なた豆は、鼻や口のトラブルに嬉しい効果がある野菜の一つです。
わたしたがなた豆を初めて知ったのは、歯磨き粉の成分で「なた豆入り」のものが多くなってきた頃でした。
今はドラッグストアにも刀豆入りの歯磨き粉が置いてありますね。
なた豆はお野菜ではあまり流通していないものですので、なた豆茶として摂るのが一般的です。
なた豆の栄養成分、効果・効能、副作用などの注意点、おすすめなた豆茶についてご紹介します。
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なた豆とは?
なた豆は、熱帯アジアやアフリカが原産のマメ科の植物です。
漢字では「刀豆」と書かれ、「ジャックと豆の木」のモデルになった木ということでもわかるように、とても大きく育つ食物なんです。
お野菜としてはあまり馴染みが無い人が多いと思いますが、食用と薬用の両方で使用されています。
旬は秋(9~11月)で、現在は日本でも栽培されています。
なた豆に含まれる栄養成分は?
なた豆に含まれる成分は、
- カナバニン
- コンカナバリンA
- ウレアーゼ
- タンニン
- リン
- 鉄
- カルシウム
- カリウム
- マグネシウム
- 亜鉛
- マンガン
などです。
この中でも注目の成分は、アミノ酸の一つである「カナバニン」です。
排膿作用があることで、ツラい鼻の症状を改善する効果が期待できます。
なた豆の効果・効能!
口臭対策、歯周病、歯槽膿漏予防
なた豆で有名なのが「お口のトラブル改善」の効果です。
「カナバニン」「コンカナバリンA」には抗炎症作用や免疫力アップの効果が期待でき、歯周病菌の繁殖を抑える働きがあると言われています。
また、消臭作用がある「タンニン」が含まれていることで、口臭予防にも役立つんです。
歯周病は口臭の原因になっていることもありますので、口内環境を整えること、消臭作用も含まれていることで、ダブルで口臭予防効果が期待できます。
口臭や歯周病対策でなた豆を摂る際は、お茶でもいいのですが、歯磨き粉が使いやすいと言われています。
蓄膿症、鼻のトラブル対策
なた豆に含まれている「カナバニン」には、抗炎症・排膿作用があります。
排膿作用はあまり聞きなれないと思いますが、いわゆる膿をだす働きがあると言うことで、鼻の奥などに膿がたまる「蓄膿症」や「後鼻漏(こうびろう)」などの改善に役立つと言われています。
また、鼻の通りがよくなるため、普段から鼻炎の症状などで鼻づまりが気になる方にはとてもおすすめです。
アレルギー対策
なた豆には、抗炎症作用、デトックス作用がありますので、花粉症やアトピー、アレルギー性鼻炎などのアレルギー症状を抑える効果が期待できます。
「花粉症対策になた豆茶!」
と聞いたことがあると人もいると思います。
鼻の症状改善にも強いお茶ですので、花粉症による鼻づまりがツライ人には特におすすめです。
血液サラサラ・むくみ予防
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「カナバニン」は血流をスムーズにし血液をサラサラにする作用があります。
また「ウレアーゼ」「コンカナバリンA」は腎臓の機能を助ける働きがあること、「カリウム」が含まれていることからむくみ解消に役立ちます。
なた豆の注意点、副作用
カフェインは?
なた豆茶はノンカフェインですので、お子さんでも、また時間を気にせず飲むことができます。
飲み過ぎ、食べすぎると?
なた豆は食物繊維が多く、デトックス作用もある食物となりますので、一度に摂りすぎると腹痛や下痢を起こす人がいます。
お茶の場合は一度の多く飲みがちになりますので、初めは体調を見ながら少量から始めるようにしましょう。
おすすめなた豆茶
おすすめのなた豆茶となた豆ハミガキをご紹介します。
なた豆茶はいろいろな種類のものが多く販売されています。
なた豆のみでは飲みづらいものもあるため、ブレンド茶が主流となっています。
なた豆以外にブレンドされている成分をチェックして選ぶのがおすすめです。
下記でご紹介しているのは、味がおすすめのものです!
なた豆ハミガキ
♦伝統爽快なたまめ歯磨き粉
なた豆、柿渋、ドクダミ、プロポリス、ビフィズス菌などが含まれている歯磨き粉です。
パラペンフリー、香料無添加です。
価格:2,900円
公式サイト:【伝統爽快なたまめ歯磨き粉】
なた豆茶
♦伝統爽快なた豆茶
なた豆以外にも、ごぼう、黒豆、90種類の野菜・果物などの発酵酵素が含まれているお茶です。
ブレンド茶の中でもとても飲みやすいのが特徴です。
価格:4,140円
公式サイト:伝統爽快ごぼうなた豆茶
まとめ
なた豆の栄養成分、効果についてご紹介しました。
野菜はなかなか手に入らないため、お茶などで摂るのがおすすめです。
上ではお茶と歯磨き粉をご紹介していますが、サプリメントで摂ることも可能です!
口や鼻のトラブルケアにはとてもうれしいお茶ですので、是非お試ししてみてくださいね!
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