海水浴の後にアトピーの症状が一時的に回復した!

という経験がある人以外と多いのではないでしょうか?

わたしもアトピー持ちですが、海水は実際にアトピー回復に効果があると思っている一人です。

 

だだし、すべてのアトピーの人の症状が治るわけではないんです。

アトピーが悪化してしまうケースもありますので、注意が必要です。

 

アトピーへの海水の効果、注意すべき点、海水浴以外で海水を活用する方法をご紹介します。

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アトピー肌が海水で治る?どんな効果が?

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プールはダメ!海ならいいよ!

小さい頃アトピー性皮膚炎の治療で通っていた皮膚科で言われたことがあります。

そのときは深く気にしていませんでしたが、確かに学校のプールの授業の後は夜に肌がかゆくなります。

一方海に入ったときは、湿疹や掻きむしりの症状が一時的によくなります。

 

そうんなんです。
塩素は皮膚にとって刺激となることはわかっていますので、塩素濃度が高いプールはアトピー肌への刺激が強すぎるんですね。

では、海水は皮膚にとってはどうなのでしょうか!

海水ってアトピーに効果あるの?

海水浴がアトピーを治す、症状を和らげると考えられている理由として、

  • 海水の塩分
  • 海水のミネラル
  • リラックス効果

の3つの要素があります!

塩で肌を殺菌

塩には殺菌作用があります。

海水に含まれている塩分によって、皮膚の黄色ブドウ球菌の働きを弱くすることができるんです。

黄色ブドウ球菌は誰の肌にも存在している常在菌と言われるている菌ですが、アトピー肌の人の黄色ブドウ球菌の数は、健康肌の人よりもはっきり言って多いと言われています。

 

ですから、働きを抑えることで、肌の表面の黄色ブドウ球菌が適量になるのではないかと言われています。

ミネラルで肌が潤う

海水と言えば、やはりミネラル成分が多く含まれています。

海水に肌が触れることで、ミネラルが肌に浸透します。

デトックス作用があることから、その後の皮脂の分泌が促進され、肌の保湿力があがり、かゆみがおさまると言われています。

 

アトピー肌にはうれしいですよね。

リラックス効果

海でくつろぐ・遊ぶことでの、リラックス効果もやはり一つの理由と言ってもいいでしょう!

ストレスを発散することは、アレルギーの抑制にもつながります!

海水に入る際のアトピー肌の注意点

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初めはしみる!悪化することも!

かきこわしなどで皮膚に炎症がある部分は、海に入ると沁みたり、痛みを感じることがあります。

炎症の度合いにもよりますが、あまり炎症部がじくじくしているような時は、かえってアトピーが悪化することもあります。

 

症状があまり酷いときには海に入るのは控えましょう。

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日焼けによる炎症

海水浴につきものなのは、やはり日差しによる肌への影響です。

適度な日光浴は体によいとも言われていますし、紫外線も皮膚の黄色ブドウ球菌を消毒する効果があるのですが、海水浴などでの長時間の日焼けは、アトピーではなくても肌の乾燥や炎症が心配ですね。

アトピーの人はそもそも炎症を起こしやすいですから、強い日差しに耐えられる効果がある日焼け止めクリームをこまめに塗りなおすこと、あまり長時間屋外で過ごさないことに気を付けましょう。

 

アトピー肌におすすめの日焼け止めはこちら
アトピー肌・敏感肌にはノンケミカルの日焼け止めを!市販の人気オーガニックのUVミルクも!

日光湿疹がでる人は注意

日光湿疹が出やすい人は、海水浴での強い日差しは注意が必要です。

徐々に慣らすか、日焼け止めで対策をしましょう。

 

わたしは夏の初めに毎年日光湿疹がでますが、海に行くとやはり日差しが強いのか普段あまり日にあたらない部分の皮膚に湿疹がでます。

 

日光湿疹の詳細についてはこちらから♪
日光・紫外線アレルギーの症状は?検査はできる?薬、日焼け止めでの対策を!

洗い流さないと悪化する

海に入ったあとは、なるべく早く海水成分を洗い流しましょう

そのままにしておくと、海水と汗の付着により皮膚に炎症を起こしたり、アトピーが悪化するケースもあります。

海水浴以外の海水療法

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いくら海水がアトピーによいと言っても、毎日海水浴ができるわけではありませんよね!

そこで、海水や塩の成分を活用したグッズをご紹介します。

入浴剤(バスソルト)

バスソルトはミネラルが含まれていて温浴効果があると言われている入浴剤の一つです。

ちなみに「エプソムソルト」は”ソルト”という名称がついていますが、塩ではなく硫酸マグネシウムの作用を使った入浴剤です。

 

バスソルトの詳細についてはこちらから♪
アトピー肌もしっとり!バスソルトの効果は?使い方もさまざま!風呂釜が傷む?

天然塩

入浴剤としてお塩を使う際は、お料理用の精製食塩はNGです。

お料理用のものはミネラル分が入っていないただのお塩なんです。

ですから、かならず天然のお塩(海塩)を使いましょう。

まとめ

海水のアトピーへの効果についてご紹介しました。

たまの海水浴はアトピーにはよさそうですが、長時間の日焼けには注意してくださいね!

 

普段の生活に海水をとり入れたい方は、「バスソルト」を活用してみてくださいね!

 

バスソルトの詳細についてはこちらから♪
アトピー肌もしっとり!バスソルトの効果は?使い方もさまざま!風呂釜が傷む?

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