ぶなしめじは、何のお料理にでも使いやすいキノコですね。
栄養成分や機能性成分もきっちり含まれています。
よくサプリメントなどに使用されている「オルニチン」も含まれていますので、飲み過ぎ後の二日酔い対策には「しめじ味噌汁」がおすすめです!
ぶなしめじの栄養分、効果・効能、カロリー・糖質、冷凍や加熱などの効果的な食べ方についてご紹介します。
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ぶなしめじに含まれる栄養素は?
しめじはキシメジ科のキノコで旬は9~11月になりますが、わたしたちが食べているのはほとんどが人工栽培されているものなので、一年中手に入ります。
天然のしめじは「本しめじ」と呼ばれており、スーパーでよく見かけるのは「ぶなしめじ」という種類のものです。
それではぶなしめじの栄養成分、機能性成分を見ていきましょう。
しめじのビタミン
しめじに含まれているビタミンは、
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンC
- ビタミンD
- ナイアシン
- 葉酸
- パントテン酸
- ビオチン
などです。
ビタミンD、ナイアシンが多く含まれています。
※含有量の”多い”、”少ない”は一日に必要なビタミンの摂取量を目安にご紹介しています。
しめじのミネラル
しめじに含まれているミネラルは、
- ナトリウム
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- リン
- 鉄
- 亜鉛
- 銅
- マンガン
- ヨウ素
- セレン
- モリブデン
などです。
カリウム、モリブデンがやや多く含まれています。
※含有量の”多い”、”少ない”は一日に必要なミネラルの摂取量を目安にご紹介しています。
しめじの機能性成分
しめじに含まれている機能性成分は、
- βーグルカン(食物繊維)
- レクチン(たんぱく質類)
- オルニチン(アミノ酸)
- リジン(必須アミノ酸)
- エルゴステロール
などです。
エルゴステロールは紫外線にあたることで「ビタミンD」に変化する成分です。
しめじの効果・効能
アレルギー予防
「βーグルカン」にはアレルギーを予防する働きがあると言われています。
花粉症やアトピーなどのアレルギー対策に役立ちます。
免疫力向上・疲労回復
「βーグルカン」や「レクチン」の働きで免疫力がアップします。
必須アミノ酸の一種である「リジン」には、タンパク質の吸収や糖質の代謝を促す働きがあり、疲労回復に役立ちます。
疲れを感じた時、風邪予防などにうれしい効果が期待できます。
二日酔い対策
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「ビタミンB群」や「オルニチン」の働きで肝機能の強化が期待できます。
飲み過ぎたあとの二日酔い対策に役立ちます。
ストレス解消
「ビタミンD」の働きでストレス緩和に役立ちます。
骨や歯を丈夫にする
「エルゴステロール」はキノコ類に多く含まれる成分で、ビタミンDに変化します。
「ビタミンD」は「カルシウム」の吸収を促してくれることから、丈夫な骨や歯を作るのに役立ちます。
しめじのカロリーと糖質
しめじのカロリー
しめじのカロリーは
- 100gあたり:18kcal
です。
▶100gで比較すると
- しめじ 約1パック:18kcal
- 椎茸 約8個:18kcal
- ナス S1.5個:22kcal
- にんじん 2/3本:37kcal
- ピーマン 約4個:22kcal
- オクラ 約11本:30kcal
- きゅうり 約1本:15kcal
- ご飯 2/3膳:168kcal
しめじのカロリーは低めです。
椎茸とは同カロリーとなります。
しめじの糖質
しめじの糖質は、
- 100gあたり:1.17g
です。
▶100gで比較すると
- しめじ 約1パック:1.17g
- 椎茸 約8個:1.4g
- ナス S1.5個:2.9g
- にんじん 2/3本:6.5g
- ピーマン 約4個:2.8g
- オクラ 約11本:1.6g
- きゅうり 約1本:1.9g
- ご飯 2/3膳:36.8g
糖質もカロリーと同様に低めです。
しめじを効果的に食べる方法
冷凍すると栄養価がアップ
しめじは、冷凍することで「グアニル酸」や「アスパラギン酸」などの成分がアップします。
旨みも強くなります!
さっと洗ったあとに小分けにして冷凍しましょう。
冷凍では、約1か月程度保存が可能です。
使用する際は、解凍せずに凍ったままスープや炒め物などに入れて使います!
干ししめじで栄養価アップ
しめじには「エルゴステロール」が含まれていることから、紫外線に当てるとビタミンDの量が増えるんです。
調理前に30分~1時間程度干してから使うことで、ビタミンDアップしめじを食べることができます。
ビタミンDは脂溶性ですので、油炒めなどすると吸収率が高まります。
まとめ
ぶなしめじの栄養や効果・効能についてご紹介しました。
きのこは体によいと言われていますが、思っていたより多くの有効成分が含まれているようです!
洗いすぎると水溶性の成分が流れ出てしまいますので、サッと洗って短時間加熱での調理を心がけましょう!
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