タイ料理でよく使われている空芯菜(くうしんさい)は、夏が旬の野菜です。
アンチエイジングや夏バテ防止、便秘防止などの作用も期待できます。
空芯菜の栄養成分、効果・効能、カロリー、糖質、効果的な食べ方についてご紹介します。
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空芯菜に含まれる栄養素は?
熱帯地方が原産と言われている「空芯菜(くうしんさい)」は、夏が旬のお野菜です。
茎の中が空洞になっていることから「クウシンサイ」という名がついていますが、他にも「ヨウサイ」や「エンサイ」、「アサガオナ」とも呼ばれています。
中華料理やタイ料理でよく使われており、日本では沖縄県で昔から栽培されています。
最近は夏になるとスーパーでも手に入るようになりました。
βーカロテンが豊富で、ほうれん草よりも多く含まれています。
また、食物繊維もほうれん草より空芯菜の方が多く含まれているんです。
それでは、空芯菜の栄養成分をみていきましょう!
空芯菜のビタミン
空芯菜に含まれているビタミンは、
- ビタミンA
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンK
- ナイアシン
- 葉酸
- パントテン酸
などです。
ビタミンA、ビタミンE、ビタミンK、葉酸がとても多く含まれています。
※含有量の”多い”、”少ない”は一日に必要なビタミンの摂取量を目安にご紹介しています。
空芯菜のミネラル
空芯菜に含まれているミネラルは、
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- リン
- 鉄
- 亜鉛
などです。
カリウムが多めに含まれています。
※含有量の”多い”、”少ない”は一日に必要なミネラルの摂取量を目安にご紹介しています。
空芯菜の機能性成分
空芯菜に含まれている機能性成分は、
- βーカロテン
- 食物繊維
などです。
空芯菜の効果・効能
老化防止
フィトケミカルの一つである「βーカロテン」は抗酸化作用が強い成分です。
空芯菜にはとても多く含まれています。
また、「ビタミンE」も抗酸化作用が強く、「ビタミンC」はコラーゲン生成に欠かせない成分です。
紫外線によるシミを防ぎ、活性酸素を除去することから、肌のアンチエイジングに役立ちます。
夏バテ予防
「ビタミンB1、B2」の作用でエネルギーの代謝を促し、疲労回復に役立ちます。
「βーカロテン」の働きで免疫力アップが期待できます。
また、夏のお野菜であるクウシンサイは、ほてった体の熱をとってくれる働きがありますので、夏バテ予防効果が期待できます。
便秘予防
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食物繊維が豊富なことから、お腹の調子を整えたり、便秘予防に役立ちます。
貧血予防
「鉄分」や「葉酸」の働きで、貧血予防に役立ちます。
空芯菜のカロリーと糖質
空芯菜のカロリー
のカロリーは
- 生 100gあたり:17kcal
- 茹で100gあたり:21kcal
です。
低カロリーなことがわかります。
空芯菜の糖質
空芯菜の糖質は、
- 生 100gあたり:0g
- 茹で100gあたり:0.7g
です。
なんと、生の状態では糖質が含まれていません。
空芯菜を効果的な食べ方
ゴマ油と相性抜群
ビタミンEが含まれているごま油で炒めることで、アンチエイジングの効果がアップします!
まとめ
空芯菜の栄養や効果についてご紹介しました。
夏バテに役立つお野菜ですので、旬の時期には是非活用してくださいね!
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