抗菌作用が強いティーツリーオイルは、肌のトラブルや風邪予防、リラックス効果もある万能オイルです。
アロマだけではなく、さまざまな用途で使用できますが、成分が強いため、副作用の心配がありますので、注意点をしっかり守って使ってください。
ティーツリーオイルの効果・効能、使い方、注意点をご紹介します。
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コンテンツ
ティーツリーとは
ティーツリーはオセアニア原産のフトモモ科の常緑樹で、白色やうすい桃色の花をつける木です。
別名、「ティートリー」や「ティートゥリー」とも呼ばれています。
このティーツリーの葉から、水蒸気蒸留法で取ることができるオイルを「ティーツリーオイル」と言い、アロマオイル(精油)として使われています。
ティーツリーオイルは、爽やかな香りで、アロマとしても肌の炎症を抑えるためにも使える万能オイルです。
古くから薬として使用されてきた、強い効果をもつオイルですので、使い方や使用量には注意する必要があります。
ティーツリーオイルの効果・効能
ティーツリーには多くの作用があります。
- 抗菌作用
- 抗炎症作用
- 抗ウイルス作用
- 抗真菌作用
- リラックス効果
などです。
これらの作用によって、さまざまな効果が期待できるオイルです。
風邪・インフルエンザ予防
ティーツリーは細菌、ウイルスをブロックすることで、免疫力を向上させてくれます。
また、リラックス効果もあります。
アロマやうがい薬として使うことで、風邪やインフルエンザ予防になります。
肌のトラブル対策
ニキビ・水虫
菌を抑えることで、ニキビや水虫の予防・改善ができます。
ニキビには化粧水か直塗り、水虫には足湯がおすすめです。
アトピー、キズ、やけど、日焼け
肌の炎症を緩和し、アトピーの症状を抑えることができます。
また、傷の炎症を抑えることができるので、キズ対策、日焼けややけどの治療ができます。
肌の炎症を抑えるためには、化粧水がおすすめです。
イボ、虫さされ
イボを小さくしたり、虫刺さされの炎症も抑えることができます。
綿棒での直ぬりがおすすめです。
フケ
フケ対策にも役立ちます。
シャンプーに混ぜて使うことができます。
掃除に
殺菌効果がありますので、薄めてスプレーすることで、拭き掃除などに使うことができます。
ティーツリーの使い方
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アロマ
風邪やインフルエンザ対策には、ディフューザーを使ってアロマとして使用しましょう。
100mlのお湯にオイルを2滴をたらして、湯気を吸い込むことでも効果があります。
風邪の引き始めに使用すると効果的です。
また、鼻づまりなど、鼻の炎症にも効果が期待できます。
※花粉症への効果は、はっきりとは立証されていないようです。
花粉症による鼻の炎症へは効果があります。
ティーツリーオイルうがい
水100mlにティーツリーオイルを2滴たらして、うがいしましょう。
飲みまないように注意してください。
喉が痛いときにおすすめです。
ティーツリーシャンプー
フケ対策には、お使いのシャンプー1回分に1滴たらして使いましょう。
小さいケースなどに入れて混ぜると使いやすいです。
直接塗る
直塗りは、イボや虫刺され、ニキビなどの極めて狭い範囲に少し塗るときのみに使う方法です。
広範囲に塗ると、成分が強すぎるため刺激をはじめとした副作用がでる可能性がありますので、注意してください。
塗り方
- 綿棒にティーツリーオイルを1滴たらします。
- まわりの皮膚に付かないように、気を付けて患部にオイルを塗ります。
ティーツリー化粧水
肌の炎症を抑えるためには、化粧水がおすすめです。
※肌が弱い人は、オイルの量を少ないものから試してみましょう。
材料
- 無水エタノール 5ml
- 精製水 95ml
- ティーツリーオイル 20滴
作り方
- 無水エタノールに、ティーツリーオイルを入れ混ぜます。
- 上記1に精製水を加えて混ぜればできあがり
ティーツリーウォーター・ティーツリースプレー
殺菌効果が高いので、お掃除に使用できます。
拭き掃除や掃除あとの除菌などに使えます。
「ティーツリーウォーター」をスプレー容器に入れることで、「ティーツリースプレー」を作ることが可能です。
ティーツリー化粧水よりは、無水エタノールの割合とオイルの量が多くなっています。
材料
- 無水エタノール 40ml
- 精製水 60ml
- ティーツリーオイル 30滴
作り方
- 無水エタノールに、ティーツリーオイルを入れ混ぜます。
- 上記1に精製水を加えて混ぜればできあがり
その他
ティーツリーオイルを含む、化粧水やクリームは市販でも購入することができます。
成分を確認して、添加物が少ない安全なものを選択しましょう。
ティーツリーオイルの副作用・注意点
- 成分の作用がとても強いので、肌に対する刺激が強すぎる場合があります。
使用前に必ずパッチテストをしてください。
- 肌に刺激を感じたら、使用をやめること。
- オイルの原液は直接さわらないこと、飲まないこと。
- 酸化、揮発しやすいオイルですので、開封後はフタをきっちり閉めて高温多湿にならない環境で保管すること。
まとめ
いろいろな用途に使えるティーツリーオイルを是非活用してみてください。
成分の強さから、パッチテストやその他の注意点がありますので、必ず確認してから使用してくださいね!
アトピーや敏感肌の人は、初めはオイルの量を減らして試すのがおすすめです。
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