くるみにはオメガ3脂肪酸が豊富に含まれており、不飽和脂肪酸のバランスがとてもよい食品です。
美容やアンチエイジング、記憶力アップや快眠などの効果があります。オメガ3脂肪酸の働きで、アレルギー症状の緩和も期待できます。
ただしカロリーが高いため、注意が必要な食品です。
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くるみとは
くるみの原産は古代ペルシャですが、日本でも縄文時代から食べられており、滋養強壮や便秘予防、美肌などの効能があったと言われています。
そんなくるみはナッツの中でも抗酸化作用が一番強く、ポリフェノールが豊富な食品です。
くるみの栄養
オメガ3脂肪酸はナッツの中では一番多く含まれています
オメガ3脂肪酸は、アーモンドやカシューナッツにはあまり含まれてないのに比べ、くるみはナッツの中でも不飽和脂肪酸のバランスがよい食品です。
そのほかにも多くの栄養成分が含まれています。
- ビタミンE
- ビタミンB1
- ビタミンB6
- 葉酸
- マグネシウム
- カリウム
- カルシウム
- マンガン
- 亜鉛
- タンパク質
- 食物繊維
- オメガ3脂肪酸
- トリプトファン
- ポリフェノール
くるみの効果・効能
美肌・アンチエイジング
ビタミンB1、ビタミンB2の働きで代謝を促進し肌のターンオーバーを促す効果が期待できます。
ポリフェノールがとても豊富で、赤ワイン一杯よりも多い量のポリフェノールが含まれていることから、抗酸化作用も強く老化防止に役立ちます。
亜鉛が豊富なことで髪の若々しさを保つ効果が期待できます。
記憶力、認知症予防
くるみに含まれるオメガ3脂肪酸のDHAは脳機能を活発にさせる働きがあり、記憶力アップや認知症の予防効果が期待できます。
くるみを食べて認知障害が改善されたという調査結果もあります。
快眠
ストレスを軽減するために必要な「メラトニン」の生成を助けるはたらきがある「トリプトファン」の効果で、体内時計を調整し、寝つきがよくなることで快眠の効果が期待できます。
質のよい睡眠は肌の再生にも大きく関わる要素です。
アレルギー対策
オメガ3脂肪酸はアレルギー症状の緩和が期待できます。
くるみのカロリーと摂取量
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くるみのカロリーは1粒(4g)あたり27kcalです。
くるみのさまざまな効果をいかすためには、一日当たり7~9個の摂取が推奨されています。
- 1粒(4g)のカロリー:27kcal
- 7粒(28g)のカロリー:189kcal
- 9粒(36g)のカロリー:243kcal
ご飯一膳(150g)が252kcalですので、9粒食べるとかなりカロリーが高いことがわかります。
くるみのうれしい効果を考えると、おやつで摂れることは最適なのですが、ポリポリ食べ過ぎると太る原因になりますので、注意が必要です。
くるみアレルギー
ナッツにアレルギーがある人は、くるみの摂取にも気を付けてください。
クルミのレシピ
くるみは、炒ったもの(ロースト)、生、クルミオイルがあります。
ロースト・生クルミ
オメガ3脂肪酸をいかすためにはローストよりも生で食べることがおすすめです。
摂取目安:1日あたり、7~9個まで
- そのまま食べる
- 砕いてサラダにトッピングする。
クルミオイル(ウォールナッツオイル)
熱に弱いので、加熱しない料理で使用してください。
摂取目安:1日あたり、大さじ1杯まで
- ドレッシングにまぜる
- 炒め物の仕上げにかける
まとめ
くるみの効能は
- 美容・アンチエイジング
- 記憶力、認知症予防
- 快眠
- アレルギー対策
くるみはカロリーが高いので食べ過ぎには注意しましょう。
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