冬のフルーツの代表と言えば、やはり「みかん」!

「みかんを食べると風邪をひきにくくなる!」などと昔聞いたことがあります。

 

他のフルーツよりも剥く手間も少ないので食べやすいみかんですが、どんな栄養素が含まれているのでしょうか。

体によいのでしょうか?

 

せっかく食べるのであれば、何かに効く!的な要素も知っておきたいですね♪

そんな栄養や効果などの疑問やみかんを食べる量(適量)などについてもご紹介します。

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みかんにはこんな栄養が!

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みかんのビタミン 🙂

みかんに多く含まれているビタミンは、

  • ビタミンA
  • ビタミンC

です。

みかんと言えばやはり”ビタミンC”がいっぱい!という印象がありますが、まさにビタミンCは多く含まれています。

Lサイズのみかんであれば、一日3個で一日に必要なビタミンCの量に達します。

 

その他、多いというわけではありませんが、下記のビタミンも含まれています。

  • ビタミンB1、B2、B6
  • ビタミンE
  • ナイアシン
  • 葉酸
  • パントテン酸
  • ビオチン(微量)

※含有量の”多い”、”少ない”は一日に必要なビタミンの摂取量を目安にご紹介しています。

みかんのミネラル 😉

みかんに含まれているミネラルは、

  • カリウム
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • リン
  • 亜鉛
  • マンガン
  • ナトリウム

などです。

全体的に含有量は少なく、カリウムはまあまあの量が含まれています。

※含有量の”多い”、”少ない”は一日に必要なミネラルの摂取量を目安にご紹介しています。

みかんのその他の成分は?β-クリプトキサンチンをチェック!

その他のみかんの成分は、

  • クエン酸
  • ヘスペリジン
  • ペクチン
  • β-カロチン
  • β-クリプトキサンチン
  • ペクチン
  • ノミリン
  • オーラプテン(香り成分)
  • リモネン(香り成分)
  • テルペノイド(香り成分)
  • シネフリン(酸味成分)
  • ナリンジン(苦み)

など、めちゃくちゃ多くの成分が含まれています。

 

この中でも注目したいのは、「β-クリプトキサンチン」です。

「β-クリプトキサンチン」は他のフルーツに比べみかんにとても多く含まれている成分です。

強い抗酸化作用がありますので、ガン予防や風邪予防にも効果が期待できるんです。

みかんは何に効果があるの?

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疲労回復、風邪予防で元気のもとになる

みかんを食べると風邪をひきにくくなる!と言われている理由としては、

  • クエン酸
  • ビタミンC
  • β-クリプトキサンチン

などが関係しているのではないかと思われます。

 

▶クエン酸

クエン酸は梅干しなどにも含まれる”すっぱい”成分です。

疲れをとってくれたり、便秘を解消などに役立ちます。

 

▶ビタミンC

ビタミンCにはコラーゲンをつくるために必要などいろいろな役割がありますが、その一つに病気やストレスなどへの抵抗力をアップさせる働きがあります。
抗酸化作用もあります。

 

▶β-クリプトキサンチン

β-クリプトキサンチンは、上でもご紹介したように、抗酸化作用が強い成分です。

抗酸化作用が高いとどうなるのか?というと、免疫力を高める働きがあるということです。

これらの成分の作用から、体を疲れにくくし、免疫力、抵抗力がアップすると風邪をひきにくくなる、風邪をひいても治りやすくなるといいうことにつながるのではないでしょうか。

おなかにもよく便秘が解消

ペクチンは食物繊維の一種で、便秘や下痢の症状を改善するはたらき、コレステロール値を下げる働きがあります。

 

クエン酸も便秘解消に役立ちますので、おなかにも嬉しい働きをしてくれるということです。

 

ペクチンはみかんの薄皮や白いすじに多く含まれている成分ですので、”きれいに薄皮をとったらダメ”なんです。

薄皮ごと食べるようにしましょう。

機能性みかん生まれる!

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機能性みかん」ってなに?

と思われれる方もいますよね。

 

「機能性ヨーグルト」と聞くと最近は当たり前になってきました。

インフルエンザに強くなる、風邪をひきにくくなるなどパッケージに表示があるヨーグルトをよくみかけます。

機能性表示とは
体によい機能をもつものをパッケージに表示している食品のことです。
実際には、なんでも誰でも表示することができるわけではなく、科学的根拠などを含めたデータなどを消費者庁への届け出が必要で、その条件をクリアした食品に、○○を整えるなどの機能性をパッケージに表示できるものです。

そこで、「機能性みかん」が登場です。

三ヶ日みかん

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β-クリプトキサンチンの骨によい特徴を活かしたみかんで、「骨代謝のはたらきを助け、骨の健康に役立つ」とされています。

もともとみかんには「β-クリプトキサンチン」が多く含まれていますので、さらに多く含まれているのかな?と思っています。

 

2017年11月から流通していますので、お店でも手に入るかもしれません。

気になる方はチェックしてみてくださいね!

気になるみかんのカロリーと糖質

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みかんのカロリー

みかんのカロリーは、

  • 100gあたり:約45kcal

です。

ちなみに、薄皮にはカロリーはほぼありません。

みかんMでは75gくらいと言われていますので、みかんLサイズでも100g弱と言ったところでしょうか。

▶比較すると

ごはん一膳(150gで計算)が252kcalですから、それに比べると断然少ないことがわかります。
みかんMが2個と、バナナ1本は同じくらいのカロリーです。

  • みかんM(75g):約34kcal
  • バナナ1本(90g):約77kcal
  • ごはん一膳(150g):約252kcal

みかんの糖質

みかんの糖質は、

100gあたり:11.1g

です。

ちなみに薄皮には糖質はほぼありません。

▶比較すると

バナナやごはんに比べても少ないですね!

  • みかんM(75g):8.3g
  • バナナ1本(90g):19.3g
  • ごはん一膳(150g):55.5g

みかんの食べ過ぎは注意が必要?

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みかんを食べ過ぎて手が黄色くなった経験がある人もいるのではないでしょうか。

みかんはビタミンCなども豊富でいくら体によい!とは言っても、食べ過ぎはいけません

 

食べ過ぎることでおきる症状がいくつかあります!

柑皮症(皮膚が黄色に!)

これはカロテンの過剰摂取が原因でおきる、皮膚が黄色くなる症状です。

正式名称は「柑皮症」と言います。

しばらく食べる量を抑えれば自然と治ります。

胃腸の不調

実はみかんは酸味が強く胃に負担がかかりやすいフルーツです。

またみかんの実は食べ過ぎると体を冷やしてしまいます

 

ですから胃腸が弱い人はもちろん、弱くない人でも食べ過ぎることで胃痛や腹痛、下痢などを起こす場合があります。

風邪によいと言われていますが、風邪をひいて胃腸が弱っているときには、胃腸によくないため実はあまりおすすめできないんです。

みかんは一日何個?

食べ過ぎ注意でご紹介した症状がでる可能性も含め、みかんは一日あたり2個~3個までとしましょう。

みかんだけにかかわらず、食べ物はバランスよくいろいろなものを食べ、そして長く続けることで体によい効果をもたらしてくれます。

まとめ

美味しいみかんだと、どうしてもパクパク食べてしまいがちですが、いくらカロリーが低くても食べ過ぎはいけません。

食べ過ぎは胃腸にも負担がかかりますので、適量を食べてみかんの体への効果を最大限に活用しましょう!

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