ハーブの一種であるリコリスには、アレルギー対策、咳止め、胃腸を整える、ダイエット効果、更年期障害、PMS予防、風邪・インフルエンザ予防、免疫力アップ、ストレス対策などの効果が期待できます。
リコリスはリコリスティーとして飲むことができます。
リコリスの効果・効能や副作用についてご紹介します。
アレルギー対策として、とてもおすすめのハーブティです。
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リコリスとは
リコリスは中国が原産の、マメ科のハーブです。
「リコリッシュ」とも呼ばれています。
漢方で使用されている甘草の仲間です。
古くから薬草としても使われており、さまざまな症状を緩和させる効果の高い植物です。
甘味がとても強く、お菓子や飲み物の甘みを増すことができます。
リコリスの栄養
リコリスに含まれる注目の成分は、
- サポニン
- フラボノイド
- イソフラボン
- クマリン
- カルコン
- グリチルリチン
などです。
機能性成分が多く含まれています。
リコリスの効果・効能
アレルギー対策・咳止め
リコリスには抗炎症作用や抗アレルギー作用があることから、アレルギー症状の緩和に役立ちます。
咳止めの効果もあることから、花粉症や気管支喘息の症状が緩和されることが期待できます。
また、副腎皮質ホルモンの働きをアップする作用があることから、アトピー性皮膚炎をはじめとしたさまざまな炎症を緩和し、治りやすくする働きが期待できます。
抗ヒスタミン作用の働きで蕁麻疹や接触性皮膚炎の症状緩和の効果も期待できます。
胃腸を整える
胃の粘膜を保護する働きがあり、胃潰瘍の症状も改善します。
ダイエット効果
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リコリスの甘味成分である「グリチルリチン」は、甘味がとてもつよく、お砂糖を使わなくても十分な甘さを感じることができます。
また、デトックス作用があることで、余分な水分を排出しダイエットに役立ちます。
更年期障害・PMS予防
ホルモン成分である「エストロゲン」に似た成分の働きで、女性ホルモンの増減を調整することから、更年期障害やPMSの症状緩和に役立ちます。
風邪・インフルエンザ予防・免疫力アップ
抗ウイルス作用や免疫をアップする作用があることから、免疫力をあげ、風邪やインフルエンザ予防ができます。
ストレス対策
副腎の機能が衰えると、うつ病ややる気がでないなどの症状がでることがあります。
リコリスは副腎皮質ホルモンの生成を促すことから、ストレスに対抗する力をつけてくれます。
リコリスの副作用・注意点
リコリスの成分はさまざまな作用が強いため、下記に当てはまる人は、控えてください。
- 妊娠中、授乳中の人
- 腎臓・肝臓の疾患がある人
- 低カリウム症の人
- 高血圧の人
- 糖尿病の人
リコリスの使い方
リコリスはハーブティーとして飲まれますが、リコリスが含まれたのど飴もあります。
アメリカやヨーロッパではリコリスを使用した「リコリス菓子」というものがあります。(下記写真)
なんとも言えない形状で、あまり美味しくはないと言われています(笑)
リコリスティーは、「カンゾウ茶」という名前で販売されているものもあります。
リコリスティーは、もちろん単体で飲むことができますが、甘味が強いため、他のハーブティの甘味としてブレンドするのもおすすめです。
まとめ
リコリスの期待できる効果は、
- アレルギー対策
- 咳止め
- 胃腸を整える
- ダイエット効果
- 更年期障害
- PMS予防
- 風邪
- インフルエンザ予防
- 免疫力アップ
- ストレス対策
などです。
アレルギー対策としてもおすすめのお茶です。
成分が強いため、妊婦さんなどは飲まないようにしましょう。
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