スーパーフードの一つである「ヤーコン」は、あまり馴染みのない人も多いのはないでしょうか。
あまり知られていませんが、オリゴ糖がとても多く含まれていて、ダイエット効果が期待できる野菜です。
また、腸内環境を整える効果がありますので、アレルギー体質の人にも是非食べてほしい野菜です。
そのほか、便秘解消やアンチエイジング効果もあります。
とても低カロリーなので、気にせずお料理にプラスできるお芋です。
ヤーコンの栄養と効果・効能、食べ方などについてご紹介します。
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ヤーコンとは
ヤーコンはアンデスが原産でオリゴ糖が多く含まれている根菜です。
生や乾燥野菜が手に入ります。
ヤーコンの栄養成分
ヤーコンの注目の栄養成分は
- フラクトオリゴ糖
- ポリフェノール
- 食物繊維
- カリウム
です。
そのほかにも、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、カルシウム、マグネシウムなど、ビタミン、ミネラルも含まれています。
ヤーコンの効果・効能
美肌・アンチエイジング
赤ワインよりも多く含まれる「ポリフェノール」の抗酸化作用で活性酸素を除去し、アンチエイジング効果が期待できます。
便秘解消
フラクトオリゴ糖の働きで、大腸にいるビフィズス菌を増やす作用があるため、腸を整え、大腸がんや便秘解消の効果が期待できます。
また、水溶性食物繊維が豊富で、腸に運ばれた食物をゲル化し排出できるため、便秘解消に役立ちます。
腸の調子を整えることは、免疫アップにもつながります。
免疫があがることで、アレルギー症状が軽減されることがわかっていますので、アレルギー体質の人にもおすすめです。
ダイエット補助
ヤーコンの糖分は分解しにくいため、エネルギーに変わりにくく、血糖値の急激な上昇を防いでくれるので、ダイエットに効果的です。
また、水溶性食物繊維が豊富なことで、糖の吸収を抑えてくれます。
ヤーコンのカロリー
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ヤーコンのカロリーは100gあたり54kcalで低カロリーな野菜です。
さつまいもの半分以下のカロリーであり、イモの中でもカロリーが低いことから、ダイエットに適していることがわかります。
100g中のカロリー値
- ヤーコン 54kcal
- さつまいも 132kcal
- じゃがいも 76kcal
- 長芋 65kcal
- 里芋 58kcal
ヤーコンの摂取目安
一日あたり100gを目安に摂取しましょう。
※オリゴ糖の効果が感じられる量となります。
ヤーコンの食べ方・レシピ
ヤーコンに含まれるオリゴ糖は熱に弱いため、生で食べるか、軽く火を通すお料理が適しています。
生ではシャキシャキした食感が楽しめ、火を通すと生のときよりも甘味がでてきます。
また、ヤーコンはお茶で摂ることも可能です。
納豆や、ヨーグルトなどの発酵食品と一緒に摂ることで、整腸効果がアップします。
- 納豆にプラス(細かく刻んで)
- ヨーグルトにプラス(細かく刻んで)
- スムージーに入れる
- サラダに入れる(細切りにする)
ヤーコンレタスサラダ
材料
- ヤーコン
- レタス
- ツナ缶
- コーン缶
- マヨネーズまたはドレッシング (お好みで)
- 塩、胡椒
手順
- レタスは一口サイズにちぎります。
- ヤーコンを5mmの短冊切りにします。
- ツナ缶は油を捨てておきます。
- ヤーコンとツナ、コーン、マヨネーズを混ぜて、お塩と胡椒で味を整えます。
- レタスの上に盛り付けしてできあがり。
プチトマトをトッピングするとかわいくなりますよ♪
ヤーコン茶
ヤーコン茶はヤーコンの葉から作られるお茶です。
葉にも有効な成分がいろいろ含まれており、血糖値を下げてくれることでダイエットや糖尿病に効果的な他、コレステロール値を下げることで高血圧予防に役立ちます。
まとめ
ヤーコンの効果・効能は
- 美肌・アンチエイジング
- 腸内環境を整えて、便秘解消
- ダイエット補助
です。
カロリーが低いお芋ですので、食事にプラスしてダイエット補助に役立ててくださいね。
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