
- クレンジング
- 頭皮のマッサージ
- 髪のトリートメント
などに使用できます。
顔に使用する際は、そのまま肌につけてもよいのですが、化粧水やクリームに混ぜて使うこともできます。
アトピー肌におすすめのホホバオイル
上述の通り、アトピー肌の乾燥対策用としては、未精製のもの(金色のもの)を選ぶのが鉄則です。
♦オーガニックホホバオイル
オーガニックの非精製ホホバオイルです。
化学肥料や化学合成農薬を使っていない原料から作られています。
ホホバオイル100%ですので、アレルギー体質の方にもおすすめです。
メーカー:NATURAL ORCHESTRA(ナチュラルオーケストラ)
金額:34ml 2,778円(税別)/ 55ml 4,352円(税別)/ 210ml 9,260円(税別)
公式サイト:NATURAL ORCHESTRAの高品質「オーガニックホホバオイル」
まとめ
アトピー肌に有効と言われているホホバオイルについてご紹介しました。
繰り返すアトピーのコントロールに保湿用としてお試ししてみましょう。
保湿剤は人によって合うもの、合わないものがあります。
効果があったとしても、使用感が苦手だったりするケースもありますので、初めはお試しサイズから始めてみましょう。
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