イタリア料理にスパイスとしてかかせない「オルガノ」には、胃腸を調整する、リラックス効果、疲労回復、風邪・インフルエンザ予防、美肌などの効果があります。
お料理だけではなく、ハーブティーとしても飲むことができます。
オレガノの効果や効能、副作用、使い方についてご紹介します。
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オレガノとは
オレガノは地中海沿岸原産のシソ科のハーブです。
赤紫色の小さく可愛い花が特徴です。
別名「ワイルドマジョラム」と呼ばれています。
古くからローマでは薬やお料理に使われていた植物です。
ハーブの中ではとても香りが強いのが特徴で、現在では、スペイン料理やイタリア料理でよく使われ、肉の臭みを消したり、パスタやピザなどのアクセントとして使われています。
オレガノの効果・効能
胃腸を整える
オレガノは消化を促す働きがあり、胃腸の調子を整えることができると言われています。
食欲がないときには、食欲増進の効果が期待できます。
リラックス効果
強壮作用によって、体の疲労回復に役立ちます。
また、オレガノには精神を落ち着かせリラックスさせる効果があることから、”疲れているな”と感じた時に摂ることで、心身の疲れを癒すことができます。
風邪予防
抗菌作用、抗ウイルス作用があることから、風邪予防やインフルエンザ予防に役立ちます。
また、食中毒やノロウイルスへの効果もあると言われています。
美肌
オレガノには肌の健康に欠かせないビタミンCとビタミンEが多く含まれています。
コラーゲン生成に役立つビタミンC、老化を防ぐビタミンEの働きで、しわやくすみを予防し美肌効果が期待できます。
オレガノの副作用
妊娠中
子宮に対して刺激を与える作用があるため、妊娠中の人は大量に摂らないように気を付けましょう。
オレガノアレルギー
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もし、口中の違和感や胃腸に関するアレルギー症状がでた場合はアレルギーの可能性がります。
シソ科の植物にアレルギーがある人は、摂取を控えてください。
シソ科の食物は、
- シソ
- ローズマリー
- ラベンダー
- ミント
- セージ
- オレガノ
- タイム
- レモンバーム
- ホーリーバジル
などです。
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オレガノの使い方
オレガノは、乾燥したものが一般的でスーパーなどのスパイスコーナーに並んでいます。
また、生のオレガノを扱っているところもあります。
料理に
使い方は、スパイスや、オレガノオイルとして、お料理にプラスできます。
肉料理や煮込む際に使ったり、ドレッシングやソースにも加えることができます。
オレガノオイル
オレガノをオイルに漬けたもので、乾燥のまま使うよりも香りが強くなり、お料理とよく絡むことで使いやすくなります。
オレガノオイルの作り方
- オリーブオイルと乾燥オレガノを混ぜます。
- 1週間漬け込んでできあがり。
オリーブオイルとオルガノを混ぜてからすぐに使用しても、乾燥タイプよりも風味が増します。
漬ける期間はお好みで調整してください。
ハーブティー
オレガノティーとしても飲むことができます。
オレガノはハーブティーとして飲むことで、咳や風邪対策、消化を促す効果が期待できます。
オレガノティーの作り方
- 乾燥オレガノをティーポットに入れお湯をそそぐ
- フタをして、3分蒸らしてできあがり
精油として
精油として、頭皮のマッサージにも使うことができます。
イボとりにも効果があるようです。
まとめ
オレガノの期待できる効果は、
- 胃腸を整える
- リラックス効果
- 疲労回復
- 風邪・インフルエンザ予防
- 美肌
などです。
お料理だけではなく、オレガノティーとしても飲むことができるので、是非お試しください!
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