アーティチョークはお料理にもお茶としても使うことができるハーブで、便秘改善、飲み過ぎ、コレステロール低下、高血圧予防、美肌、骨を強くするなどの効果が期待できます。
また、食用以外の使い方もあります。
アーティチョークの効果・効能、副作用、使い方をご紹介します。
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アーティチョークとは
アーティチョークは地中海沿岸原産のキク科のハーブで、日本では「チョウセンアザミ(朝鮮あざみ)」とも呼ばれていいます。
古くから、食用だけではなく薬としても使われてきました。
赤紫色の花を咲かせます。
花が咲く直前のつぼみは野菜として、葉、茎、根はハーブとして使用することができます。
少し苦みがある野菜・ハーブです。
アーティチョークの栄養
アーティチョークの主な成分は、
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンC
- ビタミンE
- 葉酸
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
などです。
食物繊維も多いため、お腹にもよい野菜です。
アーティチョークの効果・効能
お腹によい
食物繊維はゴボウよりも多く含まれており、特に水溶性食物繊維が多いことから便に水分を含ませ、便秘予防・改善の効果が期待できます。
肝臓や消化を助ける
アーティチョークの苦味成分は、肝臓にある胆汁の分泌を促してくれます。
この働きにより、二日酔いなどへの効果が期待できます。
消化の働きを活発にする作用もありますので、お酒と一緒に摂るのにもってこいの食物です。
アーティチョークのお茶であれば、お酒を飲んだあとに摂りやすいのでおすすめです。
コレステロールを下げる・高血圧予防
アーティチョークに含まれるポリフェノールは、中性脂肪値を下げたり、血中のコレステロール値を下げる働きがあるという報告があります。
カリウムも多いことから、体内の塩分濃度を下げることができ高血圧予防にも役立ちます。
美肌
肌に必要なコラーゲンの生成にかかわるビタミンCや肌の老化を防いでくれるビタミンEが多く含まれることから、肌の健康維持に役立ちます。
カルシウムを摂る
カルシウムとマグネシウムの両方が含まれていることから、マグネシウムの働きでカルシウムの吸収力をアップさせてくれます。
強い骨を作るのに役立ちます。
アーティチョークの副作用
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アーティチョークアレルギー
キク科の植物に食物アレルギーまたは花粉症がある人は注意してください。
キク科の植物は
- ブタクサ
- ヨモギ
- ゴボウ
- ベニバナ
などです。
鼻や呼吸器、皮膚の症状がでた場合は、使用を中止してください。
食物アレルギーについてはこちらから♪
⇒食物アレルギーの原因は?アレルゲンとなる食品の種類はなに?
果物アレルギーと花粉症についてはこちらから♪
⇒果物アレルギーの症状とは?花粉症との関係を知って対策をしよう!
肝臓への負担
肝臓への作用がある食品ですので、肝臓に関する疾患がある人はひかえてください。
アーティチョークの食べ方、使い方
アーティチョークはお料理だけではなく、お茶としても飲むことができます。
お料理に使うつぼみ部分の野菜は、生のものもありますが、瓶詰のものが手に入りやすいです。
お料理に使う
茹でる、炒める、煮るなど加熱して使います。
- サラダにプラス
- スープに入れる
- 炒めのにする
アーティチョークティー
アーティチョークティーは少し苦味がありますが、スッキリとした後味のお茶です。
煎れ方
- ティーポットにアーティチョークティーの茶葉小さじ1杯を入れ、熱湯を150cc注ぎます。
- フタをして10分待ってできあがりです。
冷やしてアイスティーにしても美味しくいただけます。
入浴剤
アーティチョークティーは入浴剤として使用することで、肌荒れや湿疹の改善、冷えの予防にも役立つと言われています。
入浴剤として使用する際は、茶葉をお茶パックに入れて湯船に浮かべましょう。
まとめ
アーティチョークの期待できる効果は、
- 便秘改善
- お酒の後に
- コレステロールを下げる
- 高血圧予防
- 美肌
- カルシウムを摂る
などです。
入浴剤としても利用できますので、是非お試ししてください!
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