スーパフードの一つである「ライスミルク」。
ダイエット効果が期待できる食品です。
そのほかにも、美肌、便秘解消、安眠などの効果もあり、グルテンアレルギーや牛乳アレルギーの人でも安心して飲むことができます。
自宅で簡単に作ることができますので、作り方もご紹介します。
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ライスミルクとは
ライスミルクとは米を使って作られたミルクのことです。
玄米を発酵させて作られたものと、米粉を水に浸して濾過したものがあります。
牛乳や豆乳と同じように飲むことができ、「第3のミルク」とも呼ばれています。
白米よりも玄米を使ったものの方が栄養価が高くなります。
家庭でも作ることができる体や美容にとてもよいミルクです。
ライスミルクの栄養
玄米を発酵させたものは、玄米がもつ栄養成分が凝縮されているのが特徴です。
- 炭水化物
- ビタミンE
- 食物繊維
ライスミルクの効果
美肌
皮膚を作るビタミンB6や、抗酸化作用が強いビタミンEの働きで美肌効果が期待できます。
便秘解消
食物繊維が豊富ですので、腸内環境を整えて、便秘解消や便秘予防に効果的です。
ダイエット
お米を使っているため、低脂肪、コレステロールがゼロなので、ダイエット効果が期待できます。
またビタミンB1やビタミンB2の効果で、脂肪の分解と代謝を促してくれます。
ただし、お米の炭水化物が気になりますよね。
炭水化物はどうしても太るのでは?と疑問に思います。
もちろん牛乳代わりに飲むのであれば、低カロリーではありますが、おやつとしてゴクゴク飲むのはどういうものかと。。
実は炊いていない米はレジスタントスターチという難消化性デンプンでできています。
これは、消化に時間がかかり、血糖値がすぐに上昇しない特徴を持っているため、炊いたお米と違いダイエットに向いているのです。
難消化性のデンプンのカロリーは普通のデンプンの半分です。
ただし、自宅などで炊いたお米から作ったライスミルクはカロリーが上がってしまいます。
そこで、冷やして飲むことをおすすめします。
冷やすことで、デンプン化したものの一部が難消化性デンプンに戻ります。
冷やご飯ダイエットというがあるように、デンプンの状態を変えることで、体への作用がわかるのです。
安眠
GABAが豊富に含まれているので、リラックス効果が期待できることから、寝る前に飲むと安眠の効果が期待できます。
アレルギー対策
お米からできているため、グルテンフリーですので、グルテンアレルギーの人でも安心して飲むことができます。
また、牛乳アレルギーの人も飲むことができます。
牛乳アレルギーではなくても、牛乳を飲むとおなかを壊すような人も、牛乳の代わりになります。
ライスミルクの作り方
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ライスミルクはドリンクタイプのものが販売されていますが、ご家庭で作ることも可能です。
米粉でつくる
材料
- 米粉、または玄米粉:大さじ2
- 水:200ml
手順
- 材料をよく混ぜてできあがります。
※栄養価の面から、玄米粉を使うことをおすすめします。
米でつくる
材料
- 玄米:大さじ2
- 水:250ml
- 塩:少々
手順
- 玄米を水にひたします。(夏は2日程度、冬は3日程度)
- 水けを切ったら、水と塩合わせて、ミキサーまたはブレンダーでお米が完全になくなるまで混ぜます。
炊いたご飯でつくる
材料
- 炊いたご飯:1膳 (150g)
- 水:750cc
手順
- 材料をミキサーで混ぜてできあがりです。
- 米の粒が気になる場合は、濾してください。
※炊いたご飯はカロリーが高くなりますので、ダイエット補助にはあまりおすすめできません。
血糖値の急激な上昇を抑えるために、冷やして飲みましょう。
ライスミルクの注意点
- 玄米や白米から作った場合は、菌が繁殖する可能性があるため、すぐに飲んでください。
- ライスミルクはカルシウムが少ないため、ダイエットのために飲む場合は、他の食品を合わせて、ビタミン、ミネラルのバランスを整えましょう。
ライスミルクの飲み方
そのまま飲んでもいいのですが、ヨーグルトとやシリアルとミックスしたり、スムージにして飲むのもおすすめです。
シナモンをプラスしても美味しくいただけます。
まとめ
ライスミルクの効果は
- 美肌
- 便秘解消
- ダイエット
- 安眠
- グルテンアレルギー・牛乳アレルギー対策
です。
市販のライスミルクは高価なものが多いため、玄米粉から作るのがおすすめです。
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