ビタミンCが多く含まれるローズヒップティーは、美肌やアンチエイジング、免疫力アップ、貧血予防、ダイエット、疲労回復などの効果が期待できるお茶です。
ただし、お茶として飲むだけでは、多くの成分が活用できないという落とし穴が!
ローズヒップティーの成分を丸ごと摂る飲み方や効果・効能、副作用をご紹介します。
スポンサーリンク
ローズヒップティーとは
ローズヒップは、バラ科の食物の果実のことで、赤いかわいい実をつけます。
この果実をお茶にしたものが「ローズヒップティー」と呼ばれています。
ローズヒップはビタミンCがとても豊富ですが、飲み方によっては効果が半減してしまうという特徴があるため、効率的に飲まないともったいないお茶でもあります。
ローズヒップティーの栄養成分
ローズヒップティーの注目の成分は、
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンK
- マンガン
- マグネシウム
- カルシウム
- 鉄
- リコピン
- ティリロサイド
- 食物繊維
です。
ビタミンCはレモンも約20倍も含まれていること、また熱に強いビタミンCあることで、美容や免疫力アップの効果が期待できます。
また、ノンカフェインですので妊娠中でも、気にせず飲むことができます。
ローズヒップティーの効果・効能
美肌
ローズヒップティーに含まれているビタミンCは、ビタミンPのおかげで熱に強くお茶で飲んでも成分が壊れない特徴があります。
ビタミンEの抗酸化作用もあり、シミやしわ、たるみ、毛穴を引き締めるなどの肌の改善や老化防止に役立ちます。
また、ビタミンAも含まれているため、肌のターンオーバーを促す働きもあります。
貧血予防
鉄分が多いため、血行不良を改善して、貧血防止に役立ちます。
ダイエット
ローズヒップティーに含まれるポリフェノールの一種である「ティリロサイド」は、脂肪燃焼を促す働きがあります。
「リコピン」の作用で中性脂肪を減らす効果もありますので、ダイエット補助の効果が期待できます。
便秘解消
食物繊維を多く含んでいるため、便秘予防に役立ちます。
免疫力アップ・疲労回復
ビタミンCには、免疫力をアップする作用があり、体調を整え、風邪予防につながります。
ストレスを緩和する作用もありますので、心と体の疲れを緩和してくれます。
また、花粉症への効果も期待できるお茶です。
ローズヒップティーの注意点・副作用
スポンサーリンク
飲み過ぎ
飲み過ぎることで、腹痛や下痢などの症状を起こす場合があります。
一日の摂取目安はティーの状態で500cc程度です。
ローズヒップアレルギー
ローズヒップはバラ科ですので、バラ科の植物に食物アレルギーがある人は注意が必要です。
バラ科の主な植物は、
- リンゴ
- モモ
- サクランボ
- アーモンド
- ナシ
- イチゴ
- スモモ
と、多くありますし、バラ科の果実のタンパク質と構造が似ていることで、交差抗原性がある”シラカンバ”や”ハンノキ”の花粉症がある人も注意してください。
食物アレルギーについてはこちらから♪
⇒食物アレルギーの原因は?アレルゲンとなる食品の種類はなに?
アレルギー検査についてはこちらから♪
⇒アレルギー検査にかかる費用とアレルギー検査項目のすべて
ローズヒップティーの飲み方
飲み方
- ローズヒップをカップに10cc入れます。
- カップに熱湯を注ぎ2分待ちましょう。
- 赤い色が薄くついたらできあがりです。
ローズヒップティーには味や香りがあまりないため、紅茶やハーブティーなどとブレンドしたり、レモンやはちみつ、お砂糖などをプラスすると美味しくいただけます。
体によいお砂糖についてはこちらから♪
⇒ 砂糖はアレルギーを悪化させる?アレルギーでも食べていい砂糖は!
ローズヒップの成分を丸ごと摂取
ローズヒップティーを飲んだあと、残った”ローズヒップの実”も食べましょう。
残ったローズヒップには、ビタミンCやビタミンEなどが多く含まれていて、お茶だけとって捨ててしまっては、多くの栄養成分が摂取できなくなってしまいます。
食べづらい場合は、シリアルやヨーグルトに入れたりすると食べやすくなります。
ローズヒップの種類
ローズヒップには、お茶の他にもパウダーやオイルなどがあります。
お茶で摂るのがむずかしい方は、パウダーなどであれば飲み物などにも入れやすく使いやすいので、試してみてください。
まとめ
ローズヒップティーは温かくしてもビタミンCを多く摂れる、めずらしい食品です。
味が苦手な方は是非ブレンドティーをお試ししてくださいね。
ローズヒップの実も残さず食べましょう!
美肌に効果があるルイボスティーはこちらから♪
⇒アトピー・ダイエットの味方ルイボスティーの効能は?副作用に注意!?
スポンサーリンク