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アトピーの原因はなに?

 

かゆい、痛い、ツライアトピー症状、さてアトピーの原因はいったい何なのでしょう。
まずはアトピー性皮膚炎とはどんな症状か確認してみましょう。
かゆみをともなう慢性湿疹で以下の3つが当てはまる場合にアトピー性皮膚炎と診断されます

 

1.かゆみが強い
2.特定の部位にみられる
3.症状が数か月にわたって続く

 

この診断基準を満たしていれば、IgE抗体(血液検査でわかるアレルギーの判定値)が陽性ではない場合でもアトピー性皮膚炎と診断されます。
ですから、アトピー性皮膚炎はアレルギー体質の人に多くみられますが、アレルギー体質ではなくてもアトピー性皮膚炎と診断されることもあります。
ということは、アレルギー体質の人とそうではない人で原因は異なるということですね。

 

 


どのような症状のときにどのような原因があるのか?

 

症状1.皮膚の乾燥が酷く、痒みが強い

 

この症状はアレルギー体質の人だけではなく、アレルギーではない人も乾燥する時期には痒くなったり湿疹がでるという症状が起きる可能性があります。
原因は皮膚のバリア機能の低下です。
そもそも健康な皮膚はバリアに守らているので、皮膚からの異物の侵入を防ぐことができますが、乾燥した肌はバリアが壊れた状態にあり、非常に敏感になっていることから、少しの刺激でも肌トラブルへつながります。

 

寒い冬の味方のポリエステル素材のあったかインナーや、セーターなどのチクチクが、バリアがない肌に触れて刺激となり、痒くなりアトピー症状が発症します。

 

特にアレルギー体質の人には、肌の乾燥は大問題かつ大変キケンです。
皮膚のバリアー機能の低下が、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、花粉症、気管支喘息発症に関係すると考えられています。
実際に食物を食べていなくても、常にその食物がある環境にいるだけで、アレルギーになるリスクが上がる可能性があるということが報告されています。

 

アレルギー体質の人にとって、乾燥によりバリア機能がなくなった肌の本当の敵は、あったかインナーやセーターだけではなく、皮膚から入ってくるアレルゲンなのです。
また、皮膚のバリア機能が低下すると、炎症が起きやすくなってしまうので、痒みを簡単に引き起こし、そこでつい掻いてしまうと、さらにバリア機能が壊れてダニや花粉などの刺激が簡単に皮膚の内部にまで侵入してきます。

 

こわいですね。
冬は特に乾燥も強く、皮膚が強い人でもカサカサになりがちですから、きちんと対策をしましょう。

 

 

対策は?

 

乾燥によるアトピー性皮膚炎の発症を防ぐために有効なのが、やはりスキンケアです。
スキンケアで壊れたバリア機能を補うことができれば、肌への外部からの刺激も少なくなり、またクスリの効果が高まるだけでなく、感染や症状の悪化も防ぐことができます。

 

ですから、肌はきちんと保湿して守らなければいけませんね。
アレルギー体質の人は冬はもちろんですが、夏でも夏用のスキンケアを心がけてください。

 

スキンケアは洗顔後や入浴後の10分間が勝負です。
20分後には、皮膚からどんどん水分が蒸発し、あっという間にカサついた状態になります。

 

スキンケアなんか常にしているよ!でも毎日痒いよ!!!
という人は今一度下記を見直してくださいね。

 

  • 使用している石鹸の成分
  • スキンケアで使用している保湿剤の成分
  • 肌着の素材

 

肌の状態に合っていて、かつ塗るストレスがない保湿剤を選ぶことが大切です。

保湿剤の種類と選び方は長くなるので、こちらをご覧ください↓

アトピーの人のための「絶対に効く保湿剤の選び方」

 

 

症状2.フケがすごくでる。頭が痒い。

 

頭皮であっても皮膚ですので、乾燥するという点では例外ではありません。
ただし、頭皮には保湿クリームなんか塗らないですよね。

原因はシャンプーが強すぎることです。

 

対策は?

 

では、どうしたらよいのでしょう。
あなたは何のシャンプーを使用していますか?
アトピーなのに、アトピーではない人と同じシャンプーを使っていませんか?
CMで宣伝している、シャンプーを使用していませんか?
洗浄成分が強いシャンプーは汚れもよく落ちますが、頭皮にも刺激が強いのは当たり前です。
また、とってもいい香りがするシャンプー?それって、香料バリバリ入っていますよね。

 

香料も肌トラブルの原因となることがありますので、使用するシャンプー、コンディショナーは配合成分を特に気にして選択してください。

 

シャンプーを選ぶポイントと使用方法

  • 界面活性剤(泡立ち成分)が入っていないものを選ぶ
  • 香料が入っていないものを選ぶ
  • 界面活性剤が入っていないため、一度で泡立たない場合は二回洗う
  • 爪はたてず、指のはらで優しく洗う
  • 長時間、シャンプーやコンディショナーをつけた状態にせず、速やかに洗い流す

 

 

症状3.汗をかいたところに、湿疹がでる

 

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これも原因は皮膚のバリア機能の低下ですが、汗をかくことで皮膚がさらに弱っている状態となるため、その部分の症状が悪化します。

原因は衣類の刺激が強すぎることです。

 

 

対策は?

