普段なにげなく飲んでいる人も多いコーヒーは、実はとても健康にいいと言われる効果が期待できる飲み物です。
血糖値を下げたり、ダイエット補助、集中力アップ、アレルギー抑制、高血圧予防、シミ予防、そのほかにもいろいろな効果が期待できます。
風邪のときの頭痛にもよいと言われています。
せっかく飲むのであれば、より健康に役立つように、効果的な飲み方をしましょう!
コーヒーの効果や効果的な飲み方についてご紹介します。
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コーヒーの成分
コーヒーに含まれている注目の成分は
- クロロゲン酸
- カフェイン
- トリゴネリン
などです。
「クロロゲン酸」はポリフェノールの一種で苦味や香り成分です。
抗酸化作用、抗炎症作用があります。
そのほかにも1000種類以上のさまざまな成分がコーヒーには含まれています。
全ての成分とその効果や効能は未だ解明できていなものも多いと言われています。
コーヒーの効果・効能
糖尿病予防
「クロロゲン酸」はインスリンの効きをよくする作用があります。
「クロロゲン酸」の働きにより血糖値が下がりやすくなることで、インスリンの過剰な分泌を抑えることができます。
この働きによって、糖尿病予防に役立ちます。
食後、血糖値があがると、それを下げるためにインスリンが分泌されます。
血糖値の上りが急激な場合は、早く血糖値を下げなければいけないので、インスリンが多く分泌されます。
その結果、脂肪が燃焼しにくい状態となり、太りやすい原因となります。
さらに、インスリンがどんどんでることで、血糖値が今度は急激に下がりすぎて食欲が増すという結果につながります。
血糖値の急激な上昇は、インスリン分泌を増やしてしまうことで糖尿病の原因ともなりますが、太る原因ともなるのです。
ダイエット効果
「クロロゲン酸」のインスリンの効きをよくする作用で、結局は食べ過ぎ防止の効果があることがわかりました。
「クロロゲン酸」には、さらに脂肪の消化吸収を防ぐ働きがあります。
この働きにより、脂肪が皮下や内臓へ蓄積されることを阻止してくれます。
その結果、脂肪を燃焼させることで、体脂肪が下がることになります。
集中力アップ
カフェインに慣れていない人は、「夜に飲むと眠れなくなるから注意!」とよく言われますね!
「カフェイン」には覚醒作用があるからなんです。
このカフェインの覚醒作用によって、集中力がアップしたり、認知機能がアップしたりする作用があると言われています。
更にカフェインよりも含有量が多い「クロロゲン酸」にも覚醒作用や神経を刺激する作用があり、「トリゴネン」にも脳の神経細胞を活発にする働きがあることがわかっています。
カフェイン以外の成分も合わせて、認知機能のアップ、集中力アップの効果が期待できます。
アレルギー抑制効果
コーヒーに含まれる、カフェインとポリフェノールには、抗アレルギー作用があることがわかっています。
花粉症やアトピーなど、アレルギーがある人にもコーヒーはおすすめです。
風邪の頭痛に効く!
コーヒーに含まれるカフェインは、血管を収縮させる働きがあります。
風邪のときの頭痛は、頭の中の血管が拡張することで起きることが多く、血管を収縮させる作用で血管をもとの状態に近づけてくれることで頭痛を緩和させてくれます。
その他の効果
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これらの他にも、抗酸化作用が高い「クロロゲン酸」などの効果で、さまざまな症状や病気のリスクが下がったという研究結果が報告されています。
- 高血圧予防
- シミ予防
- 動脈硬化予防
- ガン予防
グリーンコーヒー
グリーンコーヒーとは、コーヒー豆を生のまま抽出したもので、別名「生豆コーヒー」と言われています。
焙煎していないので、「クロロゲン酸」が豊富に含まれていることが特徴です。
生豆の状態、コーヒーパウダーやサプリメントが販売されていますので、「クロロゲン酸」の効果をさらにアップしたい方にはおすすめです。
また、コーヒーがどうしても苦手な人は、サプリメントで摂るのがいいでしょう。
飲むタイミングと持続時間
糖尿病予防やダイエット補助には
コーヒーは食前に飲むことで、糖の吸収を抑えることができます。
ですから、血糖値の急上昇を抑えるためには、食前がおすすめです。
ダイエット補助には、運動前に飲みましょう。
シャキッとしたい時は
コーヒーの覚醒作用を利用して、眠気を抑えたり集中力をアップさせたいのであれば、その前に飲みましょう。
コーヒーの覚醒作用は、飲んでから効果がでるまでに30分~1時間程度かかります。
ホットコーヒーの方が早く効果があらわれるようです。
また、飲んでから6時間前後は効果が持続します。
持続時間は人にもよりますが、シャキッとしたいタイミングに合わせて飲むのがいいでしょう。
眠れなくなるのが心配な人は
コーヒーを飲むと夜眠れなくなる人は、持続時間(6~7時間程度)から逆算して飲みましょう。
心配であれば夕方以降は飲まないことをおすすめします。
コーヒーの飲み方
何杯飲んでいいの?摂取目安は!
一日あたり3~5杯が目安です。
あまり多いとコーヒーの効果が減少するという研究結果も報告されています。
また、胃に負担がかかると感じる人は、無理せず自分に合った量から始めましょう。
飲み方
ダイエットのために飲むのであれば、お砂糖とミルクは控えるようにしましょう。
アレルギー体質の人もお砂糖はなるべく控えましょう。
まとめ
コーヒーの効果・効能は
- 糖尿病予防
- ダイエット効果
- 集中力アップ
- アレルギー抑制効果
- 高血圧予防
- シミ予防
- 動脈硬化予防
- ガン予防
です。
ミルクや砂糖を入れないで飲むのがおすすめですが、それでは飲みづらいという人は、香りが強いコーヒーを挑戦してみてください。
健康維持のためのコーヒーを是非おためしください!!
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