タバコの煙やにおいによって、咳やくしゃみなどの症状がでるなんて人は、「タバコアレルギー」かもしれません。

 

たばこは吸っている人にはもちろん有害ですが、喫煙者のまわりの人は受動喫煙をすることにより、健康の被害がでるケースも見過ごせません。

 

タバコアレルギーの原因や症状、検査、病院、対策などについてご紹介します。

スポンサーリンク

タバコアレルギーとは?

317.cigarette-allergy-01

タバコアレルギー(煙草アレルギー)とは、タバコの煙を吸い込むことで、咳込みや目の症状、めまいや頭痛などさまざまなアレルギー症状が起きることで、

  • 化学物質過敏症
  • 血管運動性鼻炎

のいずれかの可能性があります。

いずれの場合も原因としては、化学物質の吸い込みや接触により体が反応し症状が起きるものです。

 

煙草の煙には、

  • たばこを吸っている本人が主に吸い込む「主流煙」
  • たばこの先からでる「副流煙」
  • 喫煙者の呼気

がありますが、実は「主流煙」よりも「副流煙」の方が多くの化学物質が含まれています

また、タバコを吸ってから20分ほどは、吸った人の呼気にたばこの煙が含まれています。

 

ですから、

ばこの煙がけむくてイヤ!

というような、単純な問題ではなく、実際に喫煙者のまわりにいる人も多くの化学物質を吸い込んでしまっているということなんです。

 

非喫煙者の受動喫煙による健康被害は、肺がんだけではなく多くの化学物質の影響が懸念されており、現在ではとても問題視されています。

以前に比べると分煙、禁煙など、多くの対策が施されるようになりましたが、何らかの症状を感じている人は、やはり煙を吸い込まない環境にいることが大切となります。

タバコアレルギーの症状

頭をかかえている女性の画像

化学物質過敏症の場合

タバコアレルギー(化学物質過敏症)で起きる症状はさまざまです。

  • 目の症状(かゆみ、結膜炎)
  • 皮膚の症状(かゆみ、湿疹、蕁麻疹)
  • 鼻や喉の症状(くしゃみ、咳、鼻水、鼻づまりなど)
  • 呼吸器の症状(喘息、喘鳴、息苦しさ、息切れ)
  • 消化器の症状(腹痛、下痢など)
  • その他(不眠や集中力低下、頭痛、疲労感、吐き気、うつなど)

などがあげられます。

 

また、化学物質過敏症の原因となる化学物質は、タバコの煙だけに限定されず、

  • 香水やシャンプー、柔軟剤、化粧品などの合成香料
  • タバコの副流煙の化学物質
  • 塗料などの揮発性有機化合物
  • 排気ガス
  • 殺虫剤や除草剤
  • シンナー
  • 大気汚染

などがあり、いずれも吸い込みや接触が原因になることが多いと言われています。

血管運動性鼻炎の場合

スポンサーリンク

血管運動性鼻炎の場合は、主に

  • くしゃみ
  • 鼻水・鼻づまり

が起きると言われています。

 

煙の刺激による自立神経の乱れなどが原因の可能性が高いと言われており、鼻やのどの症状がでるものです。

血管運動性鼻炎は寒暖差による刺激でも起きるケースが多くあります。

タバコの煙でアトピーが悪化する?

たばこの煙による受動喫煙は、ストレスの他、化学物質の吸い込みや皮膚への刺激となり、アレルギーを悪化させる要因となりえる可能性が高いと言えます。

においだけでも、十分にストレスの原因となりますので、煙による皮膚への刺激以前にアレルギー悪化の原因となってるかもしれません。

 

また、喫煙者自身では、

  • タバコによりビタミンCが多く壊れてしまう
  • 血流が悪くなる
  • 有害物質の吸い込み

などが原因で、アトピーなどのアレルギーが悪化するケースが考えられます。

タバコアレルギーの検査・診断はできる?

232.zekka-02

検査・診断は可能?

たばこアレルギーは、以前は皮膚テストで行うことができたのですが、現在は皮膚テストは行われていません

基本的には、原因がタバコなのか、どのような症状なのかをチェックする、問診による診断となります。

 

また、タバコの副流煙がどの程度体内に入っているかを確認できる「コチニン測定」という検査があります。

問診と一緒に「コチニン測定」を実施している病院もあるようですが、まだまだ検査を行っている病院は少ないようです。

病院は何科で?診断書はでる?

非喫煙者の受動喫煙症の診察は、内科やアレルギー科などで受診できますが、すべての病院で行っているわけではありません

事前にタバコアレルギーの診断、検査ができるか、診断書等についての問い合わせをしてからかかるようにしましょう。

タバコアレルギーの対策

317.cigarette-allergy-03

タバコアレルギーの対策としては、喫煙者と非喫煙者で行うべきことが変わってきます

自分は喫煙していなくても、もし家族に喫煙者がいる場合は、喫煙者の協力が不可欠となります。

喫煙者の対策方法

喫煙者自らがタバコによるアレルギー症状を発症してしまった場合は、やはり禁煙することが一番です。

とは言ってもすぐにできないのであれば、なるべく副流煙を吸わないことが重要です。

  • 禁煙する
  • 喫煙室に長くいない

非喫煙者の対策方法

  • 喫煙所、喫煙者に近づかない
  • マスクやメガネなどで煙をブロックする

まとめ

たばこアレルギーの原因や対策についてご紹介しました。

たばこの煙がある環境で育った子には喘息やアトピー、食物アレルギーを発症する子どもが多いとも言われているほど、やはりたばこにはさまざまな有害物質が含まれているんです。

 

自分や周りの人のタバコアレルギーの発症を防ぐためにも、できる方は禁煙を心がけましょう。

スポンサーリンク