 

夏は特に注意ですが、夏用のスキンケアと肌着の素材を見直しましょう。
夏用のスキンケアとはベタベタしすぎず保水力をアップできる保湿剤を選ぶことです。

 

そして、綿100%の肌着を心がけてください。
汗をかいてもすぐにサラサラする系の肌着は、ポリエステル素材のことが多いため、汗をかいた肌の表面がこすられて、みるみるうちに湿疹がでます。

 

 

症状4.乾燥や汗など、特に刺激がないのに湿疹がでる。痒い。

 

これはおそらくアレルゲンの接触もしくは摂取によるものです。
アレルゲンは私たちのまわりにたくさん存在しています。
なにが自分のアレルゲンなのかを特定しなければ、これらを避ける手立てはありません。

 

 

対策は?

 

まずはアレルゲンの特定です。
アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、花粉症、気管支喘息、鼻炎などさまざまなアレルギー症状の原因となっている物質をアレルゲンと言います。
アレルゲンを特定するには、「IgE抗体検査」という血液検査が一般的ですが、他の検査法もいろいろあります。

 

アレルゲンが特定できたら、なるべくアレルゲンを避けて生きていかなければなりません。
ただし、ここで難しいことはすべてのアレルゲンが特定できないということです。

 

例えば、今日いきなり体が痒くなり湿疹がでたとしましょう。乾燥など、肌への刺激に思い当りがなければ、アレルギーであることを疑います。

「何か変わったものを食べたかな?今朝の食事か、昨日の食事か?」

 

3食、家でいつも同じものを食べていれば、まだ特定が容易かもしれませんが、外食だった場合は食べたものに何が入っているか判別できない場合もあります。

 

また、アレルゲン摂取後に症状がすぐに表れないケースもあります。
「食べ物かも?」と疑っていたのに、秋の花粉が飛んでいて体中が痒くなっていた。なんてこともあるのですから、厄介ですね。

 

アレルゲンとして疑わしいものは、一つずつ検査をしていくしかありません。
そして、自分自身のすべてのアレルゲンを特定することは難しいのですから、アレルゲンが皮膚から入るのを防ぐため、常に肌の保湿を心がけましょう。

 

ちなみにアレルゲンが花粉の場合は、花粉症の症状がでますが、花粉もアトピーの原因になります。

 

花粉が多く飛ぶ時期には、顔や腕など直接花粉が触れる部分の皮膚に刺激を与え、湿疹が非常にでやすくなります。
アレルギーによるアトピーの発症とともに、花粉の場合は大量に吸い込んでいる可能性があるので発熱したり咳や喉のイガイガがある人もいます。(私がそうです)

 

 

 

アレルギーの検査方法も長くなりますので、こちらをご覧ください↓

 

アレルギー検査にかかる費用とアレルギー検査項目のすべて

 

 

 

その他の原因で深刻なのは「ストレス」

 

症状うんぬんの前に、症状の種類とかではなく、とにかく夕方になると痒くなるっ!!なんて人もいませんか?
アレルギーの原因の一つとして「ストレス」が考えられます。

 

そもそも人間はストレスを感じると、副腎皮質ホルモンの一種である「コルチゾール」という物質が大量に放出されます。
このコルチゾールが増えると免疫力が低下してしまうのです。

 

ストレス→コルチゾール増→免疫力低下→。。。さあ何が起きるでしょうか?
風邪などひきやすくなります。ガンにだってかかりやすくなります。免疫が低下しているのですから、アレルギー反応も過剰になります。

 

アトピーの人は、痒くてしんどい毎日に常にストレス過多状態であることは容易に想像できますよね。
あなたも、アトピーなら心当たりがあるのではないでしょうか。
そこにプラスして、仕事や人間関係など諸々のストレスがかかると、免疫力がドーンと低下しアトピーが悪化するのです。

 

 

対策は?

 

もちろん、言うまでもありませんが、ストレスを解消することですね。
まずは自分がアトピーであることに対するストレスは、アトピー対策で緩和しましょう。

 

その他のストレスは、自己のストレス解消法を見つけてくださいね。

 

 


まとめ

 

アトピー性皮膚炎による症状が酷いときは、もちろん抗ヒスタミン薬の服用とステロイドの使用などで対処が必要となってくる場合があります。

皮膚がドロドロしていない場合は、顔のみですがプロトピック軟膏も処方されることもあります。

 

薬はあくまでも対処法ですので、症状を一時的に改善するためだけのものです。
常にクスリが必要な状態の人も、症状が悪いときのみクスリを使用している人も大切なことは保湿です。

 

クリスを使おうが使うまいが、とにかく保湿は毎日、クリスを塗る前に行う。これを習慣化することがアトピーと上手く付き合う第一歩なのです。

 

女性の方は普段から顔のスキンケアは習慣になっている人が多いと思いますが、なかなかそれが習慣にできないのが男性の方です。
私の知り合いにもアトピーの症状が重い男性の方がいますが、特に酷い時の症状を見ると、「あれ?ちゃんと顔にクリームとか塗ってる?」と思ってしまいます。

 

夏でも顔はカサカサ、肩には大量のフケが確認でき、頻繁に会社を休んでいます。
話を聞いたところ、薬の服用と塗り薬での対策はしていましたが、そもそも保湿は面倒で可能な範囲でしかできてないようでした。。
きちんと保湿するだけで、もう少し症状の緩和ができるのではと思います。

 

入浴後に体にベタベタ保湿剤を塗るのは、本当に面倒です。
友達と温泉やスキーに出かけた時は、お風呂のあとの支度に時間もかかりうんざりもします。
それでもアトピーの原因は肌のバリア機能の低下ということは明らかなのですから、とにかく塗るしかない!!

 

塗りやすい保湿剤も今は選べますので、キレイな肌を保つためにいろいろ楽しみながらお試ししてみましょう。

 

 

 

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