うウニを食べたら、「あれ?口の中に違和感?」などの症状がおきたら、それはウニアレルギーかもしれません。
ウニでアレルギーがでるなんて、あまり聞いたことがないかもしれませんが、ウニにもアレルゲンとなるタンパク質が含まれていますので、アレルギーがある人もいるということです。
アナフィラキシーを起こした例もありますので、なんらかの症状がでたような場合は、注意が必要です。
ウニの旬は主に夏ですが、ウニが摂れる地域やウニの種類によっても旬はさまざまであり、輸入ウニも出まわっているため、今はどの季節でも流通し一年中食べることができる食品です。
ウニを食べて体調の変化を感じたら、注意が必要となります。
ウニアレルギーの症状や検査、対処についてご紹介します。
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ウニアレルギーの症状
ウニアレルギーは、ウニに含まれるタンパクが原因となり腹痛などの症状が起きるアレルギーの一種です。
主な症状は、
- 唇や口の中、喉のイガイガやかゆみ
- 嘔吐、胃痛
- 胃がチクチク、ムカムカする
- 腹痛、下痢
- 蕁麻疹、湿疹
- 皮膚のかゆみ
などの食物アレルギーの症状があらわれます。
唇や口の周りがかゆくなって腫れたり、蕁麻疹がでるなどの症状が多いようです。
アナフィラキシーを起こした例もありますので、呼吸困難やめまいなどの症状が起きた際には、すぐに病院で診てもらう必要があります。
症状が強い場合は早い対処が必要となりますので、注意してください。
アナフィラキシーについてはこちらから♪
⇒アナフィラキシーの症状とは?エピペンが必要?起きたときの対応、処置は時間が勝負!!
ウニアレルギーの検査
ウニにはアレルゲンとなるいくつかのタンパクの種類が含まれています。
ウニに含まれるタンパク質が原因となりアレルギー症状が起きることはわかっていますが、残念ながらアレルギーの血液検査にウニの項目はありません。
アレルギー科や皮膚科などで相談すると、検査ができなくても、症状を確認して飲み薬や塗り薬などを処方してくれますので、ウニアレルギーの可能性があるかな?と思ったら、一度病院で診てもらいましょう。
蕁麻疹は時間が経つと、消えてしまう特徴がありますので、症状がでた時の写真を撮っておくことをおすすめします。
病院で診てもらう際に、写真を見せることで診察もスムーズに行うことができます。
アレルギーの検査についてはこちらから♪
⇒アレルギー検査にかかる費用とアレルギー検査項目のすべて
ウニアレルギーの原因と対処
ウニを食べないこと!
一度食物アレルギーになってしまうと、治癒することは難しいため、ウニを避けることが必要となります。
ウニはアレルギーを起こす人がそれほど多い食品ではありませんが、パスタやスープなどの加工食品にも含まれているものもありますので、きちんと原材料の表示を確認するようにしましょう。
また、ウニにはいくつかのアレルゲンとなるタンパク質が含まれているため、どのタンパクにアレルギー反応がでているかによって、加工や加熱による低アレルゲン化は明確ではありません。
加熱しているもの、加工しているものであっても、アレルギー症状がでる可能性がありますので、試す際は十分に注意するようにしましょう。
抗ヒスタミン薬などを飲む!
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食物アレルギーがある場合は、アレルギーの症状を抑える飲み薬を飲むことで、症状の悪化を防ぐことができます。
病院で相談すると処方してくれますので、ウニ以外にも食物アレルギーを持っているような場合は相談してみましょう。
アレルギーの飲み薬についてはこちらから♪
⇒アレルギーの「飲み薬」の種類と副作用
まとめ
ウニが大好きな人にとって、ウニにアレルギーがでたらとてもツライですね。
それでも、本当にウニアレルギーであった場合は、除去するしかありません。
お寿司屋さんで食べたような場合は、ウニが原因ではない可能性もありますので、まずは何を食べて症状がでたのかを確認する必要があります。
サバやサーモンなどは、アレルギー検査が可能ですので、お寿司を食べるたびに口内の違和感があるような場合は、生もの全般のアレルギー検査をすることをおすすめします。
また、体調が悪いときや疲れているときは、アレルギーではなくても生ものに含まれるヒスタミンなどの物質によって、アレルギー様症状がでる場合もあります。
まずは、病院で診てもらいましょう!
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⇒甲殻類アレルギーの症状とは?気を付けるべき食材、食品は?原因と治療も!
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⇒食物アレルギーの原因は?アレルゲンとなる食品の種類はなに?
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