雨の前の日に体がだるい、頭痛がひどいあなた!
もしかすると気象病かもしれません。
気象病は気圧の変化が原因で起こる症状で、関節などさまざまな部分が痛くなったり、体がだるくなったり、やる気までなくなってしまう人もいる病気です。
対策もしっかりありますので、思い当たる人は是非ためしてください!
天気の変化が怖くない体を取り戻しましょう。
気象病の原因や症状、対策についてご紹介します。
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気象病とは
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「気象病」とは、気象が変化するタイミングで体にさまざまな不調があらわれる病気のことです。
「天気病」とも呼ばれています。
天気の変化で頭痛がする、関節が腰が痛くなるなど、人によって症状はことなりますが、気圧の変化が主な原因とされています。
気圧の変化が原因で体調不良を起こす「台風アレルギー」や「低気圧アレルギー」なども気象病の一種と考えられています。
気象病の症状
気象病で一番多い症状は、気圧の変化に伴う自律神経や内耳への影響による、頭痛、めまい、神経痛などです。
いずれも雨が降る前や、長い雨から晴れる前などのタイミングで、気圧が急激に変化した際に起こりやすく、体が重く起き上がれないなどの強い症状がでる人もいます。
気象病の主な症状は、
- 頭痛
- 関節、肩、腰が痛くなる
- めまいやだるさ
- むくみ
- やる気が低下する
などです。
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気象病の原因
気象病は、いずれの症状も内耳が関係していることがわかっています。
内耳(ないじ)とは、耳の鼓膜の更に内側にある部位で、外からの音を大脳へ伝えるはたらき、そして体の平衡感覚を保ち、気圧の変化を感知する働きをしています。
内耳が気圧の変化を脳へ伝えると、わたしたちの体は筋肉の収縮・膨張をすることで外からの圧力の変化に対して体をベストな状態に保つことができます。
内耳が敏感な人は、少しの気圧変化に対しても、必要以上に内耳が機能してしまい、脳から筋肉の収縮・膨張に関する指令がでてしまうのです。
この脳からの命令によって、血流が必要以上に変わり頭痛やめまい、いろいろな痛み、むくみなどのツライ症状があらわれます。
気象病の対策と治療
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気象病の対策で大切なことは、耳の敏感さをやわらげること、体の筋肉の緊張をほぐすことです。
耳マッサージ
耳には多くのツボがあり、マッサージすることで、血流がよくなります。
また、敏感内耳の状態も改善し、気象病の症状が軽減されます。
- 耳を親指、人差し指、中指でつまむ。
- 上、下、外側にひっぱります。
- ひっぱったら5秒キープして戻すを繰り返してください。
- 耳をつまんだまま、耳をゆっくり5回まわします。
- 耳を手のひらで覆い5回まわしましょう。
※一日3回行いましょう。
耳をひっぱりすぎないように注意してください。
ストレッチ
毎日のストレッチにより、体の筋肉がやわらかくなり、血行が改善されます。
軽めでよいので、お風呂のあとに行うのが効果的です。
食後のストレッチは胃に負担がかかるため、食後1時間は運動を控えましょう。
お湯につかる
お風呂につかることは、血流がよくなるので、とても効果的です。
夏場は特にシャワーですませてしまう人が多いのですが、気象病が気になるかたは、ゆっくりお湯につかることをおすすめします。
薬の服用
内耳はバランス感覚もつかさどっているため、同じ刺激をブロックする作用がある、「酔い止めの薬」が、気象病の症状にも効果があります。
症状が強い場合は、酔い止めを試してみましょう。
気象病アプリ
気圧の変化を教えてくれるアプリです。
事前に通知してくれますので、通知があったら耳をまわす!!など、気象病対策として活用しましょう。
♦頭痛ーる
まとめ
以前、アレルギーで体調が落ちているときに、気象病のような症状がでたことがあります。
偏頭痛がひどく、何かの病気かと思い病院で精密検査をしましたが脳に異常はありませんでした。
寝つきはいい方なのですが、アトピーがひどい時でしたので、眠りが浅くいつもふらつきがある状態でした。
普段は平気な人でも、体調が悪いときにはちょっとした気圧の変化にも弱くなるのかもしれませんね。
天気が変化するタイミングで、体調が悪くなる人は是非対策をしてみてください。
もう雨の前の日がツラくなくなるかもしれません!
台風の時、特に症状がひどくなる人はこちらを!
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