秋の花粉症の代表アレルゲンは、ヨモギ花粉ブタクサ花粉です。いずれも夏の終わりから秋の終わりまで飛散します。

花粉症と言えば、春のイメージが強いですが、秋も花粉は多く飛んでいますので、アレルギー症状がでる人は注意しなければいけません。

 

咳や鼻水、肌に湿疹がでる場合もありますので、秋の花粉症対策を心がけましょう。

草餅やヨモギ化粧水、よもぎ蒸しにも注意が必要です。

 

ヨモギアレルギーヨモギ花粉症の症状や時期、注意すべき食べ物などについてご紹介します。

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ヨモギアレルギーの飛散時期は?

ヨモギの画像

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ヨモギはキク科の植物で、日本ではすべての地域に生息しています。

主に、草むらや道端、公園など、いたるところに生えているため、わたしたちのまわりでよく見かける植物の一つです。

 

ヨモギ花粉の飛散時期は、8月から11月頃までです。

関東地方は飛散時期が特に長く、7月から12月まで花粉が飛びます。

ヨモギアレルギーの症状は?皮膚に湿疹も!

鼻をおさえている女性

ヨモギアレルギーの主な症状は、

  • 鼻水・鼻づまり
  • くしゃみ
  • 喉のかゆみ、イガイガ
  • 目の痒み、腫れ、充血
  • 皮膚のかゆみや湿疹

など、通常の花粉症と同じ症状となります。

春の花粉よりも粒子が小さいので、吸い込むと咳や喘息などの症状が強くでる場合もあります。

 

また、注意しなければならないのが、ヨモギによる食物アレルギーです。

 

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食物アレルギーがでるかも。果物もダメ?NGな食べ物は?

セロリ

ヨモギにアレルギーがある人は、特定の食べ物にも注意しなければなりません。

というのは、口腔アレルギー(OAS)を起こしやすいと言われているからです。

ヨモギで口腔アレルギー!

ヨモギにアレルギーがあると、交差抗原性がある食べ物に対しても、アレルギー症状がでる可能性があります。

 

交差抗原性とは、ヨモギとの似たタンパク質の構造をもつ食べ物に対しても、体の免疫反応が強く働きすぎてしまうものです。

食物アレルギーで口の中の症状が特に強くでる場合を”口腔アレルギー”と言います。

 

口腔アレルギーの症状は

  • 口の中が痛い、腫れる、違和感がある
  • 喉がイガイガする
  • 咳がでる
  • 胃痛や下痢

などの症状です。

食物アレルギーは、症状が強くでると、息苦しさや呼吸困難、ひどい場合はアナフィラキシーを起こす可能性がありますので、体に異変を感じたらすぐに病院で診てもらいましょう。

 

また、初めのうちはイガイガするだけなど、症状がかるくても何度も繰り返し食べているうちに、蕁麻疹などの全身の症状が起きる場合もあります。

口腔アレルギーの症状は、食べてから15分から1時間程度で症状があらわれるケースが多くみられますので、症状が軽いからと言って油断は禁物です。

 

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よもぎアレルギーの人が注意すべき食べ物

ヨモギと交差抗原性がある食べ物は、

  • トマト
  • セロリ
  • ニンジン
  • ピーナッツ
  • キウイ
  • ジャガイモ
  • マスタード

などです。

ヨモギアレルギーがあっても、食べ物には症状がでない人もいます。

ヨモギアレルギー治療と対策

草餅

治療は難しい

花粉症やアレルギーは発症してしまうと、完治は困難になってしまいます。

治療は難しいので、あくまでも症状を抑えるための対策が必要となってきます。

ヨモギに近づかない!

ヨモギが生えているところには、なるべく近づかないようにしましょう。
※たくさん生えている地域は、難しいかもです。。

よもぎ餅に注意!

よもぎ餅、草餅の材料として、よもぎが使われているものは食べないようにしましょう

ヨモギ入り化粧水もNG!

ヨモギエキスが入っている化粧水も販売されています。

しみやシワ、美白などの効果が期待できるようですが、”ヨモギ”と記載がある化粧品は使用しないようにしましょう。

よもぎ蒸しも使わないで!

血行を促進し、体をポカポカにする効果が期待できる、”よもぎ蒸し”ですが、最近では、家庭で簡単にできるよもぎ蒸しパッドが多く販売されています。

もちろん、サロンなどにもよもぎ蒸しコースがありますので、ヨモギアレルギーの人は使用しないようにしましょう。

ヨモギ花粉対策

服装に注意したり、部屋に花粉を持ち込まない工夫をすることが大切です。

目や吸い込みを防ぐために、メガネやマスクを使用することも必要となります。

 

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ヨモギアレルギーの薬

花粉症の薬によって、アレルギー症状を抑えることができます。

飲み薬や目薬、鼻用の点鼻薬などがあります。

 

湿疹がでるような場合は、塗り薬を使用します。

病院の薬の他、市販の薬も販売されています。

 

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ヨモギアレルギーの検査

アレルギー検査用紙の画像

ヨモギアレルギーは病院の検査で確認することができます。

血液検査または、スクラッチテストで確認ができます。

 

アレルギーの検査は、アレルギー科や皮膚科、眼科、耳鼻科、一部の内科でも受けることができますので、検査をしたい場合は事前にホームページか電話で検査を受けることができるか確認しましょう。

ヨモギアレルギーの血液検査(IgE抗体検査)

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血液検査によって、ヨモギアレルギーの抗体値を確認する検査です。

抗体値のレベルが高い場合は、アレルギーであると判断されます。

 

また、血液検査はいくつかの項目を一緒に検査することが可能ですので、ヨモギと同じ時期に飛散する花粉も一緒に検査することをおすすめします

検査項目については、病院の先生と相談して決めてください。

 

検査が可能な秋の花粉は、

  • ヨモギ
  • ニガヨモギ
  • ブタクサ
  • ブタクサモドキ
  • オオブタクサ
  • カナムグラ
  • クワ
  • タンポポ
  • ヘラオオバコ
  • シロザ
  • アミノキリンソウ
  • イラクサ
  • スズメノヒエ

などです。

秋の代表である、ブタクサは一緒に検査することを特におすすめします。

ヨモギのスクラッチテスト

皮膚に小さなキズをつけて、花粉エキスを直接接触させ、アレルギー反応を確認するテストです。

検査が可能な秋の花粉は、

  • ヨモギ
  • ブタクサ
  • タンポポ
  • ヘラオオバコ
  • オオブタクサ
  • ブタクサモドキ

などです。

 

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まとめ

大好きなよもぎ餅が食べられない?なんてことにならないように、花粉症が発症していない人も予防してくださいね

 

ちなみにわたしは草餅が大好きです。

秋も花粉症の症状が起きていますが、今のところ草餅を食べてもアレルギー症状は起きていませんのでセーフかなと思っています。

秋もマスクでの予防はとても大切だということですね。

 

花粉の飛散時期がわかる花粉カレンダーをあらためて見たところ、花粉症の原因になりやすい花粉って、関東地方が一番飛散量が多いようです。

そして、北海道と東海地方が少なめでした。

一番、緑が少ないと思える関東が、一番花粉が飛んでいるのは、逆に土が少ないからかもしれませんね。

 

もちろん関東と言っても地域によって飛散量は異なってきますが、北海道に行きたい。。と思ってしまいました。

 

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