カフェインを短時間に摂りすぎると、急性カフェイン中毒になる可能性があります。

頭痛などがおきる、慢性中毒の場合もありますので、カフェインの摂取量には注意が必要です。

 

カフェイン中毒の症状対処カフェイン量などをご紹介します。

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カフェイン中毒とは

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カフェイン中毒とは、その名の通り、カフェイン摂取による中毒症状で、カフェインを絶つことで、さまざまな体の症状がでる病気です。

主に、カフェインの日常的な摂取が原因となります。

 

眠気をリセットし、覚醒作用があるカフェインは、普段から常飲している人が多く、コーヒーだけではなく、ドリンク剤などにも注意が必要です。

 

カフェイン中毒の症状

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カフェイン中毒であらわれる主な症状は、

慢性の場合

  • 頭痛
  • 集中力の低下
  • だるさ
  • 不安感
  • 不眠

急性の場合

  • めまい
  • 動悸・震え
  • 下痢・吐き気

などがあります。

急性カフェイン中毒で死に至ったケースもあります。

 

カフェインによる急性の中毒症状は、短時間に一定以上のカフェインを摂取した場合に起きるケースが多くいことがわかっており、体重60kgの人の場合1時間の間に390mg以上のカフェイン摂取によって急性中毒症状がでる可能性があります。

 

インスタントコーヒーだと5~6杯程度ですので、これくらいは飲むよ!!と言う人もいるかもしれません。

 

ちなみに体重60キロの場合、カフェインの致死量は12gです。

  • 40キロだと、8g
  • 60キロだと、12g
  • 80キロだと、16g

です。

 

恐ろしい量ではないか?!と思うかもしれませんが、眠気防止用などで錠剤を服用している場合は、知らず知らずのうちに結構な量を摂取している可能性があります。

 

ドリンク剤にも含まれているため、眠気覚ましにカフェインが含まれているものをガブガブ飲むのは、危ないということです。

 

ただし、カフェインもアルコールと同様、人によって強い体質、弱い体質がありますので、摂取量はあくまでも目安となります。

 

慢性の中毒の場合は、カフェインをやめると禁断症状がおきます。

コーヒーを飲まないと頭痛がする、イライラする、落ち着かないなどの症状がある人は慢性的なカフェイン中毒の可能性があります。

 

カフェインが含まれている食品

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コーヒー以外にも含まれていますので、注意が必要です。

 

もっともカフェイン量が多いのが、玉露です。

コーヒーはエスプレッソに特に多く含まれ、インスタントよりもドリップタイプの方が多く含まれています。

また、栄養ドリンク1本とインスタントコーヒー一杯はほぼ同等のカフェインが入っています。

  • 玉露
  • 緑茶
  • コーヒー
  • 緑茶
  • 紅茶
  • ウーロン茶
  • コーラ
  • 栄養ドリンク剤

 

慢性カフェイン中毒の治し方

中毒症状を治すには、カフェインをやめることしかありません。

慢性的な中毒症状を改善するには、4日から2週間程度カフェインの摂取を我慢すれば、頭痛などをはじめてとした症状がなくなると言われています。

 

禁断症状を解消するのは簡単ではない場合もありますので、すぐにはムリな方は、徐々にカフェイン量を減らすようにしましょう。

 

急性カフェイン中毒の対処と治療

対処

カフェインの過剰摂取後に、動悸やめまいなどの症状が起きたら、カフェインの摂取をやめて、まずは安静にしましょう。

症状が悪くなるようであれば、病院で診てもらうもしくは、救急車を呼びましょう。

治療

病院での対処は、胃洗浄や症状に合わせた投薬となります。

 

まとめ

なんでも摂りすぎはよくありませんが、錠剤やドリンク剤、コーヒーなどを合わせて摂取していると、カフェイン量が増えている可能性があります。

急性ではなくても慢性中毒になる場合もありますので、「カフェイン中毒かな?」と思ったら、少しずつ量を減らせるように頑張りましょう。

 

カフェインには体に役立つ効果もたくさんあります。

摂取量を間違わなければ、アレルギーなどにも効くと言われています。

 

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