黄砂が多く飛んでいる日は、見通しが悪くなったり、洗濯物が汚れたりします。
一年中飛んでいる黄砂ですが、春が一番量が多く、黄砂アレルギーの症状がでやすくなります。
黄砂が飛ぶ時期は、スギやヒノキ花粉の飛散時期とも重なりますので、アレルギー症状が強くでる人もいます。
黄砂アレルギーの症状と対策、黄砂の飛来時期、飛来予報のおすすめサイトを紹介します。
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黄砂とは何?
春のアレルギーについてはこちらから♪
⇒3月、4月、5月のアレルギー・花粉症の原因と症状は?鼻水、涙、目のかゆみには対策が必要!黄砂やPM2.5も飛ぶ!
中国大陸の砂漠地域の砂が、巻き上げられて偏西風の乗って日本へやってくる現象です。
日本へ飛来する黄砂の大きさは平均4μmくらいです。
粒子が大きいものは途中で落ちてしまうため、小さいものが日本まで到達します。
黄砂の粒子にはさまざまな物質が含まれており、中国から日本へ飛来するまでの間に、大気汚染された物質も一緒に運んできている可能性が高いと言われています。PM2.5も含まれています。
黄砂の発生源から近いほど、農作物、人体への大きい被害が見られます。
また、発生源が日本ではないので、すぐに原因をなんとかする対策ができるわけではありませんが、植林など長期的な国際対策が進められています。
黄砂アレルギーとは?
黄砂アレルギーとよく言いますが、実際は黄砂がアレルゲンというわけではありません。
黄砂に含まれる、ダニやカビ、ホコリなどがアレルゲンとなり、アレルギーの症状がでることがあります。
既にアレルギーを持っている人は、黄砂に含まれる二酸化ケイ素によって、アレルギー症状が悪くなるという報告もあります。
また、黄砂に含まれる成分には人的な汚染物質もあったりと体にとって有害なものであるため、体の反応によってアレルギーの様な症状がでるということです。
文字の通り「黄色い砂」ですので、砂を大量に吸い込んだと思えば、さまざまな症状がでるのも当たり前と言えます。
黄砂アレルギーの症状
症状は花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギーに似た症状がでます。
- 鼻水
- 喉の痛み
- 咳やぜんそく
- 熱
- 頭痛
- 肺炎
- 目や皮膚の痒み
黄砂の粒子は小さい!
黄砂は粒子の大きさは花粉より小さいため、対花粉用よりも高性能なマスクが必要となります。
PM2.5用のマスクであれば、それよりも大きい黄砂は防げます。
- PM2.5: 2.5μm
- 黄砂: 4μm
- スギ花粉: 30μm
黄砂の対策が必要!
普段の黄砂対策
花粉症の対策と基本的に同じです。
マスクは上でも紹介したようにPM2.5用のものを使用しましょう。
- マスクやメガネする
- 洗濯物を室内干しにする
- できる限り外出しない
- 空気洗浄機を使用する
- 部屋の換気を控える
花粉症の対策はこちらから♪
⇒薬以外の花粉症徹底対策。アレルゲン花粉の除去方法を紹介!!
黄砂の薬での対策
アレルギー症状が強くでているときは、病院で飲み薬や目薬を処方してもらえます。
先日、黄砂用で処方された目薬「フルメトロン点眼液」です!!
ステロイドが入っていて、炎症を抑えてくれるものです。
黄砂にも効く薬情報はこちらから♪
⇒花粉症の症状と効果がある薬は?内服薬と目薬、点鼻薬の種類がわかる!
黄砂の飛来時期!2018年のピークは?
黄砂は一年中飛来していますが、特に偏西風が強い春が一番飛来する時期と言えます。
ですから、2~5月に量が多くなり、4月が最も飛来が多くなります。
春は花粉も多く飛ぶ時期ですので、花粉症がある人は症状が悪化する可能性がありますので、きちんと対策をとりましょう。
2018年の黄砂飛散ピークは、例年と同じく4月に多い可能性が高くなります。
ただし、2017年は黄砂飛散が少ない傾向から、
「2018年も少ないのでは!」
と言われていますが、特に気象庁などからはそのような情報はでていませんので、日々の黄砂予報をチェックする必要があります。
黄砂予報
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黄砂の状況がわかるサイトとアプリをご紹介します。
スマフォを使用されているのであれば、アプリの方が使いやすいと思います。
PCサイト
気象庁のサイト
少し見づらいですが黄砂の予測を確認することができます。
※スマフォではかなり見づらいのでPCで見る用でわたしは使用しています。
あくまでも私個人の感想です。
予測図では推移マップを確認できます。
全国のPM2.5と黄砂予報
地域別の今日と明日、週間の黄砂、PM2.5の予報がわかります。
気象庁のページよりも見やすいです。 ※あくまでも私個人の感想です。
iPhone用アプリ
大気汚染予報
PM2.5と黄砂の情報が確認できます。
Androidアプリ
大気汚染予報
PM2.5と黄砂の情報が確認できます。
まとめ
黄砂の特徴は、
- 黄砂は2~5月に多く飛ぶ
- 咳や鼻水、目の痒みなど花粉症に似た症状が起きる
- 専用マスクが必要
です。
花粉症と併発して、症状がでる場合もありますので、きちんと対策を心がけましょう。
ちなみに私の場合は花粉症どころではないくらいに、アレルギー症状が悪化します。
鼻水も抗ヒスタミン剤では止まらなくなりますので、やはりマスクは大切です!!
黄砂と一緒に飛ぶことも多い、PM2.5についてはこちらから♪
⇒PM2.5とはどのような健康被害があるの?症状と対策は?!
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