「きゅうりは世界一栄養素がない野菜」
とギネスブックに登録されています。
えっ、ほんとですか?きゅうりの栄養素を調べてみると、ビタミンKやビタミンCも多く含まれているようなんですが。。。
そうなんです。
きゅうりには、きちんと栄養素が含まれています。
その他、機能性成分も含まれていますので、ちゃんと体によい作用だってあります。
きゅうりの栄養素、機能性成分、効果・効能、カロリー、糖質、食べる際の注意点についてご紹介します。
スポンサーリンク
ギネスの「きゅうりは世界一栄養素がない」はウソ!
きゅうりの栄養素が世界一少ないという、ギネスの登録は結構有名な話なんです。
ご存知でしたか?
そして、「ギネスがウソをついている!?」
ということではなく、日本語としての訳がおかしい。。というのが本当のところです。
原文では、
「Least calorific fruit」
という記録名称で登録されています。
あれ?栄養素じゃないですよね。
原文ではカロリーと書かれているではないですか!
確かにきゅうりは低カロリーです。
でも栄養素はちゃんと含まれているんですよ。
先日調べたある書籍にも「ギネスの登録で、栄養素が世界一少ない野菜と言われている」と書いてありました。
でも、成分表からしてもそうとは思えませんので、やはり訳の解釈が間違っているのだと思います!
きゅうりの栄養素と機能性成分は?
きゅうりは90%以上が水分なことから、シャキシャキとした食感がとてもよい夏が旬のお野菜です。
きゅうりに含まれている栄養素と機能性成分は、
- カリウム
- ビタミンE
- ビタミンB2
- ビタミンC
- ビタミンK
- βーカロテン
- 食物繊維
- シトステロール
- ククルビタジン
- ルチン
- イソクエルシトリン
- カフェー酸
- クロロゲン酸
などです。
きゅうりの効果・効能!
高血圧予防
きゅうりは水分とカリウムが多く含まれていることで、体内のナトリウムの排泄を促してくれます。
塩分の摂取を控えることが推奨されている高血圧予防に役立ちます。
摂りすぎた塩を体外へだしやすくしてくれることから、塩分が多いお料理と相性がよいお野菜です。
むくみ予防
スポンサーリンク
きゅうりに含まれているシトステロールには利尿作用があり、腎臓の働きが活発になることから、むくみが解消されます。
朝起きるとむくみが酷いという人は、きゅうりを炒めて食べることで、利尿効果が高まります。
夏バテ予防
夏が旬のお野菜は、体のほてりを解消してくれる作用があります。
夏は暑さによる体力の消耗がはげしくなる季節です。
体を冷やし、炎症を取り除いてくれるきゅうりは夏バテ予防に役立つお野菜です。
シトステロールには免疫力をアップする効果もあります。
ただし、普段から冷え性の人は、冷えすぎてしまう可能性があるため、食べすぎはよくありません。
きゅうりのカロリーと糖質
きゅうりのカロリー
きゅうりのカロリーは
- きゅうり 約1本(100g):15kcal
です。
▶比較すると
- きゅうり 約1本(100g):15kcal
- リンゴ M1/2個弱(100g) :54kcal
- バナナ 1本強(100g):86kcal
きゅうりは低カロリーなことわかりますね。
きゅうりの糖質
きゅうりの糖質は、
- きゅうり 約1本(100g):1.9g
です。
▶比較すると
- きゅうり 約1本(100g):1.9g
- リンゴ M1/2個弱(100g) :13.1g
- バナナ 1本強(100g):21.4g
きゅうりは糖質が低いことがわかります。
きゅうりを食べる際の注意点
食べすぎは冷える
上でもご紹介していますが、体の熱を冷ます働きがありますので、食べすぎることで体が冷えてしまいます。
食べすぎることで、冷えすぎたり、胃腸の調子が悪くなったりすることがありますので、生で食べる際は適量を守りましょう。
まとめ
きゅうりの栄養や効果についてご紹介しました。
きゅうりは体のほてりをとってくれることから、夏向きの野菜ですね!
ぜひ、サラダや炒め物にも取り入れてくださいね。
スポンサーリンク