お肉料理の彩りとして添えられることが多いクレソンは、薬効があることで海外では昔からよく使われているお野菜です。
アメリカのCDCから「栄養価が最も高いお野菜」と発表されたことから、日本でも人気が上昇しているスーパーフードの一つと言えます。
「クレソン。。あまり馴染みがないな。。」
と思う人も多いかもしれませんが、ピリッとした辛みと脂肪を分解する働きがあることから、お肉料理ととても相性がいいんです。
自宅で簡単に水耕栽培でき、最近ではおうちで収穫している人も増えています。
クレソンの栄養成分、効果・効能、注意点、効果的な食べ方などをご紹介します。
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クレソンの栄養成分
クレソンはアブラナ科で多年草の水生植物です。
英語では「ウォータークレス」、日本名は「オランダがらし」といいます。
ヨーロッパ原産で、日本ではあまりに馴染みがないことから食卓にのることは少ないお野菜ですが、人気とともに日本での生産量も増えてきています。
最近ではスーパーでも一年中手に入りますが、春のクレソンは柔らかくとても美味しいと言われています。
あまり食べたことがない人もいると思いますが、独特な苦さと辛さがあり、ほどよい香りが特徴の野菜でお肉ととても相性がよいことから、肉料理に添えられることが多いんです。
メインで食べるイメージがないお野菜ですが、実は栄養価が高く体にうれしい成分が含まれています。
クレソンに含まれている栄養成分は、
- ビタミンA
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- ビタミンC
- ビタミンD
- ビタミンE
- ビタミンK
- 鉄
- カルシウム
- カリウム
- 葉酸
- 亜鉛
- ナイアシン
- 食物繊維
- シニグリン
などです。
「シニグリン」は、大根やわさびなどにも含まれている辛味成分です。
消化吸収を助ける働きがあり胃腸を元気にしてくれます。
クレソンの効果・効能
口臭予防
殺菌作用や口臭を予防する作用があります。
よく噛んで食べることで口臭をおさえることができます。
胃腸を整える
消化を促す働きがあることから、胃もたれを防ぎ、食欲増進し胃腸の調子を整えるのに役立ちます。
お肉の脂肪の分解も助けてくれます。
美肌
肌を作るのに欠かせないβカロテンやビタミンC、抗酸化作用が強いポリフェノール、ビタミンEが含まれています。
むくみ予防・便秘予防
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クレソンにはカリウムや食物繊維が多く含まれていることから、むくみ予防や便秘予防に役立ちます。
クレソンの摂取量と注意点
加熱
熱に弱いビタミンが多く含まれていることから、できれば加熱しないで生で食べることがおすすめです。
加熱する際は、水に溶けだした水溶性のビタミンも摂れるようにスープなどが向いています。
摂取量
基本的にお野菜ですので、一日どのくらいと決まった量はありません。
ただし、薬効があると言われているほど含まれている成分が強いことから、一度に多くを摂るより毎日少量をバランスよく食べることが大切です。
クレソンの食べ方
サラダが一番!
クレソンと言えば、お料理に添えるというイメージが強く他の食べ方が思いつかない人も多いのではないでしょうか。
実はクレソンはサラダにとても向いているお野菜です。
ビタミンCやポリフェノールを丸ごと摂るには、加熱せずに生のままで食べるのがおすすめです。
炒め物にも!
ただし、クレソンには独特な香りや苦味がありますので、生で食べるのはちょっと。。という方は加熱して食べましょう。
普通のお野菜と同じように、何のお料理にでも使うことができます。
- おひたし
- 胡麻和え
- 炒め物
- スープに入れる
など、お気に入りのお料理にプラスしてみてくださいね。
特にお肉との相性は抜群です!
まとめ
クレソンは繫殖能力が強く、おうちでも簡単に栽培が可能です。
多年草なので長く収穫できますし、栽培キットなども販売されていますから、興味がある人は是非お試ししてみてくださいね。
クレソンの苦味が気にならない人は、是非サラダで食べることをおすすめします!
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