4~5月にかけての春が旬のグレープフルーツは、リラックスや疲労回復の効果に長けている果物の一つです。

最近は一年中スーパーで見かけますが、春に食べるのが最も美味しくいただけます。

 

旬以外の季節には、是非グレープフルーツジュースで代用してくださいね!

 

グレープフルーツの栄養成分、効果・効能、カロリー、糖質、効果的に摂る方法、食べる際の注意点などについてご紹介します。

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グレープフルーツに含まれる栄養素は?

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グレープフルーツはミカン科に属してしますが、オレンジに比べると酸味が強く、また苦味があるフルーツです。

この苦味や酸味には、いろいろな効果が期待できる成分が含まれています。

グレープフルーツのビタミン

グレープフルーツに含まれているビタミンは、

  • ビタミンC
  • ビタミンB1
  • ナイアシン

などです。

 

この中でもビタミンCが豊富に含まれています

ビタミンCは風邪予防やコラーゲン生成に役立つ成分です。

グレープフルーツのミネラル

グレープフルーツに含まれているミネラルは

  • カリウム

などです。

 

カリウムは余分なナトリウムを体外へ排出してくれることから、むくみ予防などに役立つ成分です。

グレープフルーツのその他の成分

グレープフルーツのその他の成分は、

  • クエン酸
  • リモネン
  • ナリンギン
  • ヌートカトン
  • イノシトール
  • 食物繊維(ペクチン)
  • リコピン(※ルビーグレープフルーツ)

などです。

 

クエン酸は”すっぱさ”の元となる酸味成分で、疲労回復効果が期待できます

ペクチンは水溶性食物繊維ですので、お腹や便秘改善に役立つ成分ですが、量としてはそれほど多くは含まれていません。

グレープフルーツの種類は?違いはなに?

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グレープフルーツにはいくつか種類があります。

果肉の色違いのものをスーパーでも見かけますね!

主な種類は果肉の違いで3つあります。

  • ホワイト種
  • ピンク種
  • ルビー種

味は?

ホワイトよりも、ピンク、ルビーの方が甘味が強く、酸味が少ないと言われています。

含有成分は?

ピンク、ルビーは色素成分であるリコピンが多く含まれていますので、より抗酸化作用が期待できます。

ホワイトには、香り成分であるヌートカトンが多く含まれています。

グレープフルーツの効果・効能

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ダイエット補助

苦み成分である「ナリンギン」は食欲を抑える働きがあります。

香り成分である「ヌートカトン」や「リモネン」は、体内の脂肪を燃焼するのを助ける働きがあり、ダイエット補助として役立ちます。

 

運動の前にグレープフルーツジュースを一杯飲むのがおすすめですよ!

リラックス・ストレス解消

グレープフルーツに含まれている香り成分の「リモネン」は、安眠やリラックス効果、ストレス解消にも役立つと言われています。

アロマオイルにも使用されている成分です。

 

苦み成分の「ナリンギン」にもリラックス効果が期待できます。

また、ビタミンCは副腎皮質ホルモンの合成に役立つ成分のため、ストレスに対抗する体づくりに役立ちます。

 

寝つきが悪いような夜には、ホットグレープフルーツジュースがおすすめです。

疲労回復・筋肉痛予防・風邪予防

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グレープフルーツには、風邪の予防や疲れを回復すると言われている「クエン酸」、「ビタミンC」が含まれています。

ビタミンCは免疫力アップにも欠かせない成分です。

 

クエン酸は、乳酸の代謝を促進する働きがあることで、筋肉痛を改善する作用もあります。

赤の果肉は抗酸化作用が強く、肌にもよい

果肉の種類で、ピンク種やルビー種には「リコピン」が多く含まれています。

リコピンは抗酸化作用が強く、ンチエイジングやガン予防に役立つ成分です。

また、血流アップさせてくれる効果も期待できる成分です。

 

ホワイト種のグレープフルーツにも「リモノイド」や「ナリンギン」など抗酸化作用があるポリフェノールが含まれていますので、肌によい成分が多く含まれています。

 

また、ビタミンCはメラニン色素の生成を防いでくれますので、シミ予防にも役立ちます。

二日酔い対策

クエン酸」は肝臓の働きを助けてくれる作用があるため、二日酔い対策にも役立ちます。

また、二日酔いの原因となる物質「アセトアルデヒド」を分解する働きがある「ナイアシン」、肝臓の機能を向上させてくれる「イノシトール」も含まれています。

 

飲み過ぎたな。。と思ったときはグレープフルーツまたは、グレープフルーツジュースを飲むのがおすすめです!

グレープフルーツのカロリーと糖質

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グレープフルーツのカロリー

グレープフルーツのカロリーは

100gあたり:38kcal
です。

▶比較すると

グレープフルーツ 1/2個(可食部105g):40kcal
リンゴ M1/2個(可食部127g) :69kcal
バナナ 1本:77kcal

一度に食べれる量で比較してみました。
リンゴやバナナよりも低カロリーですね。

グレープフルーツの糖質

グレープフルーツの糖質は、

100gあたり:約9g

です。

▶比較すると

グレープフルーツ 1/2個(可食部105g):9.45g
リンゴ M1/2個(可食部127g) :16.7g
バナナ 1本:約19.3g

糖質は低めですので、ダイエット補助としてはうれしいフルーツです!

グレープフルーツを効果的に摂る方法

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グレープフルーツジュースでも効果あり!

いろいろな効果が期待できるグレープフルーツを続けて食べたいところですが、グレープフルーツはスプーンですくって食べても、皮を剥いて食べても、正直食べるのにちょっと時間や手間がかかってしまいます。

 

もちろん時間があるときは、フルーツのまま、グレープフルーツを食べるのがいいのですが、

毎日食べるのはちょっと面倒だな。。

と感じる方は、ジュースを飲んでも効果は期待できるんです。

 

ジュースは濃縮還元タイプよりストレートタイプの方が、丸ごと栄養成分を摂ることができます。

本来はジューサーなどの活用がおすすめですが、時間短縮にはストレートジュースを選びましょう。

リラックスにはアロマを活用!

グレープフルーツにはリラックス効果やストレス対策としての効果があるとご紹介しましたが、食べるだけではなく、アロマとして使用しても効果が期待できます。

 

アロマオイルを使用してもよいですし、グレープフルーツの香りを嗅ぐ方法でもよいですよ!

グレープフルーツの注意点、副作用

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グレープフルーツ、グレープフルーツジュースは薬との飲み合わせに注意が必要な果物です。

下記の薬と一緒に摂ると、体内での薬の分解が遅くなる作用があるため、薬が効きすぎてしまう可能性があります

また、薬が効きすぎてしまうのは、グレープフルーツだけではなく、ダイダイやスウィーティーでも起きるとのことです。

  • カルシウム拮抗剤(高血圧や狭心症の治療に使用される薬)
  • 不眠症の治療薬(寝つきが悪いときに使用される薬)
  • 免疫抑制剤(免疫の反応を抑制する薬)
  • 高脂血症の治療薬(コレステロール値を下げる薬)

 まとめ

グレープフルーツの栄養成分や効果・効能についてご紹介しました。

リラックスしたいとき、疲れを感じたときには特におすすめのフルーツです。

毎日摂りたい方は、フルーツ、ジュースを時間の余裕に合わせて選択してくださいね!

 

また、薬との飲み合わせの注意が多いフルーツですので、普段からお薬を飲んでいる方は、確認してください。

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