スーパーフードの一つである「えごま油」。

オメガ3脂肪酸が豊富なオイルです。

 

オメガ3脂肪酸の含有率は、亜麻仁オイルよりも多く、アレルギー抑制効果やアンチエイジング効果、動脈硬化予防、認知症・うつ病予防の効果が期待できます。

加熱はNG!使い方もご紹介します。

スポンサーリンク

えごまとは

110.perilla-seed3

えごまは、インドや中国原産のしそ科の植物です。

えごまの葉は、見た目はシソにとても似ていますが、味は全然異なります。

 

えごまの葉は日本ではあまり見かけませんが、韓国では、キムチにして食べる一般的な食材です。

えごま油は、えごまの種子をしぼったもので、黄色のオイルで少しクセのある味がします。

 

えごま油の栄養成分

えごま油にはオメガ3脂肪酸が多く含まれており、脂質の約60%が「αリノレン酸」です。

αリノレン酸は体内で作ることができない必須脂肪酸ですが、含まれている食品が少ないことから、摂取が難しく不足しやすい脂肪酸です。

 

亜麻仁オイルよりも、オメガ3脂肪酸の含有量が多いのが特徴で、オメガ6脂肪酸の含有量は少ないため、脂肪酸のバランスがとてもよいオイルです。

 

えごま油の効能・効果

110.perilla-seed2

抗炎症・抗アレルギー

αーリノレン酸には、抗炎症作用や抗アレルギー作用があります。

また、えごま油に含まれる「ルテオリン」の働きでアレルギー症状を抑えることができます。

 

花粉症やアトピー性皮膚炎の人は、積極的に摂りたい脂質です。

アンチエイジング・美肌

αーリノレン酸は、肌の細胞を柔らかくし、ハリや潤いのある肌にしてくれます。

動脈硬化予防

αーリノレン酸には血管を修復する働きや血中の総コレステロールを低下させる作用がありますので、血液の流れをスムーズにし、動脈硬化心筋梗塞の予防に役立ちます。

認知症・うつ病予防

αーリノレン酸には、脳細胞を活発にする働きがあることから、うつ病認知症予防に役立ちます。

 

えごま油の使い方

スポンサーリンク

選び方

えごま油は、残念ながら「オーガニック」のものは少なく、手に入りにくいようです。

摂取目安

1日の摂取目安は、「大さじ1杯」です。

保存法

えごま油は開封後は冷蔵庫で保存しましょう。

お料理に使う

オメガ3脂肪酸は熱に弱く酸化しやすいため、食材に直接かけたり、ドレッシングとして使用するのがおすすめです。

 

炒め物などには、火を止めてからかけることで酸化を防いだ状態で摂ることができます。

  • 味噌汁にかける
  • スープにプラス
  • スムージーに入れる
  • 納豆にかける
  • 卵かけごはんにかける
  • 冷ややっこにかける
  • サラダにかける
  • ドレッシングにまぜる

 

まとめ

えごま油の効果は

  • 抗炎症・抗アレルギー
  • アンチエイジング
  • 動脈硬化予防
  • 認知症・うつ病予防

です。

 

加熱しないお料理で是非活用してくださいね。

 

スポンサーリンク