最近、化粧品やサプリメントにプラセンタ配合のものを多く見かけます。
美容目的で取り入れられているプラセンタは胎盤を使ったものなんです。
では、アトピーの人にとってプラセンタは使っても大丈夫なものなのでしょうか?
胎盤と聞くとなんか不安。。。も感じてしまいますが、基本的には美容目的のものなのでアレルギーさえなければアトピーの人でもプラセンタは使用できます。
そして、肌のバリア機能がアップすることから、わたしはプラセンタを飲んで、肌のカサツキやたるみがかなり回復し顔アトピーの症状も改善しました。
プラセンタの効果を感じる人と効果がわからないという人がいますので、効果が感じられない原因についても調べてみました。
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プラセンタって何?
プラセンタはずばり「胎盤」のことです。
「ん?胎盤って赤ちゃんの。。。」
そうなんです。
胎盤は新しい生命の健康維持するための媒介であるため、栄養素がたくさん含まれています。
わたしたちが普段目にする化粧品やサプリメントに使用されているプラセンタは、”動物の胎盤”を使ったものがほんどです。
プラセンタを摂取することにより、胎盤がもつ力を使って、人の体力回復や肌のターンオーバーを促す効果が発揮されると言われています。
そして、プラセンタには動物性のものと植物性のものがあります。
化粧品やサプリメントの原材料としては豚、馬の胎盤が多く使われていますが、動物性のものだけではなく、植物性のプラセンタを使っているものあります。また少ないのですが、魚由来の海洋性プラセンタもあります。
動物性プラセンタ
動物性プラセンタは、動物の「胎盤」を利用したものです。
主に馬・豚、羊などの胎盤が使われています。
馬よりも豚の方が大量生産が可能なため、化粧品、サプリメントともに豚の方が安価のものが多い傾向があります。
植物性プラセンタ
植物性プラセンタは、植物の「胎座」を利用したものです。
動物由来の胎盤と比べると、プラセンタならではの「成長因子」が含まれていないため、エイジングケアには不向きと言われていますが植物性の商品も多く存在しています。
プラセンタの効果とは?
プラセンタの効果として期待されるのは「アンチエイジング効果」や「美肌効果」です。
プラセンタにはアミノ酸、ビタミン、核酸がなどの栄養成分が含まれており、その効果で肌の再生を促し、乾燥を防ぐことができます。
その他、疲労回復や血行促進などいろいろな効能が謳われています。
アトピーの症状緩和に効果的!?
アトピーの人は、乾燥肌の人が多いのが特徴です。
そうなんです。
実はアトピーの人にとってプラセンタはとても嬉しい成分だと言えます。
スキンケアが大切なアトピー性皮膚炎の人には、プラセンタによって肌の乾燥を防ぐことで、バリア機能がアップすれば、アトピー症状の緩和も期待できます。
・炎症を抑える
抗炎症作用、抗アレルギー作用があるので、炎症やかゆみを抑えることができます。
・バリア機能アップ
プラセンタの一般的な効能である肌の潤い・ハリアップにより、肌のバリア機能をアップすることができます。
アトピー性皮膚炎の発症を防ぐためにはなんといってもスキンケアが重要ですね!
肌をきちんと保湿していれば、皮膚からのアレルゲン侵入をブロックできます。
また、抗アレルギー作用があることから、サプリメントなどの飲むタイプのものは、アトピー性皮膚炎だけではなく、花粉症などのアレルギーにも効果があると言われています。
プラセンタは効果がない人もいる?
