美肌や殺菌作用のあるはちみつ。
蜂にかかわる食品にはさまざまな体に役立つ効果があります。
はちみつは殺菌効果が高く、喉や肌にも潤いを与えてくれる食品です。
はちみつを食べるうえでの注意もご紹介します。
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はちみつのカロリー
はちみつのカロリーは100gあたり、294kcalと砂糖やアトピーの人におすすめしている黒砂糖、てんさい糖に比べると低いことがわかります。
- はちみつ 294kcal
- 砂糖 384kcal
- 黒砂糖 354kcal
- てんさい糖 390kcal
ただし、低カロリーなことからダイエットにも役立つと言われていますが、砂糖にくらべると感じる甘味が少ないので、入れすぎには注意です。
はちみつの効能
はちみつの約8割は糖分であり、主にブドウ糖、果糖からできています。
そのため、エネルギー効率がよく、食べてから短時間でエネルギーへと変換されます。
ほとんどが糖分ですので、ビタミン、ミネラルの含有量は微量ではありますが、消化が早く、胃に負担がかかりにくい糖質です。
殺菌作用
はちみつには、強い殺菌力があります。
はちみつに含まれるグルコン酸には殺菌や消毒の作用があるほか、ほとんどが糖分で水分がすくないため、菌の繁殖を抑えることができます。
砂糖に賞味期限表示がないのを知っていますか?
もちろん、保存状態によっては何年も放置するのはよくありませんが、菌が繁殖するためには、水分が必要なのです。
水分がないものは基本的には腐りません。
砂糖漬けのフルーツなども日持ちします。
同様に水分が少ないはちみつには、グルコン酸の働きもあり腐りにくく、殺菌効果も高いのです。
これらの殺菌作用により、口内炎の回復や喉の炎症を抑える作用が期待できます。
はちみつには保湿効果もあるので、喉にはとてもよいと言えます。
たくさんの種類のはちみつのど飴があるのも、このハチミツの効能を活かしたものです。
疲労回復
はちみつの成分のブドウ糖や果糖は、糖質の中でも単糖類に分類され、糖質として最小単位の糖です。
私たちの体内で消化する際の分解の働きが最小限ですむということから体への吸収が早く、エネルギーに変換しやすいという利点があります。
体力や脳の疲れを回復するためには、消化吸収が早い単糖類が向いているということです。
運動の後や、勉強、仕事の後にはちみつ入りの紅茶などを飲むと、疲労回復が早くなります。
腸内環境を整える
ブドウ糖から作られる、グルコン酸はビフィズス菌を増やす働きがり、腸内環境を整える効果がありますので、免疫力アップにもつながります。
ビフィズス菌が増えると、便秘の改善予防や、大腸がん予防にもなります。
美肌効果
はちみつは、保湿効果が高いことが有名です。
ですから、はちみつ入りの美容液やはちみつシャンプーなども販売されています。
くすみやシミを抑えて、保湿力を高める効果があります。
はちみつの注意点
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摂りすぎ
砂糖に比べて低カロリーではありますが、あくまでも糖質ですので、過剰に摂りすぎると、脂肪に変換されて体にため込まれてしまいます。
また、糖質の摂りすぎは、体内のビタミンを消費しますので、ビタミンの消耗が激しくなります。
肥満の原因になりますので、注意しましょう。
はちみつアレルギー
はちみつは、蜂があつめた花の蜜です。
もちろん花粉も含まれている可能性があります。
なんの食物の蜜かによって含まれる成分やタンパク質の量はことなりますが、花粉症や食物アレルギーがある人は、はちみつの摂取には注意が必要です。
アレルゲンであるタンパク質が含まれている可能性がありますので、初めて食べる際は、かならず少量から初めてください。
腸内環境を整える働きもありますので、本来であればアレルギー改善のためにおすすめしたいところですが、注意して食べる必要があります。
アレルギー体質の人には、黒砂糖やてんさい糖をおすすめしています。
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また、はちみつ以外でも蜂があつめる食品についても、食物アレルギーがある人は注意をしてください。
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ボツリヌス菌
はちみつには、ボツリヌス菌が含まれているものがあります。
1歳以下のお子さんは、消化器官が未発達なため、ボツリヌス菌が含まれてものを摂取すると、命にキケンが及ぶ可能性がありますので、くれぐれも食べさせないようにしてください。
まとめ
はちみつの効果は
- 殺菌作用
- 疲労回復
- 腸内環境を整える
- 美肌効果
はちみつ摂取の注意点は
- 摂りすぎ
- はちみつアレルギー
- ボツリヌス菌
体によいはちみつですが、摂りすぎにはくれぐれも注意をしましょう。
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