MCTオイルって何?

オイルダイエットで使われている注目のオイルです!

MCTオイルは中鎖脂肪酸の特徴を活かした効率よくダイエットができると言われているオイルなんです!

ただし、ただオイルを摂ればいいというものではありません。

体臭が強くなるなどのデメリットもあります。

 

MCTオイルダイエットの効果やしくみ、ダイエット方法、コーヒーを活用した方法、注意点や危険性についてもご紹介します。

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MCTオイルとは?中鎖脂肪酸ってなに?

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MCTオイルと聞いてピンとこない人も多いのではないでしょうか!

MCTオイル”Medium Chain Triglyceride Oil”の略称で、日本語では「中鎖脂肪酸油」のことを言います。

 

中鎖脂肪酸という言葉は、CMなどでも耳にしたことがある人もいると思いますが、ダイエット補助として「脂肪を燃焼する!」的な紹介をされている油の一種です。

 

中鎖脂肪酸自体は、いろいろなオイルに含まれているのですが、ここで言う「MCTオイル」は「中鎖脂肪酸100%」のオイルのことを指します。

 

中鎖脂肪酸は、「飽和脂肪酸」の一種で、常温で固形の状態となる脂です。

飽和脂肪酸は、結合している炭素鎖の長さが少ないものから順に、

  • 短鎖脂肪酸
  • 中鎖脂肪酸
  • 長鎖脂肪酸

という名称が付いています。

 

この中でも中くらいの炭素鎖の長さである中鎖脂肪酸は、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸と言われるもので、融点(固体から液体になる温度)が17~44℃となっていることから、常温では固形となるんです。

 

常温で固形の脂?

と言われて思いつくものはやはり「バター」ではないでしょうか。

 

そうなんです!バターには、短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸の両方が含まれています。

その他、中鎖脂肪酸が含まれているものは、

  • 乳製品
  • バター
  • ココナッツオイル
  • パーム油
  • ラード
  • お肉

などがあげられますが、MCTオイルは中鎖脂肪酸が多く含まれている「ココナッツオイル」からさらに、中鎖脂肪酸のみを抽出して作られているものです。

 

ですから、ココナッツオイルとMCTオイルは別ものなんです。そして、MCTオイルは常温でも液体です。

ちなみにココナッツオイルにも中鎖脂肪酸が約60%ほど含まれていますので、ダイエット補助への効果が期待できるオイルの一つと言えます。

MCTオイルのダイエット効果

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MCTオイルが中鎖脂肪酸100%の脂であることはわかったと思いますが、ダイエットにどのような効果があるのでしょうか!

MCTオイルがもたらす効果としては、

  • ケトン体をつくる
  • 空腹感が少なくなる

この2つがダイエット補助となる要素としておおいに関わってきます。

 

MCTオイルは中鎖脂肪酸であることから炭素数は8個です。

この炭素数が少ないほど体内に入った際に分解する速度が速くなることから、脂肪が燃焼されるのが早いという特徴があります。

ケトン体をつくる

わたしたちが活動するためには、ブドウ糖をエネルギー源としています。

ブドウ糖はいわゆる糖質の大部分を占める成分ですので、ダイエット方法の一つとして行われている「糖質制限ダイエット」というのは、この糖質を制限するものです。

 

もし、糖質が不足したらどうなると思いますか?

糖質が足りなくなると、その代わりとして脂質やたんぱく質をエネルギー源として使用するんです。

この際に血中に増えるのが「ケトン体」という物質です。

 

中鎖脂肪酸は、体内にブドウ糖がある状態でも「ケトン体」を作りだすことができるという性質があります。

中鎖脂肪酸を摂ることによって体内で作られた「ケトン体」をエネルギー源として使用することで、糖質だけではなく脂質も効率よく燃焼させるというしくみを使っているのがMCTオイルダイエットとなります。

空腹感が少ない

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MCTオイルを摂ることは、油分を摂ることとなりますので、空腹を感じにくいという特徴があります。

また、ケトン体は満腹中枢を刺激してくれますので、食べすぎの予防効果も期待できます。

MCTオイルダイエット方法

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糖質制限も合わせる

MCTオイルダイエットを効率よく行うためには、糖質制限も合わせて行うのが効果的です。

せっかくケトン体を増やしても、血中にブドウ糖が多い状態では、ケトン体をエネルギー源として使うまでに時間がかかってしまうというわけです。

普段の食事にプラス

MCTオイルは、ココナッツオイルとは異なり無味無臭ですので、お料理や飲み物にプラスしても風味はあまり変わりません。

また、MCTオイルは熱に弱いため、加熱せずに使用するオイルです。

加熱料理に使う際は、出来上がり後に上からかけるようにしてくださいね!

 

1食あたり小さじ2~3杯を目安に摂りましょう。

コーヒーとの組み合わせで「完全無欠コーヒー」

コーヒーには、カフェインやクロロゲン酸など、もともとダイエット補助となる成分が含まれています。

このコーヒーとMCTオイルを合わせたものは「完全無欠コーヒー」や「ブレットプルーフコーヒー」と呼ばれており、ダイエット補助として活用されているコーヒーなんです。

コーヒーにバター、オイルを合わせたものを、朝食に置き換えて2週間試すものです。

使用する材料は下記になります!
参考にしてくださいね♪

材料

  • コーヒー
  • グラスフェッド無塩バター 大さじ1
  • MCTオイル 大さじ1

※グラスフェッドバターは通販で購入できます!

ダイエット効果だけではなく、集中力アップ効果も期待できるコーヒーです!

MCTオイルダイエットの危険性・注意点

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MCTオイルダイエットは、脂肪をどんどん燃焼してくれる!というメリットはありますが、いいことばかりではありません。

糖質制限の度合いにもよりますが、下記のデメリットもありますので、体調管理をしつつ行う必要があります。

体臭・口臭が強くなる

MCTオイルダイエットは血中の「ケトン体」を増やす仕組みとなっていることは上でご紹介しましたね。

血中のケトン体濃度が上がっている状態を「ケトーシス」と言います。

 

ケトーシス」の状態になると、「アセトン」という物質が汗や呼気からでてしまうんです。

これにより口臭や体臭が強くなると言われています。

MCTオイルダイエットに関わらず、糖質制限によるダイエットは、ケトーシス状態に入ることで、体臭などが強くなる傾向があります。

ケトン体ダイエットは短期で

糖質制限を行うと、体は糖質を減らした分、他の食べもので栄養成分を補う必要がでてきます。

ですから、長期間におよぶケトン体ダイエットは栄養のバランスを崩す可能性があるんです。

 

栄養素は体に摂って必要なものということを忘れずに、ダイエット期間を決めて体調を見ながら行いましょう。

お腹をこわす

MCTオイルは、体質や体調によってはお腹がゆるくなったり、下痢を起こす場合があります。

体内での分解、吸収の速度が速いことが原因となっているようです。

 

摂る量でも変わってきますので、初めは体調を見ながら少量から始めるなど、オイルの量を調整することが必要となります。

まとめ

MCTオイルダイエットと効果、デメリットについてご紹介しました。

 

中鎖脂肪酸の特徴を活かしたダイエット方法の一つでしたね!

MCTオイルは通販で購入できますので是非お試ししてみてください!

 

ムリな糖質制限はリバウンドの原因にもなります。

期間を決め、オイルを活用した健康的なダイエットを目指しましょう。

 

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