プラセンタはあくまでも、栄養補助のために摂取するものです。
普段からバランスがよく栄養を考えた食事をきちんと摂取できていれば、それを補う必要はありません。
プラセンタに含まれている栄養素は、ほとんどがタンパク質です。その他、ビタミン、ムコ多糖類、糖質、酵素が含まれていますが、経口摂取では、体の中で分解されますので、お肉などを摂取することとあまり変わりません。
それらが、体で不足していない人はあまり効果が感じられない可能性があります。
栄養補助食品である以上、食事が偏りがちであるなどの欠乏した面を補うことが目的なのです。
ですから、もともと体調も悪くなく、普段の食事で肌を再生できる栄養素が十分摂れていて、保湿力の高いターンオーバーが正常な肌の状態を保っていられる人には、それ以上の効果は期待できないということでしょう。
プラセンタをはじめてしばらくは効果を感じることができたのに、長期間摂取していると効果がわからなくなったという人がいます。
これは、プラセンタの摂取で、不足していたものが補われた正常な状態に戻ったからという可能性が大きいということです。
アトピーの人はターンオーバーが健康な肌の人より、あきらかに早いと言われています。
ですから、不足した栄養を補うことで、ターンオーバーを正常に近い状態に近づけてくれる手助けをしてくれます。
プラセンタ化粧品、サプリメントの選び方
プラセンタを使ったものは、いろいろな種類が販売されています。
高価なものも多くありますので、せっかく使うなら、成分などをチェックしてで効果があるものを選びましょう。
・アンチエイジングには「動物性」のものを
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植物性プラセンタや海洋性プラセンタを使ったものには、「成長因子」が含まれていません。
この「成長因子」には、新陳代謝を促す効果がありますので、エイジングケアには欠かせないものになります。
ですから「動物性プラセンタ」を選ぶ必要があります。
・プラセンタの含有量をチェック
プラセンタ含有量の表記には、とくに「きまり」がないため、原末量や原料換算など、表記がバラバラになっています。
ですから、どの状態での含有量なのかを確認しましょう。
原末量:加工後の含有量(加工時に水分や不純物が除去されるので重さが減るため)
原液換算や生胎盤換算:加工前の含有量
原料換算:加工前の重量のこと。 加工により水分や不純物を取り除いたりする段階で重量が減るので原料換算=そのまま口に入る量ではない。
アトピーの症状が回復したプラセンタ体験談
私は約8年前からプラセンタのサプリメントを飲んでいます。
飲み始めた理由はアトピー症状の緩和ではなく、30代中くらいで肌が一気に老けたからです。
毛穴が目立ち、ほうれい線がうっすらですが気になるようになりました。
老けこんだのは、顔アトピー用のステロイドやプロトピック軟膏を塗っているので、それが原因の可能性がもありますが、なんとかエイジングケアをしようと思いました。
ただ、アトピーの炎症が定期的にある状態で、新しい化粧品を始めるのは大変困難なことでした。
新しい化粧品を始めても、化粧品の効果がわからないうちに、アトピーが悪化することが多いのです。
ですから、皮膚に塗るのものではなく、サプリメントを飲んでみようと思い、プラセンタをはじめることにしました。
プラセンタを飲み始めて、約1か月ほどで気になっていたほうれい線がわからないくらいになりました。
毛穴の目立ちも徐々に改善されたので飲み続けていたところ、3か月ほどたって体アトピーのカサカサ症状がかなり緩和されたことに気付きました。
冬も以前より、ドロドロの保湿剤は必要なくなったのです。
もともとはエイジングケアが目的で始めた「プラセンタ」でしたが、嬉しいことに肌の保湿力があがり、アトピーの症状改善にも効果がありました。
アトピーや乾燥肌の方には、是非プラセンタをおすすめしたいと思います。
アトピーの人のプラセンタを選ぶポイント
アトピーの人は肌に合わないもの、体に合わないものが多く存在しますので、プラセンタであれば何でもいい訳ではありません。
もちろん、サプリメントでも化粧品だとしても、きちんと成分を確認して使うことが大切です。
選ぶ際のポイントは、
- アレルギー症状ができないこと!!
- 原材料に何の胎盤を使っているか
- プラセンタ以外に一緒に含まれてるものはなにか
- 一か月あたりの金額
です。
成分チェックが必須
プラセンタのサプリメントには、プラセンタ以外の成分が多く含まれているものがあるので、何の胎盤なのかはもちろん、他に含まれている成分についても、アレルゲンが含まれていないかのチェックが非常に大切なポイントです。
本来であれば、プラセンタ以外の成分については肌がきれいになる、潤いアップなどの効果が期待できるものが入っているわけですから、お得なのかもしれませんが、私たちアレルギー持ちにとっては可能な限りいろいろ入っておらずシンプルなものを選びたいところです。
何故かというと、原材料の表示を見ても種類や表現が多岐にわたっているため、判別するのが難しいからです。
含まれている成分が自分のアレルゲンかどうかさえわからないというのが、正直なところです。
また添加物についても天然のものであれば一概にいいというわけではありません。
天然だからといって、自分の体に合うとは限らないですよね。
ですから、プラセンタ以外の成分が極力少ないものか、入っていないものから始めてみましょう。
アレルギーの症状が悪いときに、余計なもの摂取することは症状悪化の可能性がありますので、基本的に控えるべきです。
必ず症状が落ち着いているときにチャレンジしてくださいね。
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まとめ
プラセンタの特徴は、
- プラセンタには、動物性と植物性、海洋性がある
- アンチエイジング、美肌、疲労回復、血行促進の効果が期待できる
- 選ぶときには「動物性プラセンタ」を選び、プラセンタ含有量をチェック
- 食生活が充実している人にはプラセンタは効かない可能性がある
- アトピーのカサカサ症状の緩和に効果が期待できる
などです。
肌のお悩み、エイジングケアをしてみたい方は、是非おためしください!!
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