さまざまな健康被害に影響があると言われているPM2.5。
PM2.5を吸い込むと肺の奥に入る恐れがあり、肺の病気のリスクがあがる他、アレルギー症状が悪化する場合もあります。
地域によっては多くの量が飛ぶ日もあるので、飛散予報などを確認し対策が必要です。
PM2.5を吸い込んだ場合の症状とその対策、事前防ぐための予報サイトをご紹介します。
スポンサーリンク
PM2.5とは
PM2.5と一緒に飛散する黄砂についてはこちらから♪
⇒黄砂アレルギーの症状とは?飛来時期と黄砂予報、情報はスマホでチェック!!
PM2.5とは大きさが2.5μm(マイクロメートル)以下の粒子状の物質のことです。
髪の毛と比べると1/30程度でとても小さく、花粉や黄砂よりもさらに小さい粒子です。
PM2.5は粒子状物質の略であり、2.5は大きさを示しているので、有害物質のみのことを指しているわけではありません。
ただし、PM2.5の粒子には、炭素や硝酸塩、硫酸塩、ケイ素、アンモニウム塩などが含まれており、体に悪い影響があることからPM2.5=有害物質という認識になっています。
これらの粒子状物質は、工場や家庭などで燃えたさまざまなものが、大気中のオゾンや太陽光と反応し生成されたものです。
日本国内で発生したものと、中国で発生して日本に飛来したものがあります。
PM2.5の症状
PM2.5はとても小さい粒子であるため、吸い込むと肺の奥まで入り込みます。
主に咳や気管支喘息などの呼吸器系の症状がでます。
その他にもさまざまな症状があらわれます。
もともとアレルギー体質の人は、アレルギーが悪化することもありますし、呼吸器の病気をある人も悪化する可能性があります。
気管支喘息やアトピー性皮膚炎、花粉症の症状も悪化することがありますので、注意が必要です。
また、抵抗力の低い子どもや高齢者には、影響が大きくでる場合があります。
主な症状は、
- 咳
- 気管支喘息、気管支炎
- 鼻炎
- 熱
- 目や皮膚の痒み
- アレルギーの悪化
- 肺がんや狭心症リスク上昇
などがあります。
PM2.5の対策
PM2.5の日本の基準は、1日の平均が35μg/㎥以下であれば、問題はないとされています。
また、70μg/㎥以上の場合は、注意喚起が必要とされています。
問題はない量であっても、微粒子は肺の奥にたまっていく大きさですので、少量でも検知しているときは、対策をするように心がけましょう。
PM2.5の対策は、花粉症の対策と同様ですが、特にマスクはPM2.5専用のマスクでの対策が必要です。
外出時
- マスクやメガネをする
- PM2.5を吸い込みすぎるような、はげしい運動はしない
室内
- 洗濯物を外に干さない
- 外出を控える
- 部屋の換気を控える
徹底対策方法についてはこちらから♪
⇒薬以外の花粉症徹底対策。アレルゲン花粉の除去方法を紹介!!
PM2.5の予報サイト
スポンサーリンク
PM2.5は一年中発生していますが、黄砂にも多く含まれてくるため、黄砂の多い時期に大量に飛来します。
偏西風の影響で黄砂が多く飛来する2~5月はPM2.5にも十分に注意が必要です。
また、四国地方、九州地方は濃度が高い傾向にありますが、関西や関東の値も上昇するときがあります。
PM2.5の濃度を確認できるサイトをご紹介します。
スマートフォンを使用されているのであれば、アプリの方が使いやすいと思います。
サイト
PM2.5まとめ
各地方の予想を一気に見ることができて、見やすいサイトです。
そらまめ君
PM2.5の細かい状況が確認できるサイトです。
アプリ
大気汚染予報
PM2.5と黄砂の情報が確認できます。
iOSはこちらから♪
♦[大気汚染予報]
Androidはこちらから♪
♦[大気汚染予報]
[PM2.5]大気汚染予報[黄砂]
Android用のみです。
PM2.5(大気汚染予報)
Android用のみです。
まとめ
PM2.5の特徴は、
- PM2.5はとても小さい粒子なので、呼吸器系の症状が主にでる
- 外出時でも、室内でも対策が必要
です。
PM2.5の濃度をサイトやアプリなどでチェックして、日頃から対策を心がけましょう。
PM2.5と一緒に飛散する黄砂についてはこちらから♪
⇒黄砂アレルギーの症状とは?飛来時期と黄砂予報、情報はスマホでチェック!!
スポンサーリンク